別れさせ屋ジースタイル

私は1年前まで(株)ジースタイルで工作員をしていましたが、現在は工作員を引退して同社で相談員の仕事をしています。 工作員時代に培った経験を活かして相談の対応をしていますが、ご相談頂く方々の中には他社に依頼して工作が失敗した方や依頼した事がバレた方からのご相談も頂きます。

どうやったら別れさせられるのか?料金はどの位掛かるの?怪しい別れさせ屋をどうやって見抜けばいいの?といった色々な相談も頂きますし、経験を活かして皆様の悩みに対応させて頂いています。

まずは私の経歴

私は(株)ジースタイルで働く前は別の探偵会社にいましたが、その探偵社では不倫の証拠を撮影して慰謝料請求をする所謂浮気調査の探偵です。

その当時の相談内容

正直に言って、今の会社の調査能力と比べると調査能力がない探偵会社だったのと、依頼者さんから相談を受けてた内容が、慰謝料は要らないから不倫相手を別れさせて家族を取り戻したい。という相談も沢山頂いてました。 ただ、その探偵社は工作に対応してない会社だったので、不倫していたら離婚を勧める探偵でした。

浮気調査の探偵の報酬

浮気調査の探偵は、着手金の他に不倫の結果で慰謝料請求をした時に、高額の成功報酬を頂くのが浮気調査の探偵でした。

工作はNGの会社でした

工作の相談を依頼者さんに頂いても、「別れさせ屋の工作や復縁屋の工作は探偵はやりません!!」と一蹴する感じで、無能な探偵が工作の依頼を請けるモノだと指導されてたのもあって、別れさせ屋や復縁屋は、全部詐欺だと思ってました。

別れさせ屋のイメージは犯罪者

工作員として働く前までは、別れさせたい、別れたい、復縁したいという依頼者さんの弱っている心理につけ込んで、高額な費用を騙し取る会社=別れさせ屋というイメージでした。

会社から植え付けられたイメージ

以前に勤めていた会社からは、工作=詐欺って指導されてたし、人の弱味につけ込んでお金を騙し取り、調査もロクにせず、工作なんてロクすっぽやらず、依頼者さんを騙すだけ騙して最後は脅迫する会社が別れさせ屋だと思ってました。

たまたま知り合った縁もあって工作員に…

(株)ジースタイルの工作員とたまたま縁があって知り合う事になって、工作員の話しを聞いていると違法な事はしないし、工作が成功した依頼者さんの話しを聞いて工作員の仕事に興味を持つようになりました。

別れさせ屋=ハニートラップ

当時の私は別れさせ工作=ハニートラップと考えていましたし、以前の会社からも別れさせ工作は異性の工作員をターゲットに接触させて浮気をさせて別れさせるもの。として教わっていました。

接触する工作員は美男美女

ターゲットに接触する工作員はよほどの美男美女じゃなきゃ別れさせ工作なんて成功する訳ない。 美男美女の工作員なんている訳がない!!とも思ってたので別れさせ屋=詐欺というイメージは強くありました。

今の会社にハニートラップは否定された

入社当初の頃に、他の工作員から話しを聞いてると、「ハニトラなんて成功しないよ。」と言われ、「えっ!?じゃあどうやって別れさせるの?」と、当時は思ったものです。

この会社は詐欺会社か…

ハニートラップが引っ掛からないのに別れさせ工作の依頼を請けるなんて(株)ジースタイルは詐欺会社なんだな…と思いました。

よくよく話しを聞いてると…

ハニートラップを提案する別れさせ屋なんて成功率が低い。という話しが出て、「ハニートラップ以外の方法で別れさせられるんですか?」となりました。

そもそもの別れさせ屋のイメージは

そもそもの別れさせ屋のイメージを世間に植え付けたのは老舗の別れさせ屋、という話し。 長く運営してる別れさせ屋が作ったイメージが問題で、そういう別れさせ屋が、出来もしないことを出来る!って嘘を吐いてたから別れさせ屋のイメージが悪くなったと聞かされました。

今となってはターニングポイントだった

元工作員として数々の案件を成功させてきた私としては、今となってはその時の出会いがキッカケで工作に興味を持って人生が変わるキッカケになりました。 案件を沢山成功させてきた今となっては胸を張って工作=詐欺じゃないって言えます

えっ!?そんなに成功率って気にしてないの?

依頼するなら成功させたい!と思うのは当然で、成功率と料金なら、依頼者さんは成功率を選ぶものだと、工作員の頃は思ってました。 でも意外なことに、相談員をしていると、成功率は高い方がいいけど、それよりも料金を安く抑えたい。って人の方が多くて驚いてます。

相談時に私が対応していると、私は工作員の経験を活かして工作方法を提案するから、現場でどんな動きをするか、とかをイメージして方法を提案するけど、相談者様から「その方法って成功しそうだけど、他社はもっと別の方法で安い料金でやってくれるって言うんですけど、同じくらいの金額で出来ませんか?」って言われる事もあります。 その別れさせ屋が提案した方法って、絶対に成功しないでしょ!!って思える様な方法だったり、「そんな方法じゃ成功しないの分かるじゃないですか…」って話しをするし、「お金じゃないんです!!」って話しをされるけど、サービスして欲しいとか、結局お金じゃないですか…って思う事があるんです。

成功させる方法よりも、お金を如何に掛けない様にしようとしてるかが伝わって来るんですよね。

大抵再相談頂く事になります。

お金を如何に掛けない様にしようとする人たちって、結局他社に依頼して、2~3か月位すると、「やっぱり失敗しました。」っていう相談が来ます。 結局そういうケースだと、現場を荒らされてたりして依頼を請けられなくなってたりして、どうにも出来なくなるケースが多かったりするんですよね…

再相談で多いのがランキングサイトを参考にしてる方々

ランキングサイトで1位になってる会社に依頼したけど、口コミと全然違う…という方が少なくありません。 別れさせ屋の業界でランキングサイトを作れるってそもそもおかしいんですけど、それがおかしい事に気付いてない人が多いんですよね…

老舗とか大手って言葉に弱いのは日本人特有?

老舗とか大手って言葉に弱いのは日本人特有かもしれないけど、別れさせ屋の業界のイメージを悪くしたのって、そもそも老舗とか大手じゃないの? って思います。最近では大手と呼ばれてる別れさせ屋が対象者の自宅に不法侵入して物を盗んで来たり、老舗って呼ばれる別れさせ屋の代表者が恐喝と強制性交で逮捕されてるし…

他社の社長ブログとか読んでみるとおかしな事ばっかり書かれてる

他社の別れさせ屋社長ブログを読んでると、恋愛経験がないんだろうな…って人が書いてるブログだったり、工作した事ないんだろうな…って人が工作語ってたり、現場で工作してた人が見たら笑っちゃう内容が多いんです。 老舗とか大手の別れさせ屋に面談に行くと、登記簿見せられたり、商標を取ってるから優良な別れさせ屋です!!って説明する別れさせ屋も多いとか…現場で工作してた時に、対象者に登記簿みせたり、商標持ってます!!なんて言った事ないのに、なんで成功する方法を説明するんじゃなくて、工作とは関係ない説明をするんだろうか?って思うんです。

工作経験があるなら、私みたいに工作の経験を活かした方法を提案すれば良いのに、なんでか工作の経験を活かした方法を説明するんじゃなくて、商標を取ってない別れさせ屋が悪だ!!とか、登記簿を見てもらったら、他の別れさせ屋はおかしい!!とか、批判する事ばっかり言ってるみたいです。

殺人事件を起こした会社なんて古いのにまだ名前変えて詐欺紛いのことしてるんですよ

運営歴が長い別れさせ屋の中には、工作員が殺人事件を起こした別れさせ屋もあって、その会社は名前を変えて未だに運営してるんですよね。 2005(平成17年)に殺人事件が起きたから、今から19年前に起きた事件だけど、その当時の別れさせ屋の社長が、警察の取り調べで調書に、ハニートラップは殆ど成功しない。って説明してるのに、今も別れさせ屋やってて、ハニートラップを提案してるんですよ…

成功しないって分かってるのに、その方法を提案してるって、それってもう詐欺会社じゃないか!!って思うんです。 そういう別れさせ屋があるから、私が以前に勤めてた探偵社でも、別れさせ屋って詐欺だから、って指導されてたんですよね。 別れさせ屋の業界って真面目に頑張ると損をする業界なのか、他を私は知らないけど、相談頂く人たちの話しを聞いてると、酷いよな~って思う事ばっかりです。 クリーンに工作を進めて成功するから、やりがいのある仕事なはずなのに、悪い事をする人たちはどこにでもいるんだな…って思うんです。

HPには成功率70%って書いてあるけど、失敗例って実は多いですよ

別れさせ屋のHPには、成功率70%とか書かれてたりするけど、実は結構そういう会社に依頼して失敗しました…っていう相談って多いです。 成功率70%なのに、なんでその会社に依頼した人から、相談が来るんだろ…って思った事もあるけど、答えは簡単ですよね。HPに書いてある70%っていう数字が嘘だった。っていうだけです。

別れさせ屋に依頼して失敗した人たちから話しを聞いてると、「携帯電話を落としたから貸して下さい。」とか言って接触する別れさせ屋だったり、調査しかしないで、接触もしようとしない別れさせ屋だったり、依頼したら連絡が取れなくなる別れさせ屋だったり、そんな別れさせ屋で成功率70%って嘘でしょ!?って思うんです。

話しをもっと聞いてると、「携帯電話を落としたから貸して下さい。」っていう方法を使う別れさせ屋は、契約書の成功報酬に、対象者と連絡先を交換したら成功報酬が発生する。って書いてあるみたいで、携帯電話の番号を入手したら成功になるみたいです。 「はっ!?」って思うかもしれないけど、この別れさせ屋って別れさせ屋じゃなくて、ナンパ会社って事ですよね(笑)

ちなみに、連絡先を入手してからは、食事に行けばまた成功報酬が発生するみたいです。 でもそこまでいかない案件があって、「SMSの返信を待ちましょう!!」って言われて時間が過ぎていって契約は終わるみたいです。 「それが工作!?」って思うけど、それがHPに成功率70%って書いてある別れさせ屋の正体です。

稼働回数制の会社に良くあるケースです。

こういうのは、回数契約制の会社がよくやるケースです。 別れさせとか復縁とかの工作しないんかーい!!って思うし、工作ッぽい依頼なら他社へ…みたいなネット広告が出てたけど、「あんたらの事やないかーい!!」って思わずツッコミを入れたくなる会社です。

とにかく多い、ハニートラップ推しの別れさせ屋

どこの会社のHPを見ても、ハニートラップを推奨してないって書かれてます。 でも、実際に面談すると、ハニートラップを提案されます。

ハニートラップの成功率の低さは、文中でも書かせてもらいましたけど、とても低いものです。 そして別れさせ屋の殆どがそれを分かってるのに、面談をするとハニートラップを推奨されて、HPに書かれてる事と違うんじゃ…ってなります。 どこの会社も、ハニートラップ一辺倒で、「異性の工作員を接触させましょう!!」っていう提案しかしません。

相談を聞いていてすごく思う事だけど、なんで皆さんハニートラップの提案で成功するって思うんだろう?って思うんです。 対象者に接触させる事は出来ても、普通に考えたら、既婚者が簡単に不倫すると思いますかね?

仲の良いカップルを別れさせたい!!って思ってるのに、その仲の良いカップルが簡単に浮気するとでも…?

別れさせ屋業界って、別れさせ屋も不思議だけど、依頼者さんも不思議な業界だな~って思う事が沢山あるんです。

依頼がバレた案件を他社の所為にする会社も

依頼がバレた案件を弊社の所為にする会社があるって信じられますか? 契約をしてない依頼者さんから、他社に依頼して直ぐの状態で、対象者から「探偵雇ったのか!!」っていう連絡が来て、他社の別れさせ屋が「それってジースタイルがバラしたんじゃないかな?」って言ってたらしいんです。

普通に考えたら、依頼を請けてないのに稼働しないし、弊社がバラすメリットって何があるの?ってなるけど、自社でバレたから他社の所為にする別れさせ屋って結構あるみたいなんですよね。

まとめ:別れさせ屋業界の裏事情

別れさせ屋業界は、あまり表に出ない業界だから、実際はどんな人たちがどんな事をしてるんだろう?って思う人も多いと思います。 私も、以前別の探偵社で勤めていた時に思った事だけど、別れさせ屋の業界の事を知らないのに、上司や周りの人たちの言葉を信じて、「工作をする会社なんて詐欺です。」って調査依頼を下さっていた人たちに言ってました。

実際に工作をしてみると、調査会社で働いていた頃よりも大変ですし、稼働する回数も調査会社よりも多く、長く稼働します。 業界に入ったから分かる事が、業界に入ってないと分からない事だらけで、分からない状態のまま、批判してました。

但し、業界に入ったから知った事も多くて、詐欺紛いの事をしている会社が多い事もよく分かりました。 業界を知っているから分かる事を今後もご相談頂いた際に、情報提供をしていこうと思いますので、別れさせ屋の業界で何か分からない事があったらお気軽にご相談下さい。