浮気をしたことでお相手様から別れを告げられたお客様、特に婚姻中に浮気をしてしまい、それがきっかけで別れに至ったお客様につきましてまず言えることは、【ご自身が何をなさったかを理解しなければ復縁の”ふ”の字もありえません】ということです。
実は、この”ご自身が何をなさったか”についてご理解なさっていないお客様が、非常に多くいらっしゃいます。
結果、離別後に何かしらでお相手様に接触出来たときに「復縁したい」と自分から言ってしまい、お相手様の気持ちを逆撫でしてしまうことで復縁が更に遠のいたり、復縁できる余地が一切なくなってしまうのが現実です。
もし本当に”ご自身が何をなさったか”を理解できていたら、簡単にお相手様と復縁したいと言えないはずです。
それを理解していないから、お相手様に「復縁したい」と言えてしまうのです。
浮気をしてしまったお客様は、”ご自身が何をなさったか”を本当に理解していますか?
まず、【浮気をするとはどういうことか】を挙げてみましょう。
- 1:浮気をするということは、お相手様の存在、気持ち、プライドよりも、ご自身の欲求のほうが大切だと判断したということです。
2:さらにお子様がいらっしゃるのに浮気をなさった方に至っては、ご自身のお子様よりもご自身の欲求を優先させたということです。
3:実のご両親やお相手様のご両親との関係、お気持ちよりも、ご自身の欲求を優先させる人ということです。
4:特に浮気の期間が長かったり回数が多かったりしている方に関しては、周囲の人々を裏切っても平気でいることができるということです。
5:浮気をするということは、もしその事実がお相手様に露呈した場合のリスクについて考えることができないということです。
6:上記のリスクマネジメントができないということは、今後についてもその能力を期待できないということです。
7:本来持っているはずの判断力・倫理観・常識が欠けているということです。
8:信用に値しない人間だとご自身で証明しているということです。
かなり厳しいことを書きましたが、お客様ご自身がどのような理由・事情・心理で浮気をしたというのは一切関係なく、浮気をされた人、お相手様はそう感じるということです。
このような人と復縁したい、一生一緒にいたいと思う人がいるでしょうか?
お子様がいらっしゃる場合、そのように自己の欲求ばかりを優先させ、周囲の人の気持ちを考えることができず、判断力や倫理観・常識が欠けてる人を、自分の子供の側に置いて教育に関わらせたいと思うでしょうか?
思うわけがありません。
そのようにお相手様の気持ちを理解するから、お相手様に対して「復縁したい」とは口が裂けても言えないはずなのです。
逆に言えば、それを理解していないから「復縁したい」と言えます。
「復縁をしたい」と思っていけないというわけではありません。
そう思うことは自由ですし、復縁できるように努力をすることも自由です。
ですが、先述のようなお相手様の気持ちを考えずにお客様ご自身の「復縁したい」との気持ちを優先させ口にしてしまうようでは、結局はやはり”自分の欲求ばかりを優先させる人”との印象付けを強めてしまうだけにしかなりません。
もし浮気をしてしまったけれど復縁をしたいと思っている場合は、それを言葉としてお相手様に言ってしまうことは、絶対に止めましょう。
ではそういう人は復縁できないのでしょうか?
いいえ、状況にもよりますが、まったくできないと言うわけではありません。
そのためには、まずは上記のような【浮気をするとはどういうことか】を理解することです。
「お相手様を悲しませた」レベルでは足りません。
「浮気は心の殺人」との言葉もあります。
人によっては、浮気をされた事実に耐えることができず、自殺をする人だっているのです。
それほどまでのことをした自覚が、今のお客様におありでしょうか?
それらを理解するから、お相手様が何に怒り、何を悲しく思い、だから離別を選んだかを考えることができます。
そういったことを理解し考え、その上でお相手様がどういった反省をすれば浮気の過去を許してくれる余地があるかを論理立てて考えなければ、復縁できる芽が息吹くことはないでしょう。
浮気に限らず、「反省しました」と仰るお客様は多くいらっしゃいます。
ですが、その反省は本当にお相手様が望むレベルに達している反省でしょうか?
お客様の中だけで「悪いことをしてしまった」と思い、それに相対したレベルの反省しかしていないのではありませんか?
それでは復縁はできません。
お相手様が望むレベルの反省をし、それを行動として表現でき、その姿をお相手様が認めてくれるから初めて復縁というものが見えてくるようになります。
お客様ご自身がきちんと反省している、もう前のようなことをやらないだろうとお相手様が判断できるレベルになっていれば、お相手様のほうから復縁やそれに近い関係になるような打診をしてきてくれるはずです。
お客様のほうから復縁について口に出す必要はありませんし、その資格はありません。
もしお相手様がそのようなこと仰ってくださらないということは、お客様ご自身の認識や反省がまだまだ足りていない・現実に則していないということです。
「復縁したい」と思うのであれば、まずはご自身のなさったことをもう一度振り返ってみることをおすすめ致します。
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