別れさせ屋ジースタイル

成功率に自信があるなら完全成功報酬にして欲しい!と別れさせ屋に依頼を検討している方が必ず一度は思う事です。

しかし、別れさせ屋が完全成功報酬に出来ない理由があるのをご存知でしょうか?

成功させてくれるなら成功報酬制で依頼を受けてくれるなら余計な心配もなく別れさせてくれるのを待つだけ!となります。

  • 成功報酬制なら依頼するのに…
  • 成功報酬制じゃないのは失敗するから?

依頼する人と依頼される側では気持ちの乖離があり、別れさせ屋はそれを知っていながら成功報酬制を採用しません。

依頼者様の気持ちは痛いほど分かるのですが、完全成功報酬制の別れさせ屋は存在しないのです。

浮気調査の探偵なら浮気の証拠写真を依頼者様にお渡ししなければ依頼者様は慰謝料請求が出来ないので困るから成功報酬を支払わなければなりません。

しかし、別れさせ屋の業務内容は証拠写真を依頼者様に提出するのが目的ではなく、別れさせたという結果が目的の為、成功報酬と引き換えにする材料がありません。

別れさせ屋工作が成功した途端に別れさせ以外の要望を求める依頼者様も沢山存在し、契約内容は別れさせなのに復縁まで求められる方や『成功報酬を支払うから別のターゲットの住所を張り込みして欲しい。』と成功報酬のお支払いはしなくても要望は増えるケースも多数存在します。

成功報酬は成功するから請求できるものであって成功の定義を定めていても実際に別れてしまった状態では別れさせ屋が成功報酬のお支払いと引き換えに出来るものがありません。

別れさせ屋工作が成功した途端に『別れたけど復縁できてないじゃないか!!』と怒り、お支払いを拒む依頼者様も存在し、訴訟問題になったケースも実際にあります。※参考記事:大阪地裁の別れさせ工作は公序良俗ではない判決に別れさせ屋の見解は?

依頼する前は『成功してくれたら何年掛かってでも支払するから成功報酬制にして下さい!!』と仰るのですが、成功した途端に『支払したくない』と仰られて訴訟を幾つも抱えて倒産になった別れさせ屋もあり、成功した際の取り引きが出来なければ依頼者様の良心に従うしかなくなってしまいます。

近年、消費者金融の過払い金返還等のCMを良く見かけますが、お金を借りる時は『必ず返すから貸して欲しい』と懇願されても時間が経てば『返せません。利息取り過ぎじゃないですか?』と掌を返す方が増えているのも人間の気持ちは時間と共に変化する事を表しています。

依頼前は『自分はそんな人ではない!!』と仰るのですが、自分はそんな人ではないと言いながらも、そんな人になってしまう方が多いので成功報酬制でご依頼を承れなくなっているのです。

時間が経過して別れさせる必要がなくなった…という時に中断を申し込まれるケースや、別れさせ屋工作が成功間際に中断を求めて支払いを逃れようとする方等、依頼を承った後に稼働して報酬を頂けなければ別れさせ屋が負債を抱えます。

そういったリスクが高いので、いくら成功率に自信があっても成功しても費用をお支払い頂けなければ優秀な人材も手放さなければならなくなる為、成功報酬制で依頼を承る事が出来ないのです。

成功してもお支払いをしていただけず負債が積み重なれば他の案件の料金を値上げして支払いを拒む方の負担をキチンとお支払い頂ける方に負担して頂かなければならず、お支払い頂ける方の負担は通常の倍近い料金をご請求しなければ運営がままならなくなります。

支払を逃れる方や1割~2割の失敗のご負担を成功させて支払いを滞りなくする方にご負担頂いた場合、依頼するには通常の倍以上の費用が掛かるのですから、平均して300万円〜600万円程度の支払いを別れさせ屋工作が成功した依頼者様にご請求しなければならなくなります。

そして料金負担をお支払い頂ける依頼者様に負担していただく形になるとお支払いが難しくなり依頼出来なくなるか、お支払いを拒む依頼者様が更に増え、負債を抱えた別れさせ屋は倒産する以外に道はありません。

『成功報酬制度にしてくれたら成功報酬を支払います!』という方の殆どがシッカリと支払いをする方であれば別れさせ屋も成功報酬制度で運営出来ますが、現実は成功報酬制で別れさせ屋は運営できません。

依頼者様の中には自分自身をお客様だと考える方が多く、お客様意識の強い方が、依頼前、依頼中、依頼後に『自分は依頼者だぞ!!お客さんなのにその対応はおかしい!!!』と仰る元依頼者様も以前にはいらっしゃいました。

成功報酬制なら依頼前、依頼中にお金が発生する事はありませんが別れさせ屋工作が成功したら報酬を請求する形になります。

そして別れさせ屋工作が成功し、契約書の書面通りの費用をご請求させて頂くと、請求書を見た元依頼者様は『何でこんなに高過ぎるんですか?経費ももっと削れましたよね?』と調査や工作の確認をし、契約書通りの請求金額に対してクレームになり、依頼中は『報告がなくても打ち合わせするので毎日連絡して来て下さい。』と要望され、毎日元依頼者様と連絡させて頂いていましたが別れさせ屋工作が成功した途端に音信不通になり、請求書を仕方なく自宅に発送せざるを得なくなり、請求書を発送すると『家族に見られた。契約違反だ』と支払いを拒まれた元依頼者様もいらっしゃいました。

『自分はお客さんだぞ!!依頼者なのに対応の仕方がおかしい!!!』とクレームを入れられるのですが、その際に成功報酬の請求をしても支払いを全力で拒まれ『来週の〇曜日には支払うから待って下さい』と支払う意思を見せたと思ったら、再度連絡が取れなくなるを繰り返した方がいました。※参考記事:常識のない人と契約を交わす探偵社がありますか?

別れさせ屋工作が成功した途端に別の要望を付け加えられて支払いをしない元依頼者様も存在し、別れさせ屋工作が成功した定義を契約書に明記してあるのにも関わらず、元依頼者様の本来の要望は叶っていないと成功報酬の支払いを先延ばしにしようとする元依頼者様は別れさせた後に復縁させて欲しい!や、行動調査を続けて欲しい!!等の要望を求められるケースもありました。

別れさせ屋工作が成功した途端に別の要望を言われてしまい、支払いはちゃんとするから依頼を継続して欲しいという話しをされますが、支払いの引き延ばしを繰り返そうとされ、いつまで経っても成功報酬は払う意思はあるけれど今は払えない。という言葉を出されてしまい、支払いをキチンとされなかったというケースもあります。

人間の欲は無限大であり、1つ何か要望が叶えば別の要望を求めるのが人間です。

成功報酬制にしていると別れさせ屋工作が成功した途端に『復縁も序にお願いします。成功報酬は合せて払います。』と仰る元依頼者様もおり『契約内容と異なるので別れさせ屋工作の成功報酬を支払ってからにして下さい。』と伝えても『それだと自分の要望が叶ってないから成功報酬は支払えません。』と仰る元依頼者達もいらっしゃいました。

成功報酬制にして別れさせ屋工作が成功しても元依頼者様の都合で成功の定義を変えられて支払いをされない元依頼者様が多いので成功報酬制で別れさせ屋は依頼を承れなくなっていった理由の一つにもなります。

依頼前に頂いた情報が、着手後に全く異なっていたので成功報酬を受けられなくなった事もあり、依頼前は依頼者様の話しではとても簡単な案件だったものが依頼を請けて調査を継続させていくと事実と依頼者様の話しが全く異なっていた…というケースも存在しました。

情報量によっても料金は変動しますし、情報がなければ料金は高くなります。※参考記事:別れさせ屋が求める情報は個人を特定する情報ではありません。

調査をしていると最初に伺っていた情報とは全く異なり、家も引っ越しし、仕事も転職し、ターゲットがどこにいるかが分からない…という依頼を請けた後と最初では状況が違い過ぎる元依頼者様もいらっしゃいました。

少しでも料金を安くしようとして虚偽の情報を掴まされる事もあり、成功報酬制で稼働して分かった事は話しが全てデタラメで成功の可能性は全くなかった…というケースもあります。

依頼者様にしてみれば無料で依頼を請けてくれたとなり、別れさせ屋にしてみれば依頼者様の小間使いを無料で行ったという事になり、最初から成功する可能性のない案件の為に人員を割かなければならない状態から負債を抱えた別れさせ屋も多いので成功報酬制での依頼を承る事が出来なくなった理由でもあります。

成功報酬制で別れさせ屋に依頼したい!!と思っていても、結局のところ別れさせ屋も運営していかなければならない訳で、運営していくには調査員や工作員を抱えていかなければならず、成功しても成功報酬を頂けなかったり、虚偽の情報を掴まされて調査していたら情報が全く違う事が分かり、調査員を無料で貸し出す形になった為、別れさせ屋は成功報酬で依頼を承れなくなってしまったのです。

元依頼者達が積み重ねた別れさせ屋に対する債務不履行は別れさせ屋にしてみれば大きな負債になり、依頼者様の要望を叶える為に大きな負債を別れさせ屋が抱えなければならない事態が多数発生していました。

依頼者様の要望を叶える為に別れさせ屋が負債を背負う理由はなく、別れさせ屋は依頼者様が別れさせたい!!という要望に協力するだけであり、ターゲットに何かしらの恨みを持っている訳でもないので、依頼を頂かなければ別れさせ屋工作を行う事はないのです。

別れさせたい要望は別れさせ屋の要望ではなく、依頼者様の要望になる為、依頼者様の要望を叶える為に別れさせ屋が負債を被る理由がありません。

別れさせ屋が成功報酬制で運営出来ない理由には過去に元依頼者様達がシッカリと契約書に則って支払いをして頂けなかった過去も影響しています。

もしも成功報酬制の別れさせ屋を見つけても即決しない事が大切です!!

現在も成功報酬制で依頼を承る別れさせ屋はネット上には幾つかありますが、成功報酬制で依頼を承るには支払いをして頂けないリスクがあるので通常の依頼よりも高い料金になってしまいます。

しかし、通常の料金よりも上乗せした料金で別れさせ屋に依頼して支払い出来る人はあまりいません。

その為、現在の成功報酬制の別れさせ屋は、成功報酬制と謳いながらもデポジット、つまり預り金という名目で事前に料金を納めておかなければならず、成功しなければ預り金を返金するという形で説明をするのですが、契約期間を定めずに預り金を納める為、返金する日が来る事はなく、預り金はそのまま着手金として預けたままになります。

何も稼働しなくても契約中という事になり、契約をキャンセルすれば依頼者都合で解約となり、預り金が戻ってくる事がありません。

完全成功報酬制や回数制などの料金システムにこだわって、方法に拘らなければ依頼が成功する事はありませんし、別れさせるという結果を得られる事はありません。※参考記事:時間制料金や回数制料金の別れさせ屋の【保証】は意味がありません。

成功報酬でしか支払いが出来ないから…という状況で無理に依頼をしようとしても成功しないのですから何も得るものがありません。

『成功したらお金を払いたい!!』と考えて都合良く利用出来る別れさせ屋を探そうとしても100%成功する別れさせ屋を探すのと同様で存在しないものを見つけようとしているのと変わらないのです。

成功報酬制の別れさせ屋を探したい気持ちも分からない訳ではありませんが、成功報酬制の別れさせ屋は文中で書かせて頂いた様にお支払いを拒否される事から運営が出来ない訳ですから実質存在せず、存在しない別れさせ屋が成功報酬制の別れさせ屋になるのです。

その結果、存在しない別れさせ屋を見つけたのは自分だけだ!!と、とても優良な業者に当たったかのように考えるのですが、存在しないものを正しい選択と思い込んでしまうのが別れさせたいで悩んでいる方々の都合の良い解釈にもなってしまうのです。

成功報酬制の別れさせ屋を見つけた際は必ず面談をして検討しなければなりませんし、会社が実在するか?を確認しなければ詐欺で騙された後に請求先も分からない…という状態になってしまいます。

成功報酬制の別れさせ屋に依頼する際は面談後に即決ではなく良く検討して依頼する様にお気を付け下さい。※参考記事:別れさせ屋や復縁屋と【面談】する前に読んで頂きたい事