S様からのご相談は、
年下の彼女と同棲を解消した状態でも復縁できるのかというものでした。
年初、同棲していた彼女が突然家を出て実家に戻りました。
表向きの理由は「親の事情」でしたが、実際の原因はS様の浮気でした。
S様自身は、
- 「まだ別れてはいないと思いたい」
- しかし彼女からは「もう無理!!」と言われている
という状況で、どうにもならないと薄々感じながらも、
それをなかなか認められずに足掻いている状態でした。
過去に別の女性との復縁を他社に依頼した経験があり、
良い結果が出なかったことから、弊社の復縁ブログを読み、
「もう一度だけ頼ってみよう」と相談に至ったとのことです。

一度目の相談と、その後の悪化
初回相談では、
「一人ではどうにもできない状況を理解できたら、改めて面談予約をしてください」
とお伝えし、一度相談を打ち切りました。
しかし後日、S様は自分でどうにかしようと彼女の実家を訪問。
話し合いを試みたものの、ご両親から強い嫌悪感を持たれ、状況はさらに悪化しました。
その結果、
「どん底まで行って、初めて自分一人では無理だと分かりました」
という状態で、再度ご相談をいただくことになりました。
S様の浮気に対する「反省」の問題点
復縁工作で最も重要なのは、
浮気に対する本当の反省と後悔があるかどうかです。
初回相談時のS様は、
言葉では「申し訳ないことをした」と言うものの、
- 浮気した自分への後悔は感じられない
- 「彼女が出ていったこと」への後悔が中心
という印象でした。
そのため、
- 自分で何とかしようと行動
- 結果的に状況を悪化
という流れを辿っています。
状況が完全に悪化してから、
ようやく「反省が足りなかった」ことに気付いた、
というのが率直な評価でした。
過去の恋愛から見えた共通点
S様の過去の恋愛を振り返ると、
- 浮気とは別の理由でも
- 同じような失敗を何度も繰り返している
ことが分かりました。
浮気は人生で一度きりとのことでしたが、
- チャンスがあれば繰り返す可能性
- なぜ恋愛がうまくいかないのか分かっていない
という点も見受けられました。
S様は
「浮気が原因で別れた」と考えていましたが、
実際には浮気以前から関係は限界に近かったと判断できます。
復縁工作の基本方針
S様のケースでは、
- 工作員による心理誘導
- S様自身の根本的な問題点の改善
この 2つを同時並行で進める必要 がありました。
仮に浮気を許してもらえたとしても、
「浮気はもう怒っていないけど、復縁は考えられない」
と言われる可能性が非常に高かったためです。
一度の浮気であれば、多くのケースで許される余地はあります。
重要なのは、
- 交際中の楽しかった記憶
- 一緒に過ごした時間の価値
を思い出させた上で、
再会時に「また一緒にいたい」と思わせられるかどうかでした。
その鍵を握るのは、S様自身の言動と行動です。
工作員だけで復縁を成立させることはできません。
復縁工作の流れと進行状況
調査・準備段階
- LINEのやり取りを分析
- ターゲット調査と同時にS様へのアドバイス開始
- 行動把握に約1か月
S様が状況を悪化させていたため、
調査期間には余裕を持たせました。
接触・関係構築
- 張り込み6回(空振り含む)
- ファーストコンタクト成功
- 人間関係構築に約1か月
最初は恋愛の話題を避け、
趣味や友人の話から距離を縮めました。
徐々に心を開いた段階で、
- 浮気に対する考え方
- 別れに至った本音
を引き出すことに成功しました。
再会工作と復縁成功
偶然を装ってS様とターゲットを再会させる再会工作を実施。
再会時のターゲットは、
- 怒ることもなく
- 友人のような態度
異性としての感情は薄い状態でしたが、
事前のアドバイスが功を奏し、
S様は自然に好印象を与えることができました。
その後連絡を取り合うようになり、
再会から約3週間で復縁に成功しました。
料金・費用について
- 期間:5か月
- 着手金:145万円
- 成功報酬:35%(507,500円)
※すべて税抜
浮気と単独行動により状況が悪化していたため、
通常よりも期間・費用ともに高額となりました。
ただしS様は、
- 復縁だけでなく
- 自身の問題点を根本から改善したい
という強い意志を持っており、
昼夜を問わないアドバイス対応の結果、
良い方向へ進むことができました。
成功の定義は「再交際」となっています。



