復縁屋や別れさせ屋の説明を見ていると、
「必要な分だけ依頼できます」
という言葉を見かけることがあります。
無駄な費用がかからないように感じますし、
状況に応じて調整できるようにも見えるので、
とても良心的な説明に感じる方も多いと思います。
実際に相談でも、
「必要な分だけでいいなら安心です」
という声をいただくこともあります。
ただ、この言葉も少しだけ立ち止まって考えてみると、
気になる部分が出てくることがあります。
「必要な分」は誰が決めているのか
「必要な分だけ」と言われると、
無駄がない
適切な範囲で進められる
という印象を受けますよね。
ただ、その「必要な分」というのは
誰が、どの基準で決めているのかを考えてみると、
少し曖昧に感じることもあります。
→ 「この復縁屋の回数契約に感じる違和感について」
→ 「“他社より安くできます”と言われたときに感じる違和感について」
状況に合わせているようで、実は違う可能性
本来であれば、
状況を見て
必要な工程を考えて
その分だけ進める
という流れになるはずです。
ただ、「必要な分だけ」という説明が
最初から前提として出てくる場合、
その「必要」は
状況から導かれたものではなく、
説明として用意されているものの可能性もあります。
分かりやすさと、判断のしやすさ
この言葉が使われる理由の一つとして、
依頼者にとって分かりやすく、
判断しやすくなるという点があると思います。
- とりあえず始めてみる
- 様子を見ながら追加する
という形は、心理的なハードルを下げてくれます。
そのため、依頼する側としては
安心して進めやすくなる仕組みでもあります。
ただ、その進め方は誰に合わせているのか
ここで少しだけ視点を変えてみると、
その進め方は
誰に合わせたものなのか
と感じることがあります。
「必要な分だけ」という形は、
依頼者が納得しやすい
依頼を始めやすい
という意味では、とても自然な説明です。
一方で、
実際に変化していくのは対象者の気持ちです。
その変化が、
「必要な分」という区切りで進むのかというと、
少し考えてしまう部分もあります。
途中で区切れる前提なのか
もう一つ気になるのは、
「必要な分だけ」という言葉の中に、
途中で区切れる前提が含まれていることです。
人の気持ちは、
途中で止めたから止まるものでもなく、
途中から再開すれば続きができるものでもありません。
流れの中で少しずつ変化していくものです。
その流れを、
都合のいいタイミングで区切れる前提で考えると、
少しズレが出てくることもあります。
回数で考えるのか、流れで見るのか
ここまでの話は、
回数契約とも少し似ている部分があります。
あらかじめ区切られた枠の中で考えるのか、
変化の流れを見ながら進めるのか。
「必要な分だけ」という考え方も、
どちらの基準で見ているのかによって、
意味が変わってくるように感じます。
→ お金を払えば何とかなると感じてしまうときに見直したい視点
少し引っ掛かる感覚は大切にしていいと思います
良心的に見える説明ほど、
そのまま受け取ってしまうことも多いと思います。
ただ、
「本当にそれで進めて大丈夫なのかな」
と少しでも感じたのであれば、
その感覚は大切にしていいものだと思います。
すぐに答えを出す必要はありませんが、
何を基準に進めているのか
誰に合わせた説明なのか
そういった部分を整理してみると、
見え方が変わることもあるかもしれません。
→ 「依頼を受けるかどうかをどのように判断しているのかという考え方」
→ 「今の状況で依頼が必要かどうかを整理する無料相談について」

この記事を書いた人:三瀬
株式会社ジースタイルで別れさせ工作・復縁工作の現場業務を担当する女性工作員。現場での経験をもとに、復縁屋・別れさせ屋業界についてのコラムを執筆しています。
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