別れさせ屋ジースタイル

別れさせ屋が一番最初にメディアで大きく反響を得たのは工作員が起こした殺人事件になりました。

本来メディア露出は商品を販売する事やサービスの内容を情報として発信して頂くものですが別れさせ屋が一番最初に大きくメディア露出されたものは殺人事件という負の情報の発信でした。

後に別れさせ屋というドラマも放送され、豪華出演者にも関わらず番組は打ち切りになります。

別れさせ屋のメディア露出は悪いイメージばかりが先行しネーミングからも悪い印象が独り立ちします。

ドラマ化される事で業界では殺人事件の暗いイメージからイメージは変わるかもしれないという期待もありましたが、視聴率も振るわず悪いイメージ払拭には繋がりませんでした。

ここ数年では大阪地裁で行われた裁判ニュースがメディアでも取り上げられ、ミヤネ屋などのお昼以降のワイドショーや朝の特ダネ等のワイドショーでも取り上げられ、別れさせ屋に問題あるのか?依頼者に問題があるのか?といった問題が取り上げられました。

ドラマやニュース、バラエティ番組への出演をする別れさせ屋が宣伝の為にメディア露出を繰り返す事で知名度も上がり、認知の仕方が変わるなら同業者として本望でではありますが、メディア露出を集客ばかりに利用して何もしない業者が増えているのも業界内では問題視されています。

ナカイの窓に出演していた別れさせ屋が話していた内容は本当?

ナカイの窓という元SMAPのリーダーである中居正広さんが司会を務めていた番組が日本テレビの番組でありました。

女性工作員にマスクを付け、素顔が分からない様にして番組に出演しており、元スマップリーダーの中居さん等が別れさせ屋の業務について質問を繰り返していく番組構成となっていました。

女性工作員が話していた内容は完全にハニートラップの内容でしたが別れさせ屋を知らない番組出演者はハニートラップに対する疑問よりも関心が強い質問を繰り返す形となっていました。

普段一般の方が関係の深くない職業等にスポットを当てて司会者やゲストが関与しない業界の裏側を聞き出して紹介していくトークバラエティー番組になりますので一番依頼者が疑問に思う『本当にハニートラップで成功するの?』という部分はあまり触れられず、どうやって別れさせ工作を進めるの?という点への疑問が取り上げられていました。

番組の趣旨としてはどんな事をするのか?という部分にスポットを当てる為、成功するか?よりも、どんな方法で別れさせるのか?に関心がある番組なので依頼者の関心とは別の関心を質問する番組でした。

司会の中居さんが質問を重ねていき、役者として連続ドラマの主演を何度も経験した事がある中居さんにも現実に起こるドラマの様な展開はとても珍しかった様に映し出されていました。

番組内ではハニートラップは成功率が低いという説明は一切なく、ハニートラップで成功した例が取り沙汰されたので別れさせ屋=ハニートラップという印象を世間に認知させる要因の一つになったと思います。

ハニートラップは成功率の低い方法になり、番組を見ていると簡単に成功する様に錯覚させる番組構成でしたが、ナカイの窓の放送後、弊社にもハニートラップで別れさせて欲しいという問い合わせを頂く機会が増えました。

ナカイの窓に出演していた別れさせ屋が話していた内容は本当なのか?といえば番組は編集されているので出演していた別れさせ屋が話していた内容は編集で端折っていた部分もあると思います。

ハニートラップだけが別れさせ屋が使う方法ではない為、本当か嘘かと言われればテレビの編集なので番組だけ見れば嘘ですが出演した工作員が全て嘘を言っているとは断言できない番組でした。

ナカイの窓という番組の影響はとても影響がありましたが『視聴者が喜ぶ方法』を放送していたメディアという印象を強く受けた番組でした。

ナカイの窓に出演していた別れさせ屋は実際はどうなのか?をネットで見ました。

ナカイの窓出演の工作員がYouTubeで動画配信をしている内容を確認しましたが同業者として絶賛出来る内容か?と言えば、そうではない。という印象の動画でした。

マスクを被った女性工作員が語っている内容は苦笑いして見るしかなく、Googleの口コミを見ると依頼者からの酷い書き込みも多く、本当に成功するんだろうか…という印象があります。

別れさせ屋のドラマは現実で大切な事が省かれています。

別れさせ屋というドラマは2001年に豪華キャストを迎えて話題を集めて、1話毎に出演者が異なり、連続ドラマではなく一話完結のドラマとして放送された番組になります。

出演者の顔ぶれを見ると一流有名人の方々が出演している番組で当時人気のある俳優陣を迎えて話題となったドラマとなります。

日本テレビ系列で放送されました。

ドラマの流れは別れさせ屋側の視点で撮影されたドラマになり、別れさせ屋の裏側を描いたドラマのストーリーになっていました。

しかし、ドラマが放送された時代に別れさせ屋は世間にあまり浸透しておらず、ドラマの内容も視聴者にはあまり受け入れてもらえず視聴率が振るわず打ち切りになります。

放送された2001年は一話完結のドラマが他にも放送されていましたが、一話完結のストーリーが仇となり、ドラマの1クールを持たず9話で打ち切りとなります。

ドラマでは工作で最も重要視される人間模様の裏側が省かれており、数か月単位で成功に導く別れさせ工作を1時間の番組で完結させるのは無理があった様に感じます。

別れさせ屋の仕事で一番面白い部分は人間模様になり、一番面白い部分を割愛すればドラマの視聴率が上がらない理由も分かります。

依頼を頂き、工作員や調査員達が一番盛り上がるのはドラマでは放送されなかった部分になり、ドラマでは放送されなかった部分を描いていたら別れさせ屋のドラマは面白くなっていたのではないか?と思います。

別れさせ屋のドラマに出演していた俳優たち

  • 村上里佳子、奥菜恵、中村俊介、内藤剛志、隈本吉成、峰竜太、野際陽子、新井賀子、石黒賢、水島かおり、高知東生
  • 今井恵理、西尾まり、藤田朋子、小西美帆、妻夫木聡、酒井敏也、菊池麻衣子、大沢樹生、林隆三、多岐川裕美、水上竜士
  • 保坂尚輝、吹石一恵、トミーズ雅、玉木宏、新山千春、山本耕史、山崎一、阿部サダヲ、矢部美穂、松尾れい子

別れさせ屋が起こした殺人事件や脅迫事件のニュースもあります。

ターゲットと肉体関係を持った後に殺人事件を犯してしまったニュース。

依頼者を脅迫して逮捕された事件のニュース。

元依頼者が報酬を払わず提訴されたニュース。

別れさせ屋の事件やニュース番組は少なくありません。

別れさせ屋がニュースに出る時は悪いニュースばかりになり、工作員が事件を起こす事等が取り上げられます。

ニュースになるのは何かの事件を起こすからであって、事件を起こさなければニュースに取り上げられる事はない為、になる事はあまり良い事ではありません。

事件のニュースに出た別れさせ屋はテレビを見ている人の目にはネーミングも手伝ってダークな業種、ブラックな探偵というイメージを持ってしまう方も少なくありません。

一部の良識がない探偵が犯罪を行った末に業界全般が悪い印象を受けているのも現状です。

殺人事件や脅迫事件等、取り上げられたニュースは極悪事件ばかりになり、業界には詐欺紛いや脅迫を繰り返しながら事件化されていない業者も少なくありません。