
執筆・監修責任者:Eri Miyamoto
株式会社ジースタイルにて、復縁工作・別れさせ工作・浮気調査など、恋愛トラブルに関する相談対応および案件対応に携わっています。
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復縁屋業界は、残念ながら悪質業者が混在する業界です。
「業界が分からず、復縁屋を名乗る悪質業者に依頼してしまった…」というご相談も少なくありません。
特に近年は、**“詐欺だと認定されにくい形”**に手口が変化しています。
この記事では、復縁屋詐欺(悪質業者)の典型を整理し、契約前に確認すべきポイントをチェックリストとしてまとめます。
復縁屋詐欺とは?
復縁屋詐欺とは、復縁したい方の不安や焦りにつけ込み、
「依頼すれば復縁できる」と期待させて契約を結ばせる一方、実際には復縁に繋がらない実働で費用だけを回収する手口です。
ポイントはここです。
「騙された」と感じても、契約上は“履行”扱いになりやすい
探偵・興信所トラブルについて国民生活センターは、一般に「契約書に記載された調査内容が行われれば契約業務が履行されたことになる」ため、期待した成果が得られなくても支払い義務が生じ得る、と説明しています。
つまり、悪質業者は
**“一応やったことにできる内容”**を積み上げ、争点をぼかしやすいのが現実です。
2025年型の特徴は「動いている風」
昔の悪質業者は分かりやすいタイプもありました。
- 実働しない
- 写真の使い回し
- 連絡が取れない
- 報告が来ない
しかし近年は、こう変わっています。
一応“形”は作る
- 実働しない ⇒ 実働はするが意味が薄い
- 写真の使い回し ⇒ 現場写真は撮りに行く
- 連絡が取れない ⇒ のらりくらり対応で引き延ばす
- 報告が来ない ⇒ 遅いが報告は出す
“動いているように見える”ため、契約前に見抜きにくいのが特徴です。
復縁屋詐欺が「回数契約」に偏りやすい理由
悪質業者が好むのは、実働回数を先に決める契約です。
回数契約が悪用されやすい構造
- 「回数を消費すれば契約が終わる」ため、結果が出なくても逃げ道を作りやすい
- 契約の中心が「復縁」ではなく「稼働した事実」になりやすい
- 必要工程(調査/関係構築/心理誘導)が不足しても、外形上は“稼働済み”になる
復縁は一般に「数回の稼働」で完結しません。
それにもかかわらず「4回〜10回で復縁できる」かのように説明して契約させるのは典型パターンです。
※重要:回数契約=即詐欺とは言い切れません。
ただし 少回数で断言/工程説明が薄い/追加契約が前提なら危険度が上がります。
復縁屋詐欺の典型的な手口(契約前に要注意)
1)契約を焦らせる(不安を煽る)
- 「今日契約しないと枠が埋まる」
- 「今だけ安い」
- 「キャンペーンで稼働1回プレゼント」
復縁は工程と設計が重要です。
“今だけ”で即決させる会社は警戒してください。
2)面談で高圧的/帰してくれない
- 断ると態度が豹変
- 担当を変えて説得を繰り返す
- 「依頼しない=復縁したくない?」と詰める
復縁は協力関係が前提です。
信頼関係を作れない時点で契約すべきではありません。
3)「本来見せられないものを特別に」と言い出す
- 他の依頼者の調査画像・動画を見せる
- 「稼働の証拠」として提示する
守秘義務・個人情報の観点から、通常は慎重に扱うべき情報です。
“特別感”で信用させる営業は注意してください。
4)相談後の営業連絡が過剰(追い込み型)
- しつこい電話/LINE
- 「諦めましたか?」など煽り
- 値引きで追い込む
必要なのは精査と設計です。
営業色が強い会社は契約目的化している可能性があります。
5)「契約しなくていいから契約書だけ書いて」と迫る
署名・押印・電子署名で契約は成立し得ます。
「書くだけ」は非常に危険です。
6)他社批判ばかりで、提案が薄い
「他社は詐欺」など批判中心で、
あなたの状況に合う工程が出てこない場合は要注意です。
7)成功の定義を“工程”にすり替える
- 連絡先交換
- 会食
- LINEが続いた
などを成功扱いして、成功報酬や追加契約へ繋げる。
本来の成功は 復縁成立です。
成功定義が曖昧な会社ほど危険度が上がります。
契約前チェックリスト(保存推奨)
ここはチェックリストとして使ってください。
A. 契約の圧力
- 即決を迫られないか
- 持ち帰り検討を嫌がらないか
- 面談で高圧にならないか
B. 工程の具体性
- 調査→情報収集→心理誘導→再会設計→後押し が説明されるか
- “何をして、何が分かり、何が変わるか”が言語化されているか
C. 成功の定義
- 成功=復縁成立か
- 連絡先交換/会食など途中成果を成功扱いしていないか
D. 料金の透明性
- 見積りは総額か(経費別途/追加契約の有無)
- 追加費用の条件が明文化されているか
- 振込先が個人名義など不自然ではないか
E. 契約書の重要条項
- 解約・返金・追加費用・成功定義が明確か
- 口頭説明だけで判断しない(書面で確認)
被害が疑われる場合は「契約書」と「証拠」を先に整理
探偵業者の契約では、契約前に重要事項を記載した書面の交付・説明、契約後に契約内容を明らかにする書面交付が義務付けられています。
少しでも違和感があれば、まずここを確認してください。
まず整理するもの
- 契約書/重要事項説明書
- 見積書・請求書・振込記録
- LINE/メール/通話メモ(日時が分かるもの)
国の資料でも、探偵業の相談では「十分な説明がない」「報告が不十分」「高額な解約料」などの論点があることが示されています。
早めに第三者(弁護士・消費生活センター等)へ確認するのが安全です。
まとめ:2025年型は“実働ゼロ”より「動いている風」が危険
2025年型の詐欺は、
「実働している風」で逃げ道を作るのが特徴です。
契約前に必ず次を徹底してください。
- その提案で本当に復縁へ進むのか(工程の説明があるか)
- 回数契約の回数で足りるのか(現実的か)
- 焦らせてこないか(即決圧がないか)
- 成功定義が復縁成立か(工程成功の罠がないか)
- ※目的と成功定義で見抜く
FAQ
復縁屋詐欺とは何ですか?
不安につけ込み契約させ、復縁に繋がらない実働で費用回収する手口です。契約上“履行扱い”になりやすく被害が表面化しにくいのが特徴です。
2025年に増えている「実働はする詐欺」とは?
現場に行く・写真を撮る・報告を出す一方で、復縁に必要な情報収集や心理誘導に繋がらない“意味の薄い稼働”を繰り返すタイプです(見抜きにくい)。
回数契約の復縁屋は危険ですか?
一概に断定はできませんが、少回数で復縁を断言・工程説明が薄い・追加契約前提なら危険度が上がります。
「成功報酬」なのに復縁できなくても支払いが発生します
成功定義が工程(連絡先交換・会食等)に設定されている可能性があります。成功条件を必ず書面で確認してください。
契約を急かす会社は危険ですか?
危険度が上がります。重要な契約ほど持ち帰って検討してください。
面談で高圧的・断ると態度が変わる
危険です。協力関係が作れない会社に依頼しても成功率は上がりません。
「特別に他の依頼者の資料を見せる」と言われた
要注意です。守秘や管理体制の観点で不安が残ります。
口コミやランキング上位なら安全?
安全とは限りません。複数ソースで比較し、契約の中身で判断してください。
「契約書だけ書いて」と言われた
危険です。署名等で契約成立と判断され得ます。絶対にその場でサインしないでください。
「探偵業届出」があれば安全?
最低要件ではありますが、届出がある=優良ではありません。成功定義・追加費用・解約条件・説明の具体性を見てください。
契約は“言葉”ではなく“書面の中身”で判断してください。
工程・成功定義・追加費用・解約条件が明確でない会社に即決する必要はありません。
不安がある場合は、契約前に第三者へ確認するのが安全です。
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