長い復縁の道のりの最中、自分が何を目指して復縁に取り組めばいいのかわからなくなる方が多くいらっしゃいます。
最終的な復縁という目的は変わっていなくても、その山が遠すぎて霞んでしまい、迷子になってしまう感覚ですね。
そういうときは道しるべのひとつとして、まずは「他人に愛される人とはどういう人だろう?」というものを考えてみてください。
他人に愛される人は、
- 見た目にもきちんと気を配っている
- ぱっと見でも清潔感があり健康的で品が良い
- 言葉にも品がある
- 感情的ではなく、落ち着いた対応ができる
- 険しい表情をしておらず、いつも柔和な笑顔を絶やさない
上記が当てはまりますよね。
それ以外にも、これをご覧のお客様自身の中で、「こういう人は素敵だな。人として尊敬できるな」という人像があるかもしれません。
まずはそういう人を目指してみてください。
たくさんのことを一度にクリアしようとしてあがいても、状況は変わらないかもしれません。
まずはひとつずつ・・・。
「しっかり他人の話を聴く」「身なりに気を遣う」「健康的な生活をする」。
そういう風に取り組み日々を過ごしていけば、もっと周りに目を向けることが出来るようになります。
周りに目を向けることが出来るようになれば、「この人は素敵だな。そういうところを真似しよう」「ああいうところは良くないな。自分のことを省みてみよう」と思うことが出来るようになります。
そうやって確実にひとつひとつご自身の問題をクリアしていくことが大切で、逆にそれをせずに、一足飛びの復縁を目指して自身の変化をおざなりにしてしまうと、いざ復縁ができるタイミングが来ても、ボロが出てしまいます。
多くのお客様は、「復縁したいお相手様と会うこと」を優先しようとする傾向にあります。
しかし、よく考えてみてください。
前のままのご自身と変わらないままでお相手様と会って、何ができますか?
既にお相手様はお客様のことが好きではない可能性が高いのに、会って別れるきっかけになったことを謝って・・・それでどうしますか?
今のお客様の状態は、相手様に愛される人になれていますか?
もしそこから先に復縁に纏わることで言うことを思いつかないのであれば(またはとるべき行動を思いつかないのであれば)、会ったとしても何の意味もない再会になることは目に見えています。
復縁をしようと思うのであれば、謝って、その先の行動をとる必要があるのです。
しかも、謝ったからと言って許してもらえるとは限りません。
ケースによっては、謝ってもそれから更に罵倒されることだってあるでしょう。
それを許してくれる気持ちにシフトさせる言い方や振る舞いができて、その上でもう一度口説くことができるときに再会して、やっと意味があるのです。
その行動をできない状態で会ったところで、何の意味もありません。
ただ謝るためだけに会って、それ以降どうすることも出来ないのであれば、次に会う口実を見つけることができずに、本当にそのときだけで終了してしまいます。
会うことだけに執着するのは全く意味がないと、ご理解いただけましたでしょうか?
それがご理解いただけだとしたら、今するべきことがいくつか見つかるはずです。
謝る内容や謝り方、謝るときの言葉の選択、謝って許してもらえたときにとるべき行動、許してもらえなかったときにどうするべきか・・・。
そしてそもそも、「もう一度愛される人になるには、どうすれば良いか?」。
考えることはたくさんあるはずです。
「どう考えればいいか分からない」と仰るお客様は、復縁という遠くの山を見てばかりで、足元の本当にクリアしなければならない問題が見えていないのです。
遠くの山、そして頂上を見てそれを目指すことも大切ですが、頂上に登るためには、1歩1歩確実な歩を進めなければなりません。
でなければ滑落してしまいます。
足元を見るというのは、時に怖いものであるかもしれません。
「まだこれほどしか進んでない」と、現実を知ることになるので当然です。
そして、今の自分の状況がどうなのかをはっきり見ることになります。
復縁は平凡な道ではないのですから、岩だらけの過酷なシチュエーションや、場合によっては崖にいることだってあるでしょう。
しかし、それが今のお客様にできる精一杯で、お客様が歩むべきルートなのです。
登山で走ったらどうなりますか?
こけて怪我をするくらいならまだマシでしょう。
命を落とす危険性だってあります。
無理に急がないことや、自分のキャパシティ以上の速度にならないように気をつけることは、登山にも復縁にも大切なことです。
気持ちが迷子になって、どうすれば復縁できるか分からなくなったときは、今の自分をしっかり省みてください。
また、今会って自分は何をお相手様に言うことができるか、今の自分でお相手様を口説くことが出来るかを考えてみてください。
そうすれば、今自分が身に着けなくてはならないものが、思い当たるはずです。
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