複数社へ同じ相談メールを送り「返答の質」で比較した結果と、問い合わせで必ず確認すべきポイント
復縁工作を検討する際は、数社に相談して比較するのが基本です。
ただし、初めて復縁屋を探す方は、
- 何を質問すればよいか分からない
- 料金・実働回数ばかりを確認してしまう
- 返答の良し悪し(提案力・実行力・透明性)を判断できない
という状態になりやすく、結果として復縁屋選びを誤ります。
そこで本記事では、復縁屋の比較がしやすいように、**同一の相談メールを複数社へ送った際の“返答の傾向”**を整理し、さらに「初回問い合わせで必ず確認すべき注意点」をまとめます。
下記は、比較のために送った相談メール例です(他社宛に送った文面を一部調整しています)。
復縁屋へ送った相談メール(例)
【2年同棲していて別れてから1ヶ月です。別れた際に「復縁はあり得ない」と言われ、別れ際に「価値観が違う」とも言われました。この状況でも復縁は可能でしょうか?また、復縁工作を依頼した場合の費用はどのくらいになりますか?】
比較で見えた「復縁屋の返答パターン」5つ
同じ相談でも“返し方”で会社の中身が透けます
復縁屋を比較するときは、料金より先に 「返答の型」 を見てください。
今回はA社〜E社の返信内容から、復縁屋にありがちな傾向が明確に分かれました。
① 自称大手A社:返信は早いが、質問への回答が薄いタイプ
提示された金額の目安
- 着手金+成功報酬:約150万円(提示)
返信の特徴
返信は非常に早いものの、内容は「辛いですよね」「気持ちは分かります」といった共感が中心で、こちらの質問(可能性・費用の根拠・方法)に対する回答は薄い傾向でした。
やり取りが進んでも、要所で「電話で話しましょう」に誘導され、メール上で判断材料が増えづらい印象です。
このタイプで注意したい点
- 相談者の感情ケアはするが、手順・設計・根拠が出てこない
- 「プロなので」といった抽象表現で、具体論を回避しやすい
② 実働回数・段階報酬B社:復縁“以外”で成功報酬が発生するタイプ
提示された金額の目安
- 着手金+成功報酬:約130万円(提示)
仕組みの説明(要旨)
- 接触・連絡先交換などの“途中段階”で成功報酬が発生
- 一方で「復縁成立そのもの」には成功報酬を設定しない、という説明
このタイプで注意したい点
復縁工作の目的は「復縁成立」ですが、報酬設計が途中成果に寄り過ぎると、依頼者側の目的(復縁)と会社側の目的(段階達成)にズレが出ます。
また、実働日が対象者の動きより「会社都合」に寄りやすい運用だと、空振りや消耗が起きやすくなります。
③ 対応が荒いC社:説明を出さず、強い断定で押すタイプ
提示された金額の目安
- 着手金+成功報酬:約100万円(提示)
返信の特徴
メールでは「電話ください」「面談で」など、情報がほぼ出てきません。
電話では強い断定(例:絶対に復縁できる等)や、相談者を責めるような言い回しが混じるケースがあり、比較検討の材料が得られにくいタイプです。
このタイプで注意したい点
復縁工作は状況依存が大きく、一般に“絶対”の断定は難しい領域です。
断定で押してくる場合は、根拠・リスク・条件の説明があるかを必ず確認してください。
④ 期間契約から回数契約へ変更したD社:接触方法が“ナンパ型”に寄るタイプ
提示された金額の目安
- 着手金+成功報酬:約70万円(提示)
提案された内容(要旨)
- 路上で道を聞く→次回にお礼→連絡先交換…といった接触プロセス中心
- ただし「復縁に向けた心理誘導の設計(別れの原因・改善・再会導線)」は薄い
このタイプで注意したい点
接触は“入口”であり、復縁成功率を左右するのは「接触後に何を積み上げるか」です。
接触手段の説明だけで終わる場合、復縁工作の中核(原因解明・改善・心理誘導・再会設計)が欠けやすくなります。
⑤ 代表者面談推奨E社:共感メールが多いが、方法が出ないタイプ
提示された金額の目安
- 着手金+成功報酬:約120万円(提示)
返信の特徴
「辛いお気持ちは分かります」「任せてください」といった文面が続く一方、
“どう復縁へ進めるのか”の具体が出ないまま、面談へ誘導されやすい傾向があります。
また、返信を止めても追いかけメールが続き、比較検討の妨げになるケースがあります。
このタイプで注意したい点
共感は大切ですが、復縁工作の判断材料は「共感量」ではなく、
**設計(分析→施策→検証)**と **透明性(説明責任)**です。
結論:複数社へ問い合わせた結果、重要なのは“料金”より「説明の中身」だった
今回の比較で強く感じたのは、
多くの復縁屋が「復縁工作の方法(設計)」を文章で説明せず、共感・権威(プロ)・面談誘導に偏ると、依頼者が判断できないまま契約へ進みやすい、という点です。
初めて復縁屋を探す方ほど、料金や回数だけで比べてしまいますが、
本当に差が出るのは、ここからです。
復縁屋への問い合わせで「必ず確認すべき」質問テンプレ
初回連絡で、ここが答えられない会社は要注意
復縁屋へ問い合わせる際は、次の順番で質問してください。
料金質問は最後で問題ありません。
1)復縁の可能性判断は「何を根拠」にするのか?
- 別れの原因はどう特定するのか(本人確認・周辺情報・調査設計)
- 可能性が低いケースは何か(断られる条件)
2)復縁工作の“流れ”を段階で説明できるか?
最低でも下記が言語化されるべきです。
- 情報収集(調査)
- 接触(導線設計)
- 関係構築(会話設計・第三者視点の植え付け)
- 原因改善(依頼者側の改善設計)
- 再会(再接点の作り方)
- 復縁成立までの誘導(最終局面の設計)
3)成功の定義は何か?成功報酬の条件は妥当か?
- 「復縁成立」なのか、「接触」「連絡先交換」なのか
- 段階報酬の場合、依頼者の目的(復縁)とズレないか
4)稼働日・稼働判断は“誰の都合”で決まるか?
- 対象者の動き基準か、会社のスケジュール基準か
- 空振り時の扱い(回数消費の考え方)
5)連絡体制と緊急時対応(チャンス対応)
- 担当者不在時の代替体制
- 連絡が取れない状況をどう防ぐか
6)最後に料金:見積もりの内訳と変動条件
- 何が増減要因か(調査・人員・期間・難易度)
- 追加費用が出る条件を事前に明文化できるか
口コミ・ランキングサイトで失敗する相談が多い理由
復縁屋選びは「評判を見る」より「質問で見抜く」が安全です
口コミやランキングを鵜呑みにして失敗した、というセカンドオピニオン相談は継続的に多い傾向があります。
評価情報が役に立つ場合もありますが、復縁屋の比較では、外部評価よりも “会社が質問にどう答えるか” の方が実務的で再現性があります。
まとめ:復縁屋の“比較”は、質問の質で決まる
復縁屋選びで重要なのは、
- 料金の安さ
- 実働回数
ではなく、 - 復縁工作の設計(分析→施策→検証)を説明できるか
- 成功の定義と契約条件が依頼者の目的と一致しているか
- 依頼後の連絡体制・チャンス対応が現実的か
です。
初めての方ほど「何を聞けばよいか」が最大の壁になります。
本記事のテンプレ質問を使って、“返答の中身”で比較してください。


