W様は、3歳年下の奥様と約10年の交際を経て結婚されました。お子様はいません。
共働きの奥様から、昨年末に突然「離婚したい」と告げられました。理由を尋ねると、
- 帰宅が遅い日に、食事の準備や家事、買い物をしてくれない
- 遊びに行く際の報告が直前になる
といった不満が積み重なっていたとのことでした。
それ以来、約1か月間W様なりに家事を頑張ってきましたが、
「離婚を切り出されてからやっても遅い」
と、奥様は取り合ってくれません。
さらに、
- 「もう愛情は戻らない」
- 年末から会話がほぼない
- 外出は一緒に行くものの、楽しそうではなく、ただ付き添っているだけ
という状況が続いていました。
そして2度目の離婚宣告とともに、すでに奥様がご両親へ離婚の意思を伝えていることも知らされます。
このような状況で、W様は
「復縁工作を依頼すれば、やり直すことは可能なのか」
と相談に来られました。

W様が離婚を言い渡された本当の原因は?
W様のお話を聞く限り、
- 一般的には「良い夫」に見える
- 収入もあり、休日は奥様と過ごす努力をしている
- 外出にも奥様は同行している
など、表面的には離婚に直結する理由が見当たりませんでした。
家事を手伝っていなかった点以外に、思い当たる原因もないとのことです。
しかし、
- 2度も離婚を宣告されている
- 家事を改善しても状況が変わらない
この2点から、本当の原因は別にある可能性が高いと判断しました。
面談の中で気になったのは、
W様が「自分の問題をどこか他人事のように捉えている」点でした。
必死に関係を取り戻そうとしているようでいて、
感情や心理の部分に深く踏み込めていない印象があったのです。
ただし、こちらの推測だけで誤った行動を取ってしまうと、
かえって関係を悪化させる恐れがあります。
そのため、奥様自身の本音を把握することが最優先だと判断しました。
提案した復縁工作の方針
「別れの原因を正確に知ること」
W様は「何が悪かったのか」が分かっていない状態でした。
原因が分からないまま努力しても、
奥様の気持ちには届きません。
そこで、
- 工作員が奥様に接触
- 家庭への不満や本音を自然に引き出す
- その情報をもとに、W様の自己改善と心理誘導を行う
という復縁工作をご提案しました。

調査と工作の流れ
まず、奥様の生活状況を調査しました。
共働きで、
職場・自宅・買い物が生活の中心。
不倫などの外部要因は確認されず、離婚原因はW様との関係にあると判断しました。
その後、工作員が奥様に接触。
社交的な性格もあり、
- 接触1回
- 調査開始から約1か月
で連絡先交換に成功しました。
数回の会食を重ねる中で、
- 家庭の不満を吐き出す相手がいない
- 日常生活に強い閉塞感を感じている
ことが分かってきました。
奥様の本音が明らかに
奥様の本音は、家事の問題だけではありませんでした。
- W様が感情を表に出さない
- 愛情表現が乏しく、愛されている実感がない
- 何も起こらない日々がただ過ぎていく不安
こうした思いから、
「子どもがいない今のうちに離婚して、人生にメリハリをつけたい」
と考えるようになっていたのです。
W様自身は愛情表現をしているつもりでも、
奥様にはそれが伝わっていませんでした。
W様へのアドバイスと心理誘導
そこでW様には、
- 女性が「愛されている」と感じる表現方法
- 家事よりも「必要とされている」と感じさせる言動
- 夫婦関係にメリハリを生む行動
を具体的にアドバイスしました。
同時に工作員は、
- 「離婚」ではなく「夫婦の在り方」を考えさせる
- 結婚生活の中で得られる刺激や安心感を再認識させる
という心理誘導を行いました。
結果、奥様は離婚を思いとどまり、
夫婦関係を見直すチャンスをW様に与える形となりました。
費用と結果
W様の復縁工作は、
- 期間:3か月
- 着手金:90万円
- 成功報酬:25%(22万5,000円)
※すべて税抜
という条件でした。
決して安い費用ではありませんが、
W様からは、
「支払った意味は十分にありました」
という言葉をいただいています。

