別れさせ屋ブログ

倫理観とは倫理についてどう考えるか?についてを指すものであり、社会の善悪の判断基準が法律とは別で自身の考え方として正しいか?間違っているか?についてを指すものになります。

人倫の道を倫理と呼び、社会の中で人間が守るべき道理について考える基準となるのが倫理になります。

例えば殺人を犯すのはいけない事と知らない人はほとんどいませんが、戦争では殺人を犯すのを肯定します。

各々の考え方は異なり、倫理観は一般的にある常識で判断されますが、時と場合によって人間の倫理は変わる事もあり、今回は別れさせ屋が別れさせ屋としての倫理観について書いてみたいと思います。

別れさせ屋は依頼者の要望により、誰かと誰かを別れさせる為の依頼を承ります。

誰かと誰かを別れさせるなんて他人を不幸にするという考えを持ち、別れさせ屋は第三者が他人を不幸に陥れる依頼を請けるのですから悪だ!という考え方を持つ方は非常に少なくありません。

以前には別れさせ屋殺人事件も発生し、他人を不幸に陥れる別れさせ屋が関与しなければ人が命を失う事はなかった。という見方もあり、別れさせ屋を倫理という観点から排除しようとする探偵協会などもあり、別れさせ屋の存在は悪だという見方があるのは別れさせ屋ももちろん知っています。

別れさせ屋の存在が悪だという見方があるにもかかわらず別れさせ屋で働く人達(調査員や工作員)は自分達が悪い事をしているという認識はありません。

悪い事をしていないというのは法律の観点から犯罪をしている訳ではない!と開き直っているからではなく、案件が成功した事で依頼者様が喜んでくれる事が多々あり、誰かが不幸になる事で誰かが幸せになるケースは少なくとも存在する事を知っているのも別れさせ屋になります。

例えば、過去にあった事例では娘が暴力団男性と交際し、薬物にも手を染める様になったご両親からご依頼を請けて別れさせる事に成功しました。

元々真面目に就職していた娘が何かをキッカケに暴力団男性と知り合い、薬物に手を染め、落ちるところまで落ちていったというご相談をいただきました。

娘は暴力団男性と別れたいけど別れを告げると暴力を奮われ、警察に相談しても民事不介入という事で取り合ってもらえなかった時代になります。

落ちるところまで落ちたところで両親に相談し、両親が暴力団男性に別れて欲しいと懇願しても暴力団男性は聞き入れず、娘も薬物に染めている事を脅しに使われ、ご両親は娘を守れない不甲斐なさからとても苦しんでいました。

誰かと誰かを別れさせる事は悪だという倫理観でいえば、この案件に協力して別れさせる事も悪だと言えます。

しかし、依頼者様が別れさせ屋に依頼して暴力団男性と娘を別れさせるのは本当に倫理観がおかしいと言えるのでしょうか?

依頼者である両親も、暴力団男性と交際している娘もとても苦しみ、誰にも助けてもらえない状況でした。

社会の中で人間が守るべき道理が倫理観であるなら、弱い者や困っている者を助けるのも倫理に背いたものではなく、私達日本人が幼い頃から教育されていた弱者救済に手を貸す事だと別れさせ屋は考えます。

DVをする交際相手と別れたい、家庭を脅かす不倫相手を別れさせたい等、男女関係で悩みを抱えている方々からご相談やご依頼をいただくのが別れさせ屋になります。

少なくとも依頼者様は悩みを抱えて一人では解決出来ない問題を持ち、助けて欲しい…と悩みを解消してくれる相手が他にいない方々がほとんどであり、人それぞれの正義は異なると考えるのが別れさせ屋になります。

先に記述した別れさせ屋殺人事件は確かに倫理観から外れるモノであり、殺人事件を肯定する別れさせ屋は存在しません。

別れさせ屋はどこも殺人事件に繋がる犯罪行為を行うものではなく依頼者様の倫理観に合わせた依頼を承ります。

困っている人がいて、助ける方法があるから提供するのはビジネスだから行うものではありません。

ビジネスや金儲けが倫理観よりも上回るから別れさせ屋で働くのではなく、依頼者様の辛い気持ちを理解するから別れさせ屋で働く事が出来るのです。

別れさせ屋は倫理観がおかしい!と公言する団体や人物も大変多くいらっしゃる事を重々承知ですが、依頼者様から必要とされるからこそ別れさせ屋は存在し、別れさせ屋も依頼者様の倫理観がおかしいと判断すれば依頼を承る事はありません。

別れさせ屋を利用する人の倫理観が分からない人はきっと今幸せだから別れさせ屋への依頼を考える事が出来ないのだと思いますが、世の中の人全てが今幸せであり、他人を別れさせるなんておかしい!と考えている訳ではありません。

少なくとも別れさせ屋への依頼や相談で悩んでいる人は人生で一番辛い時を迎えており、一番辛い時を迎えている時に誰も頼れる人が近くにいない事を嘆いています。

そういった苦しみを抱えている人達を少しでも救えるお役に立てることが別れさせ屋の倫理観であり、別れさせ屋は依頼を承る以上、間違った倫理観であるとは考えていません。