別れさせ屋や復縁屋の悪質業者に要注意

以前に、他社に復縁工作の依頼をして、復縁工作の進捗具合に不安を感じたご相談者から、他社が進行済みの方法で本当に復縁出来ると思いますか?というご相談を頂きました。

他社が打ち出した復縁工作のプランをお伺いさせて頂くと、同探偵社として、『本当にそんな事で復縁は出来ると思っているの?』と首ををかしげたくなる方法で、接触方法に関しても『えっ!?そんな接触の仕方で怪しまれないんですか?』という内容でした。

他社の首を傾げたくなる接触方法

他社の首を傾げたくなる接触方法は、ターゲットの会社近辺で道を探している風を装って接触するとの事でした。

ターゲットの趣味嗜好を相談者から伺っている為、事前情報に沿った内容のお店を探しているという設定でターゲットにお店を聞きます。

お店を教えてくれたお礼をして去り、後日記憶から薄れる前に、「先日はありがとうございました。おかげで助かりました。今度お礼させて下さい。」といった内容で再度接触して話しかけるとの事でした。

そしてお礼を兼ねてお店に行く為に連絡先を交換して後日食事に行くという方法です。

夢物語のような話ですが、未だにこんな酷い方法を提案する復縁屋があるんだ…とショックを受けました。

他社に対する相談者の疑問

ターゲットは男性で工作員は女性を使うとの事でしたが、相談者はターゲットが女性工作員に恋心を抱かないのかな?という不安を持ちます。

『復縁工作を行うので下心を相手から与えない様にするのでそれは安心して下さい』と説明された様ですが、相談者は女性が声を掛ければ下心がない男性はいるんだろうか?という疑問を持ち、弊社に他社で提案された方法について疑問を持ったとの事でした。

相談者の仰る事はもっともです。

しかし、他社の返答は「プロなんでその辺は上手くやります」という返答だけで、プロだから女性工作員が魅力を感じさせない様にするという方法はどういう事なのでしょう?

相談者が持つ疑問に対して弊社相談員も首を傾げます。

女性から男性に声を掛けて誘いにのる男性で微塵も下心がない男性は存在しません。

復縁屋でなくても知っている事であり、人の心理を学んだ者なら男性、女性の心理も学んでいるはずですし、心理以前に誰しもが知っている事だと思います。

下心がなく、お礼で食事に誘われたなら断られて当然です。

ターゲットから見てタイプではない方から『お礼に食事でも…』と誘われてOKを出すでしょうか?

助かったアピールをされても、『道案内しただけだし気持ちだけで十分ですよ』という返答が通常なら返ってきます。

工作員が美人、イケメンなら、食事に誘われれば断る方は少ないのですが、そこには確実に下心が存在します。

当然、下心があってターゲットが食事に行く形になりますが、「プロだから…」という言葉で納得しろと言われても納得出来るモノではありません。

食事の誘いを断られた状態から、不自然に何度も誘えばターゲットは不信感を持ち、工作員に対しての不信感を与えて警戒されてしまいます。

計画が最初から破綻しているのはご理解出来ると思います。

接触は出来るかもしれませんが、復縁となると計画が破綻している事がご理解頂けるかと思いますが、当然相談者も方法について上手くいくのか?という疑問が沸きあがり、弊社にご相談頂いた様でした。

相談者から「やっぱり上手くいかないと思いますか?」という言葉が口から洩れます。

「やっぱり上手くいかないと思いますか?」という言葉に「何故契約してしまったのですか?」という返答をすると「プロだから任せて下さいの言葉を信じてしまいました」という話しをされました。

復縁はプロだから任せてどうにかなる問題ではありません。

プロだからこそ、プロだから…という言葉を使うのではなく一つ一つの疑問に対して適切に答えられなければならず、復縁屋側が「プロだから…」という言葉を使うのではなく、相談者の方から「プロは凄いですね…」という言葉を頂かなければなりません。

プロスポーツ選手を思い出して下さい。

プロスポーツ選手はプロだから凄いでしょ?という事を出しません。

プロは普段からプロである為の訓練をし、プロである以上お金を頂き、プロとしてのパフォーマンスをお客さんに見せる事で、お客さんが「やっぱりプロスポーツ選手は凄いな!!!」という言葉を出します。

自分はプロだから…という自称プロは、大抵のケースがプロ意識がとても低く、プロの真似をするけれど、中身が伴わないケースばかりになります。

中身が伴わない自称プロは、積み上げた経験も知識もない為にプロだからという言葉で誤魔化します。

復縁屋も本当にプロとして仕事をしているなら、一つ一つの疑問に答えられ、納得出来る説明があり、復縁出来そうだ…という根拠があって初めて復縁工作を理解して頂き、復縁に向けて進めます。

復縁へ進む道が見えるから、依頼者は復縁工作の依頼をしようと思うのであって、復縁したい気持ちがあるから復縁工作の依頼をしようと思うのは間違いです。

他社に依頼した相談者のその後

他社に依頼した相談者は、面談の勢いで他社と契約をして後悔した様ですが、契約した後悔から弊社へとご相談頂きました。

相談者は自分で選択した訳だし、とりあえず他社に任せた以上、状況を見て、復縁が厳しいと決断出来た時は、『また相談にのってもらえますか?』と仰られましたので、復縁が難しそうなら、いつでもご相談下さいと伝えさせて頂きご相談は終わりました。

話しを聞いている以上、相談者が依頼した他社で復縁工作を行っても復縁は難しいとは思いますが、相談者が復縁屋から聞いた話しを端折って弊社に相談している可能性もあります。

願わくば、復縁が成功して下されば…とは思いますが、数か月後に相談者が弊社と復縁工作の契約を交わしたのは言うまでもありません。