復縁屋や別れさせ屋の説明を見ていると、
「〇回の工作で対応します」
という回数契約の説明を見かけることがあります。
内容としては分かりやすくて、
- 何回動くのか
- どこまでやるのか
- いくらかかるのか
がはっきりしているので、
依頼する側としては安心しやすい形だと思います。
実際に相談の中でも、
回数で区切られている方が分かりやすいと感じる方は多い印象です。
ただ、現場で動いている立場から見ると、
少し気になってしまう部分もあります。
回数で区切れる仕事なのかという疑問
復縁や別れさせの依頼は、
人の気持ちを扱うものになります。
対象者の状況や感情は、
- 環境
- タイミング
- 関係性の変化
によって大きく変わっていきます。
そのため、
「何回動けば変化が起きるか」を
あらかじめ正確に決めることは、
そこまで簡単なことではありません。
それでも回数で区切れるとすると、
その基準はどこにあるのだろう?
と感じることがあります。
→ 「“他社より安くできます”と言われたときに感じる違和感について」
→ 「必要な分だけ依頼できますという説明に感じる違和感」
分かりやすさは、依頼者にとってのもの
回数契約の良いところは、
とても分かりやすいことです。
- この回数でここまでやります
- この金額でこの範囲です
と説明されると、
依頼のイメージがしやすくなりますよね。
ただ、この分かりやすさは
誰に向けたものなのかと考えてみると、
依頼者側にとっての分かりやすさであることが多いように感じます。
対象者の変化は回数に合わせて動くものではない
一方で、実際に向き合うのは対象者です。
その人の気持ちが動くタイミングは、
- 一度のきっかけで変わることもあれば
- 何度関わっても変わらないこともあります
あらかじめ決められた回数の中で
必ず変化が起きるとは限りません。
もし回数が決まっている状態で進めると、
変化が起きる前に終わってしまうこともあれば、
逆に必要以上に関わることになる場合もあります。
回数に合わせるのか、変化に合わせるのか
ここで少しだけ視点を変えてみると、
- 回数に合わせて進めていくのか
- 対象者の変化に合わせて進めていくのか
という違いが見えてきます。
回数契約は、
あらかじめ決められた枠の中で進める形になります。
一方で、
状況や変化に合わせて進めていく場合は、
回数よりも流れやタイミングが重視されることになります。
→ お金を払えば何とかなると感じてしまうときに見直したい視点
どちらが良い悪いではなく
これはどちらが良い悪いという話ではなく、
何に基準を置いているのか
という違いなのだと思います。
- 依頼者が安心して依頼できる形なのか
- 対象者の状態に合わせていく形なのか
その違いによって、
契約の形や説明の仕方が変わってくるのかもしれません。
少し引っ掛かった感覚は、そのままでいいと思います
回数で区切られていると安心できる反面、
本当にこの回数で変わるのだろうか?
と少し引っ掛かる感覚を持つ方もいるかもしれません。
その感覚は、間違っているものではないと思います。
すぐに答えを出す必要はありませんが、
誰に合わせて設計されているのか
何を基準に進めているのか
そういった部分を一度整理してみると、
見え方が変わることもあるかもしれません。
→ 依頼を受けるかどうかをどのように判断しているのかという考え方

この記事を書いた人:三瀬
株式会社ジースタイルで別れさせ工作・復縁工作の現場業務を担当する女性工作員。現場での経験をもとに、復縁屋・別れさせ屋業界についてのコラムを執筆しています。
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