別れさせ屋ブログ

新型コロナウィルスの感染者数が爆発的に増え、一都三県の知事達が政府に対して二度目の緊急事態宣言の要請をしました。

昨年の緊急事態宣言時には外出する人も極端に減り、外出自粛するターゲットと新型コロナの感染を恐れて通常時の工作員の接触が出来ない状態になっていました。

通常時の工作員の接触が出来ない状態でターゲットが外出自粛で外出を控えていると調査員も工作員もターゲットの姿を確認する機会も大幅に減り、空振りを繰り返してしまいます。

回数制の別れさせ屋は調査員や工作員を派遣しても空振りする為に調査員や工作員を派遣して高額な調査費用を無駄に消費するだけで契約が切れてしまう事も緊急事態宣言の中ではあったようですが、元々別れさせ屋の業務は回数制で出来る事は限られており、悪質探偵社が着手金を消費させる為に新型コロナウィルスの蔓延を利用する手口は悪質探偵社にとって、とても好都合な社会情勢となってしまいました。

調査や工作といった対人に向けて行う業務が別れさせ屋のメインの業務であり、ターゲットが外出しなければ別れさせ屋に出来る事は限られてくる事は仕方のない事ですが、それを悪用する探偵社も多く散見出来た為、別れさせ屋の新たな道は依頼者様を騙す手口の様にも感じさせてしまう事もあります。

しかし、実際に恋愛工作を行っても緊急事態宣言で外出自粛の社会情勢の中であれば調査員や工作員の活動も制限されてしまい、悪質探偵社なのかそうではない探偵社なのかの判断がつきづらいのも別れさせ屋への依頼内容となってしまいます。

調査員や工作員の活動が制限されれば本来の別れさせ屋の業務が行えず、別れさせ屋は新たな道を模索しなければならない状況にもなりましたが、人間の心理を誘導する別れさせ屋の業務はターゲットに接触しなければ行えるものではなく、間接的に接触する為にネット工作もありますが直接ターゲットに働きかける恋愛工作とは業務の質が全く異なります。

ターゲットに直接働きかける事が出来なければ依頼者様からターゲットに働きかける動きが求められ、依頼者様を動かして依頼内容を成功させようとする別れさせ屋も増えて来ました。

恋愛工作と同時に依頼者様にアドバイスを伝えて工作員と依頼者様の同時進行で進めていくので別れさせ屋は依頼を成功させていくものですが、同時進行で工作員を接触させる事がしづらくなった別れさせ屋の中には恋愛工作についての考え方自体を改める別れさせ屋も出てきており、恋愛工作に頼らない方法で依頼を成功させる新たな道を模索するところも出てきました。

新たな道を模索する別れさせ屋の中には依頼者様にアドバイスをする事で別れさせ工作や復縁工作を成功させようとする別れさせ屋も出てきており、アドバイスだけで恋愛工作を成功させられるなら恋愛工作の依頼を請けていた理由がありません。

もちろんアドバイスだけで成功する案件もありますが、全ての案件でアドバイスを行うだけで拗れた人間関係をどうにか出来る事はあり得ず、ターゲットと連絡が取れない依頼者様からの依頼を断る別れさせ屋も出てきました。

未曽有の事態だからこそ新たな道筋を模索するのは別れさせ屋であっても他業種であっても同様ですが、前回の緊急事態宣言後のターゲット達の動きも含めて人の流れや動きを観察している別れさせ屋は緊急事態宣言で人の動きがどう変わるのか?という予測も立てられるようになっています。

緊急事態宣言で外出自粛となり、不要不急の外出禁止で抑制された人間はどこかで発散させなければ精神的なストレスを溜め込んでしまう傾向にあり、ストレスを発散させる為に外出する機会をもうける際に心を開き易くなる傾向にある事も前回の緊急事態宣言後の動きで分かりました。

心理を利用して別れさせる事や復縁する事を目的とする別れさせ屋だからこそ人の動きに敏感に反応し、常に事態がどう急変するのか?を確認し続けなければなりませんが、別れさせ屋が行うメインの業務はターゲットに工作員を接触させて心理誘導を行う事であり、根幹となる部分を崩すような別れさせ屋の新たな道を模索しようとしても依頼を請けても失敗する事が前提となる新たな道となる可能性は十分にあります。

培った経験や知識を用い、ターゲットに合わせる恋愛工作を行ってきた経験があるからこそ臨機応変に状況に合わせて行動する事が正解だと知っているのが別れさせ屋になります。

目的達成の為に大本となる考え方がブレれば今まで行ってきた事全てを否定する事にも繋がり、別れさせ屋として新たな道を見出すのではなく別業種として進んでしまう事にもなりかねません。

コロナ禍で別れを告げられて復縁したいと考える人やテレワークとなって一緒にいる時間が増えた為に離婚したいと考える夫婦、こういった状況下の中で不倫を継続しているパートナーを別れさせたいと考える方など、従来の別れさせ屋の協力を求めている方が増加の傾向にある限り、新たな道を模索するのではなく基本に忠実にターゲットの情報を集めて心理を読み解いた稼働をする別れさせ屋が今後も第一線で活躍するものと考えられます。