回数契約という仕組みを見ると、もう一つ考えてしまうことがあります。
それは、稼働回数が増えるほど料金が増えるという点です。
会社は利益がないと運営できませんし、私たち現場の人間もお給料をもらえません。
だから会社が利益を出さないといけないのは当然のことだと思います。
ただ、依頼者の方はほとんどの場合、
「できるだけ早く解決してほしい」
と思って相談されています。
それなのに、回数契約の仕組みでは、
稼働回数が増えれば増えるほど会社の売上が増えることになります。
そう考えると、
「会社は本当に依頼者のために成功させようとしてくれるのかな?」
と疑問に思ってしまうことがあります。
例えば、弊社のような期間契約の場合は、
契約期間の終わりがあります。
そのため会社としても、
「期間内に結果を出さないといけない」
という意識が働きます。
現場でも、
「できるだけ早く動いて状況を進めないといけない」
というプレッシャーがあります。
ただ回数契約の場合は、
回数が増えるほど売上が増える仕組みになります。
つまり、
回数が増える
↓
会社の売上が増える
↓
依頼者の負担も増える
という構造になります。
そう考えると、その会社にとって一番大切なのは
「依頼者を成功させること」
なのか
「売上を増やすこと」
なのか、少し分からなくなってしまう部分もあります。
もちろん、案件によって時間がかかるケースもあります。
ただ、時間がかかるということは、
回数契約の会社にとっては売上が増えることにも繋がります。
稼働回数が増えれば、その分依頼者の方の費用も増えていくからです。
そういう仕組みを考えると、現場で働いている側としても、
少し矛盾を感じてしまうことがあります。
もし会社の業績が
「稼働回数が多いほど良くなる」
という仕組みだとしたら、
現場の人間が一生懸命対象者を誘導して、
早く結果に近づけるよりも、
時間がかかった方が会社の売上は増えることになります。
そうなると、
「会社にとって本当に大切なのは何なんだろう?」
と疑問に感じてしまうこともあります。
例えば、よく見かける
「一回お試しパック」
のような契約がありますが、
もし本当に依頼者のことを考えるのであれば、
「今は動かない方がいい」
という判断を伝えることも、本当は必要なのではないかと思うことがあります。
例えば、
「今動くと回数だけ消費してしまう可能性があります」
とか
「もう少し状況が動くまで待った方がいい」
といった説明です。
そういったことまで含めて依頼者の立場で考えている復縁屋や別れさせ屋は、
実際どのくらいあるのだろう…と疑問に感じてしまうことがあります。
これって契約前に説明してあげるから親切だけど、契約後に説明したら不親切ですよね。
実際、契約して動いてみないと分からない部分が多い仕事なのは、私たちもよく分かっています。
でも、そうなると
「分からないから、とりあえず回数契約して動いてみましょう」
という話になってしまうのは、少し不思議に感じてしまうこともあります。
分からない状況なのに回数を消費する前提になると、
「それは依頼者のためなのかな?」
と考えてしまうこともあるんです。

この記事を書いた人:三瀬
株式会社ジースタイルで別れさせ工作・復縁工作の現場業務を担当する女性工作員。現場での経験をもとに、復縁屋・別れさせ屋業界についてのコラムを執筆しています。
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