探偵という職業は、日常生活の中で接する機会がほとんどありません。
そのため、
- 探偵ってどんな人がやっているの?
- 何となく怪しい仕事なのでは?
- 映画やドラマのような存在なの?
といった疑問を持つ方も少なくありません。
そして、
復縁屋や別れさせ屋となれば、探偵業界の中でも更にニッチな業界なので、接する機会は激減します。
そのため、復縁屋や別れさせ屋を理解するためには、
まず 探偵という職業を正しく知ること が重要になります。
普段接することがない「探偵」を知って頂くことで、
復縁屋・別れさせ屋の選び方なども変わってくると思います。
探偵のイメージと現実の違い
探偵と聞くと、多くの人が思い浮かべるのは
- 江戸川コナン
- 金田一耕助
のように、推理をして事件を解決する仕事をイメージする方が多いと思います。
しかし、現在の日本で探偵が難事件を推理して解決するようなことはありません。
日本の探偵には警察のような捜査権はなく、
犯罪捜査を行うこともできません。
そもそも探偵は民間の調査会社であり、
警察の事件が探偵に流れてくることはありません。
ただし、
探偵業の管轄は「公安委員会」となっているため、
警察から指導を受ける立場ではあります。
そのため、
警察と完全に無関係というわけではありませんが、
大きな事件に関与するようなことはありません。
調査は推測をもとに進めることもありますが、
皆さんがイメージしているような「推理」とは少し意味合いが異なります。
日本の探偵の仕事とは
日本の探偵は、警察とは異なり、
依頼者からの依頼に基づいて事実を調査する仕事です。
「事件に関与しないのに、探偵は何を調査するの?」
と思う方もいるかもしれません。
日本の探偵の主な業務には、次のようなものがあります。
- 浮気調査
- 素行調査
- 人探し
- 行動確認
- 情報収集
などです。
つまり探偵は、
問題そのものを解決する立場ではなく、事実を調べる役割を担う職業になります。
調査によって得られた事実を「報告書」にまとめ、依頼者に報告する。
これが探偵のサービス内容であり、調査業務を依頼として請け負うのが日本の探偵です。
探偵が公安委員会から認められている調査方法
探偵が公安委員会から認められている調査方法は限られています。
認められている主な調査方法は、
- 尾行
- 張り込み
- 聞き込み
です。
GPS調査やデータ調査など、
探偵に依頼すれば何でも情報を入手できると考える人もいますが、
探偵業法では、GPS調査やデータ調査が認められているわけではありません。
尾行・張り込み・聞き込み以外はできないの?
公安委員会から認められている調査方法が
尾行・張り込み・聞き込みだけだと聞くと、
「それだけで行方不明者を探すことはできるの?」
と思う方もいるかもしれません。
しかし実際には、探偵会社ごとに独自のネットワークを持っており、
そのネットワークを活用した情報収集も行われています。
ただし、その場合でも最終的な調査は
公安委員会で認められている調査方法の範囲内で行われます。
探偵のネットワークを使った情報収集
分かりやすい例として、
探偵同士のネットワークを使った聞き込みがあります。
例えば、
「○○という人を知っていますか?」
といった形で、探偵同士のネットワークを通じて情報を共有し、
そこから得られた情報をもとに調査を進めるケースもあります。
このように、探偵が持つネットワークを活用することで、
行方不明者を探す調査などが成立する場合もあります。
探偵業は法律で管理されている
探偵業は、
探偵業の業務の適正化に関する法律(探偵業法)
によって管理されています。
この法律では、次のようなことが定められています。
- 公安委員会への届出
- 契約内容の明示
- 違法行為の禁止
また、対象者のプライバシーを脅かすような調査方法も禁止されています。
探偵業法が制定されたのは平成18年です。
この法律が制定された背景には、依頼者と探偵業者との間で金銭トラブルなどの問題が多発していたことがあります。
こうした状況を受けて、調査業務に一定のルールを設ける必要が生まれました。
その結果、探偵業は公安委員会(警察)の管轄のもとで管理されることになりました。
現在では、公安委員会への届出を行い、法律に基づいて運営する義務を負う民間調査会社が「探偵」として営業しています。
探偵になる人はどんな人?
探偵になるために、
国家資格のような特別な資格は必要ありません。
調査の際に、対象者が自動車やバイクで移動する場合には
運転免許が必要になることはありますが、
それ以外に探偵として必須となる資格は特にありません。
採用の流れも一般企業と同じで、
- 求人
- 面接
- 採用
という形になります。
採用後は探偵社で技術指導を受けながら、
実際の調査現場で経験を積み、技術を身につけていくことがほとんどです。
つまり探偵も、一般の仕事と同じように
現場経験を通して調査技術を身につけていく職業になります。
探偵を目指す人のパターン
探偵を目指す人は、大きく分けて 二つのタイプがあります。
① 探偵という仕事に興味を持った人
探偵の仕事の本質は、
困っている人のために事実を調査し、問題解決の判断材料を提供することです。
そのため、
- 人の役に立ちたい
- 困っている人を助けたい
- 調査の仕事に興味があった
といった理由から、探偵という仕事に興味を持ち、探偵を目指す人も多くいます。
② 仕事として探偵を選んだ人
一方で、
- 変わった仕事をしてみたい
- 調査という仕事に興味がある
といった理由から、
仕事として探偵を選ぶ人もいます。
探偵という職業に興味や憧れを持ち、
探偵業界に入るケースも少なくありません。
探偵の仕事は決して楽ではない
ただし、実際の探偵業務は決して楽な仕事ではありません。
例えば、
- 夜間調査
- 長時間の張り込み
- 不規則な勤務
などが多く、対象者の行動に合わせて
労働時間が大きく変動する仕事でもあります。
そのため、勤務環境としては厳しい側面もあり、
一般的な企業と比べても決して楽な職業とは言えません。
探偵の調査技術は、浮気調査だけでなく、人間関係の問題を扱う復縁屋や別れさせ屋のサービスでも活用されています。
探偵と復縁屋・別れさせ屋の関係
ここまで説明してきたように、
探偵の仕事は 調査によって事実を確認することです。
そして復縁屋や別れさせ屋のサービスでも、
この 調査工程 が重要な役割を持っています。
例えば、
- 別れさせ工作
- 復縁工作
では、次のような工程があります。
調査 → 接触 → 関係構築 → 心理誘導
まず調査によって対象者の行動や生活環境を確認し、
接触できるポイントを特定します。
さらに調査を通じて、対象者がどのような人物なのかを把握することで、
関係構築が可能になり、その後の心理誘導へとつながります。
この最初の 調査工程 は、
探偵業の届出がなければ行うことができない業務です。
そのため、探偵として培われた調査技術をベースに、
その先の 工作へとつなげていくのが復縁屋・別れさせ屋の業務になります。
つまり、
探偵 → 調査 → 復縁屋・別れさせ屋
という関係になります。
復縁屋や別れさせ屋の業務は、
探偵業の届出がなければ行うことができない調査を前提としているため、
探偵業と深く関係しているサービスでもあります。
ただし、探偵業の届出があれば誰にでもできるものではありません。
探偵業の認可があり、調査技術を持っていたとしても、
その先の 人間関係を動かす工作技術 がなければ成立しないからです。
そのため、復縁屋や別れさせ屋のサービスは
探偵社であることが大前提となる業務と言えます。
復縁屋や別れさせ屋のサービスは、このような探偵業の調査技術を基盤として成立している調査サービスです。
復縁屋・別れさせ屋は探偵業から派生したサービス
復縁屋や別れさせ屋は、
もともと浮気調査や不倫調査の依頼を受ける中で生まれたサービスです。
浮気調査を依頼される方の中には、
「本当は慰謝料を請求したいわけではなく、復縁したい」
「相手と別れさせて関係を取り戻したい」
といった相談をされる方も少なくありませんでした。
こうした依頼者の気持ちを受け止める中で、
復縁や別れさせを目的とした調査やサポートが行われるようになり、
復縁屋・別れさせ屋のサービスが生まれたと言われています。
探偵になる人の多くは、前述したように
- 誰かの役に立ちたい
- 困っている人を助けたい
という思いを持っている人が多く、
依頼者の悩みを解決するために調査だけでなく、その先の問題解決まで考える探偵がこのサービスを始めました。
探偵はもともと
- 行動確認
- 人間関係調査
- 状況分析
といった調査を日常業務として行っています。
こうした調査で得られる 情報や状況分析 を活用し、
人間関係の問題を解決するためのサービスとして発展していったものが
復縁屋や別れさせ屋のサービスです。
その過程で、従来の素行調査だけではなく、
- 復縁調査
- 別れさせ調査
といった形で、調査方法や調査で確認する情報の内容も変化していきました。
つまり復縁屋や別れさせ屋は、
探偵業の調査技術をベースに発展したサービスと言えます。
現在の復縁屋・別れさせ屋のサービスも、このような探偵業の調査技術を基盤として提供されています。
まとめ
現実の探偵という職業に対して、
- 怪しい仕事
- 違法な仕事
- 映画のような存在
といったイメージを持っている方は多いと思います。
しかし、それは普段の生活の中で探偵と関わる機会がほとんどないため、
実態が分からず、想像から生まれるイメージでもあります。
探偵という職業は、日常生活の中で関わることが少ない業種です。
そのため、どうしても想像で探偵という仕事を考えてしまう人が多いのも無理はありません。
ただし、探偵と関わらずに済む日常というのは決して悪いことではありません。
むしろ、探偵を疑うこと自体は間違いではないとも言えます。
探偵は法律に基づき、
- 調査
- 情報収集
- 事実確認
を行う民間の専門職です。
しかし、業界の中には、
依頼者が詳しく知らないことにつけ込み、
粗悪なサービスを提供している探偵社が存在するのも事実です。
そして復縁屋や別れさせ屋のサービスも、
こうした 探偵業の調査技術を基盤として成り立っています。
そのため、復縁屋や別れさせ屋を検討する際には、
探偵社選びも慎重に行う必要があります。
探偵という仕事を正しく理解することは、
復縁屋や別れさせ屋のサービスを検討する際にも
重要な判断材料の一つになると言えるでしょう。
探偵という仕事や調査の仕組みを理解することで、復縁屋や別れさせ屋のサービスについても、より正しく判断できるようになります。

執筆・監修責任者:Eri Miyamoto
株式会社ジースタイルにて、復縁工作・別れさせ工作・浮気調査など、恋愛トラブルに関する相談対応および案件対応に携わっています。
当サイトでは、実際の相談・依頼対応で得た知見をもとに、成功事例や解説記事の執筆・監修を行い、「今できること/難しいこと」を整理してお伝えすることを重視しています。
※ 安全面および業務上の配慮から、写真は後ろ姿で掲載しています。
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