復縁屋ジースタイル

復縁工作の方法は心理誘導を指します。心理誘導をご存じない方は、心理誘導という言葉を超能力のように対象者の気持ちを180度変えるようなものであったり、対象者を騙して復縁させるように仕向ける方法だと誤解されている方も少なくありません。

心理誘導は、対象者を騙す訳でも超能力のようなもので180度気持ちを強制的に変えさせるものではなく、対象者に接触して復縁を意識させる状況作りをしたり、工作員と対象者の会話の中で復縁を意識させる会話をしたりと、他人との出会いがキッカケで人の考え方が変わる事を利用した方法になります。

心理誘導の例

ワインが苦手な人にワインの美味しさを語ったところでワインの味は分かりません。しかし、本当に美味しいワインをプレゼントする事や、ワインが苦手な人の食事の好みなどをリサーチして対象者の食事に合わせたワインを提供すれば、ワインの美味しさを教える事が出来る可能性が生まれます。

周りの人達が、「このワインは美味しい!!」と誘導したり、ワインが苦手だった頃の話しを持ち出し、ワインを好きになった経緯などを話していく事で、ワインを記憶に残すようになります。

ワインを好きではない人が、ワインを好きになる可能性を作る誘導の仕方が心理誘導になります。

心理誘導を理解してない復縁屋は実は多い!?

上述したワインを好きにさせる心理誘導を理解頂けると、心理誘導と心理学は全く別物だとご理解頂けると思います。復縁屋の中には、心理誘導をそもそも理解していない復縁屋もあります。心理学と心理誘導を同じ様に考えているので、心理学で使われる言葉を並べれば、心理学を利用して対象者の心理を誘導出来る。と考えている復縁屋は少なくありません。

その為、復縁工作の方法を説明する際に、心理誘導でどの様に復縁に誘導するか?を説明する復縁屋と、心理学のテクニックを語って復縁させる方法を説明する復縁屋に分かれます。心理学を学んだところで復縁には繋がらないので、心理誘導を行う復縁屋は心理学を語りません。

復縁工作の心理誘導ってどういうもの?

復縁工作の心理誘導は、依頼者様との復縁を意識させるように誘導していく方法であり、例えば、浮気が原因で別れに至った依頼者様の案件では、浮気が原因で別れた工作員が対象者に接触します。

対象者に接触して、浮気が原因で別れた事を伝えると、浮気した相手の事を工作員と対象者は共通の話題として話します。浮気していた恋人への不満などをお互いに話す事で、浮気した依頼者様とはいえ、依頼者様の話しを聞く事が出来ます。依頼者様の話しを聞き出していく中で、依頼者様の長所や短所など、依頼者様との思い出を語らせるように会話を誘導していきます。

良い思い出などを語らせながら、依頼者様は浮気をしたかもしれないけど、対象者の事をよっぽど好きだった…という認識を与えます。工作員から元恋人を褒められ、対象者を肯定しながら、依頼者様も浮気をしていた状態で否定されていたものから、良い恋人だったと肯定する言葉に変化させていきます。そこから復縁を意識させるように誘導していく流れが復縁工作の心理誘導の一連の流れになります。

心理誘導は何回稼働すればハマるの?

心理誘導は何回稼働すれば完全に復縁を意識するのか?というご質問を頂きますが、心理誘導は1回の稼働で全て行うものではありません。複数回に分けて、徐々に復縁を誘導していくものであり、1回で全て出し切ったところで、復縁を意識させる事は出来ません。

その為、事前に稼働回数を定めて心理誘導を行おうとしても、2~3回程度の稼働で心理誘導が全て完璧にはまるものではありません。心理誘導の回数を重ねるほど復縁を意識させる事になり、毎回稼動毎に復縁の話しを出してしまえば、対象者も警戒してしまうので、誘導しない稼働も含めて進めなければなりません。

復縁工作に活かせる心理学

復縁工作の方法には心理誘導を用いますが、心理学を全く使わない訳ではありません。復縁させる為に心理学を使うのではなく、対象者との接触人間関係を構築する際に心理学を用いる事はあります。

下記は有名な心理学の言葉になり、心理学のテクニックを駆使したところで復縁には繋がりませんが、心理誘導をする為の土台作りとして心理学を利用する事はあります。

ラポールトーク

ラポールとは臨床心理学で遣われる言葉で、大まかにはセラピストとクライアント間の信頼が成立した状態の事を言います。このラポールが成立していなければ、カウンセリングは成り立ちません。カウンセリングのみならず、通常の人間関係においてもラポールは重要で、それが出来なければ心理誘導は出来ません。

ラポールを形成する為に有効な手段は【ラポールを形成したい相手との共通点を多く持つ事】になります。人間の習性として自分に似た人間に好意を抱き易いというものがあり、例えば出身地、学生のころにしていた部活、仕事(職種)、年齢、住んでいる地域などの共通点を利用した会話をする事で関係性を築き易くなります。

ヒアリングや調査でラポールを築きやすい情報を複数用意し、それを元に心理誘導のキッカケを作ります。

ミラー効果

ミラー効果もよく知られた心理学ですが、これは心理誘導の過程で工作員と対象者が仲良くなる様に働きかける時などに使います。髪を触るタイミングで同じように髪を触る、飲み物をとるタイミングで同じように飲み物をとる。工作員と対象者が既にラインなどでやり取り出来る位に仲良くなっているなら、ラインでよく送る絵文字を真似するなども、ミラー効果としては有効です。

ミラー効果を上手く使えば、工作員に親近感を持たせる事が可能になります。しかし、ミラー効果は大変メジャーな心理学の方法である為に、ミラー効果を狙ってやっているな…と気付かれてしまう恐れもあるので、自然に出せる様にしなければなりません。

ダブルバインド

ダブルバインドとは、どちらを選んでも同じ答えにしか辿り着かない質問をする事であり、選択肢を与えている様で与えないという事になります。

デートについて全く話し合っていない状態で、『ねえ、〇〇に行こうと思うんだけど土曜と日曜のどっちが空いてる?』という質問をすると、どっちも空いてなかった場合は『その日は予定が…』と断られますが、どちらかが空いている場合、『日曜は空いてるよ!!』との返答が得られて『じゃあ日曜にデートしよう!!』と予定を埋めてあげる事が出来ます。

質問自体が空いている場合は行く。と決定しているものであり、空いてるけど行かない。という選択をさせない質問の仕方になっています。

サブリミナル効果

清涼飲料のCMなどで話題になったサブリミナル効果は、有名な心理学の1つになり、例えば映像で、0.01秒のコマ毎に飲み物の写真を混ぜる事により、深層心理に飲み物を植え付けてサブリミナル効果の対象者に飲みたい!!と思わせる方法になります。

ゴルディロックス効果

例えば、車の購入を悩んでいて、準備出来るお金が300万円だとします。100万円の車、200万円の車、300万円の車があった場合、スペックがほぼ変わらなければ、多くの方が200万円の車を買うのがゴルディロックス効果の影響になります。

ダブルバインドと同様に、選択肢を与えているようで選択肢をコントロールする心理学になります。

心理誘導を理解して復縁屋を選びましょう。

心理誘導を理解せずに復縁屋を選ぶと、心理誘導が出来ず、心理学を語るだけの復縁屋を選んでしまいます。心理学と心理誘導は全くの別物であり、復縁に誘導する方法を説明する時に、心理学は不要になります。

対象者へ復縁の働きかけをする際に、心理学を使って誘導するのではなく、対象者の心理状態を読み解き、復縁に向けて誘導しなければなりません。

対象者の心理を如何に読み解けるか?が重要であり、読み取った心理状態をどこに向けて誘導するか?という技術が求められるのが復縁工作の心理誘導になります。

心理誘導を理解せずに復縁屋に依頼しようとすれば、復縁させる為の誘導方法を打ち合わせして進めていくのではなく、少しかじった程度の心理学をひけらかされて心理誘導もどきの説明をされてしまう可能性があります。

復縁屋を探すなら、シッカリと復縁工作の心理誘導を理解している復縁屋を選ばなければ、事前に稼働回数を定めて契約を交わす、復縁工作が失敗する前提の復縁屋を選んでしまいますのでご注意下さい。