薬物依存を抜け出したいなら別れさせ屋ジースタイル

タレントの田代まさしさんが、覚せい剤の容疑で逮捕されたニュースがお茶の間を巡り、やっぱり覚醒剤は辞められないんだな…と思った人は少なくないと思います。

田代まさしさんが初めて逮捕された事件はミニスカートを履いていた女性を盗撮して『ミニにタコ』というギャグを思いついたという苦しい言い訳から始まり、薬物関係の逮捕が相次ぎ、芸能界でお世話になっていた志村けんさんや元ラッツ&スターの桑野さん達を何度も裏切る事件を起こします。

薬物に携わっていない方なら1度の逮捕で反省し、何度も逮捕される様な事件を起こすなんて…と考えると思いますが、薬物事案に携わっている弊社では田代まさしさんが5度目の逮捕になった事も当然だと解釈しています。

田代まさしさんが逮捕される前には三田佳子さんの二男が脅迫で逮捕され、ここ数日は薬物に手を出した人物の再犯が目立ちますが、覚醒剤等の薬物依存者に関与した事がない人は薬物依存者が何故犯罪を繰り返すのか?について理解されていない方も多いのではないかと思います。

覚醒剤依存者はダルクという施設に入り、元薬物依存者同士で『薬物を辞めよう!』と共同生活を送るのですが、薬物依存者同士で薬物を断とう!とお互いにお互いを監視する様な共同生活を送っていたところで薬物を辞める事は出来ません。

薬物を辞めるどころか薬物の高揚感等を話し合い、薬物に対する欲求を抑える事が出来ず、ダルクに行っていた為に薬物に手を染める薬物依存者も存在し、薬物依存をダルクに預けただけでは解決しないケースが殆どです。

5度目の逮捕となった田代まさし容疑者もダルクに入り、NHK大阪では薬物依存からの離脱の苦しさを説き、薬物からの離脱を考えている旨の話しをするものの、結局は薬物依存から抜け出す事が出来ず5度目の逮捕を経験してしまいますが、田代まさし容疑者は覚醒剤を辞めたい!と周囲に公言していたとの事でした。

しかし、本人の想いとは裏腹に5度目の逮捕をされてしまいますが、今の日本では薬物を辞めさせる為に刑務所に入れるのではなく、薬物依存者を社会と隔離し、薬物を一定期間手に入れられない状況を作るだけに留まり、出所後の薬物離脱に関しては本人の意思に任せている傾向があります。

まず言える事は、現在の方法では覚醒剤を刑務所に収監されている間は手に入らないのでやらせない事は出来ますが、収監出来なくなった状態では再度覚醒剤に手を出してしまう事が分かります。

田代まさし容疑者曰く『覚醒剤をやった事がない人に覚醒剤をやった人の心理が分かる訳がない』と言い、どうしたら覚醒剤を辞められるか?を覚醒剤をやった事がない人が考えても意味がない事を示唆しています。

本当に覚せい剤を辞めさせたいなら今の国が考えた方法で覚せい剤を辞めさせようとしても難しく、弊社では薬物依存者の薬物離脱について全く別の切り口で薬物離脱を目指します。

田代まさし容疑者の様に一度栄光を掴んだ方であってもなかなか辞める事が出来ない覚醒剤は一度味を知ったらコロコロと坂道を転がり落ちる人生を送り、『本人が辞めたいと言っているんだから辞めるだろう…』と周囲の人が協力しない体制では確実に坂道を転げ落ちるだけの人生を送ってしまいます。

薬物依存は本人が辞めたい!と思う以上に周囲が辞めさせてあげたい!と思わなければ中々抜け出せるものではありません。

田代まさし容疑者の人生を、あなたの子供、恋人、親族に味あわせたくない…とお考えの際は弊社相談窓口に一度ご相談下さい。

田代まさし容疑者が5度目の逮捕ニュース記事と見解

 NHK Eテレの番組で今年、薬物中毒の恐ろしさを訴え、自らの更生を誓っていた元タレント、田代まさし(本名・政)容疑者(63)が6日、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで宮城県警に現行犯逮捕された。同法違反容疑による逮捕は9年ぶり4度目。番組出演の際には「依存症から回復する姿を見せていきたい」などとコメントしていた。同県警は認否を明らかにしていない。

かつては「マーシー」の愛称で親しまれた男が再び覚醒剤で捕まった。今回の逮捕容疑は8月23日、宮城県塩釜市の宿泊施設で、また今月6日に杉並区の自宅マンション敷地内で、それぞれ覚醒剤を所持した疑い。

塩釜署によると、田代容疑者が利用した塩釜市の宿泊施設から「客が変なものを忘れていった」と8月24日に通報があり発覚。塩釜市で所持していた案件で、今月6日に杉並区内で逮捕する際にも覚醒剤を所持していたため、現行犯逮捕した。

田代容疑者を乗せたシルバーのワゴン車は6日午後7時頃、塩釜署に到着。後部座席から出てきた同容疑者は、茶色いジャケットを頭から深くかぶり、警察官に誘導されながら署に入った。

覚せい剤取締法違反容疑だけでも2001年、04年、10年と3度の逮捕歴があり、14年7月の出所まで計7年間服役。出所後は薬物依存者の更生施設「日本ダルク」のスタッフとして活動し、講演や著書などで薬物依存の実態を伝えていた。

今年7月4日と同11日には、NHK Eテレのバラエティー「バリバラ」に講師役で出演。サブタイトルは「教えて★マーシー先生」だった。生徒役のアイドルから「逮捕されてもやめようと思わなかった?」と質問された際、「毎回思うけど、薬の魔力が勝って、また罰せられる」などと薬物中毒の恐ろしさを力説していた。

放送の発表直後から田代容疑者の起用に批判的な声も多かったが、制作のNHK大阪放送局では「依存症の人がどう回復しているか、どう社会と向き合うか、いい材料になる」と説明。同容疑者は6月の収録後、「これからも一日一日を積み重ねて、依存症から回復する姿を見せていきたい」と殊勝な“しくじり先生”ぶりをみせていた。

その後も講演やツイッター、6月開設のユーチューブチャンネル「ブラック・マーシー」で「僕も完璧じゃないけど、回復を目指しています」などとコメント。最近はメディア露出も多かった。

SANSPO.COM:引用

宮城県警は田代容疑者の認否について明らかにしていませんが、その後の捜査関係者への取材で、田代容疑者は塩釜市での覚醒剤所持について「自分のものではない」と返答し、都内での覚醒剤の所持についても曖昧に答えている等、否認している事が新たに分かっています。

田代まさし容疑者の逮捕容疑は、またしても『覚せい剤』でしたが、過去にも覚せい剤、薬関係同様の容疑で4回も逮捕されています。

出所後は、薬物依存症のリハビリ施設『ダルク』に入所し、薬物脱却を胸に努力し、後に『ダルク』のスタッフとしても働き、着実に薬物離脱への道を歩んでいた様に周囲からは見られていました。

正直な話し、この話しを聞いたところで弊社スタッフは田代まさし容疑者が薬物離脱への道を歩んでいたとは全く思えませんが、薬物を辞めさせる事が出来ない方々の目には田代まさし容疑者の行動は薬物離脱への道を歩んでいると映っていたようでした。

田代容疑者は自らの体験を元に薬物依存症の人達の社会復帰を支援する活動をしていましたが薬物離脱は難しく、いつまで経っても薬物をやりたい衝動に駆られていた様子を事件後に幾つも取り上げられます。

なぜ田代まさし容疑者は周囲からのサポートを受けて薬物離脱出来る環境にいたにも関わらず、薬物に手を出してしまったのでしょう?

薬物離脱に関わっている方々には理解が出来ない事ですが、根本的な薬物離脱プログラムが間違っている事に気付いていません。

でもやったら確実に『なるほど、これじゃやめられませんわ』

「薬物だけじゃなくて、何か原因があって薬物を使ってる人がけっこう多い」

「なんでやめられないかみんなに伝えるにはどうしたらいいかって、やっとこさたどり着いた答えが『1回やってみてください』なのね」

『マーシー、これやめられないわ』って絶対に言いますから。勧めてるわけじゃないんですよ、でもやったら確実に『なるほど、これじゃやめられませんわ』ってなる」

「罰では治らないんだよ。だってそれ治療じゃないじゃん。世の中って人の悪いことを正そうとする人ばっかりなんだよ。寄り添うって考え方がない。近藤さん(近藤恒夫氏=ダルクの代表)は『俺たちぐらい寄り添うってヤツがいてもいいだろう、現にそれで治ってるヤツがいっぱいいるんだ』って言うけど、そういうことは大切だなって」

ようやくここ最近で、重要なのは薬をやめることではなくて、どう生き方を変えるのかってことが大事なのかっていうところまでたどり着いたんだけど。

「やってみればわかります、100 %言います。そして大切なもの全部なくしますよって。ただ、過去は変えられないけど未来は変えられるって信じてるし、薬やめることじゃなくて生き方を変えようと。」

ケトルニュースより 一部抜粋

この記事を読んで薬物離脱の難しさを本当に理解出来る方は薬物離脱に関わった業務を行っている方で何人ほどいる事でしょう?

薬物に手を出したらやめられないという本音を田代容疑者は伝えています。

寄り添ってくれる周囲の助けもありましたし、薬物によって失ったものの大きさも実感しても薬物が手に入る環境では薬物を断ち切る事が出来ず薬物に手を染めてしまいます。

田代容疑者がやめられないと言っている様に薬物依存症は、性格や意志の弱さで測れるモノでありません。

罰を与え、失うものの大きさを分かって尚薬物依存から離脱するのは難しい事なのです。

身近な人が薬物で・・・とお悩みの方はご相談下さい。

弊社には子供、恋人、親族等の身近な人が薬物をやっていた、やっているかもしれない…という状態をどうにかしたいと考えてご相談頂くケースは少なくありません。

田代容疑者の様に周囲の協力やダルクの様な施設に入り、薬物を辞めさせようと周囲が協力しているつもりでも結局のところダルクは他人が集まり、元薬物依存の他人同士で薬物に手を出さないようにしよう!と声を上げたところで薬物依存が治る事はありません。

本当の意味で社会復帰を果たさなければ薬物依存から離脱する事は出来ず、薬物依存から抜け出す為には他人ではなく身内の協力は必要不可欠になります。

しかし、薬物依存者の身内の方々はダルク等の施設に入れる事で協力した。と自分で協力する事を免れる方法を取って薬物依存者との距離を置きます。

身内から見放された薬物依存者が考える事は、薬物から離脱して身内の元に戻ろう!!と考える事ではありません。

身内が自分を捨てた!と感じた薬物依存者が考える事は現実逃避になり、ダルク等の施設に入っている間は刑務所にいる事と同様なので一瞬は薬物が手に入らない状況になっている為、薬物を断つ事は出来ますが、ダルクにいても覚醒剤を使用してしまう事やダルクから退所すれば覚醒剤に手を出してしまい再犯への道を歩みます。

薬物から離脱させたい!と考える時に何をすれば良いのか?を理解している方は少なく、理解しないままにダルクなどの施設に入れてしまう為、臭いものには蓋をする!という悪しき習慣で薬物離脱を願い、願うだけで薬物離脱が叶う事はありません。

本当に薬物離脱を目指すなら正しい薬物離脱の方法を使って薬物離脱を支援してあげなければなりません。

弊社では薬物離脱に関するご協力をさせて頂く事が出来ますので薬物離脱を本気でさせたい!したい!とお考えの方はご相談下さい。