別れさせ屋ジースタイル

別れさせ屋が最初にメディアで大きく取り上げられたのは、別れさせ屋の工作員が対象者を殺害する。といった事件でした。殺人事件を起こした別れさせ屋の工作員は、対象者を殺害した後、金銭トラブルを抱えていた事もあり、当時は大きな反響がありました。

本来メディア露出は商品を販売する事や、サービス内容を情報発信する事で、サービスを理解して頂く為のものですが、残念ながらサービスを理解して頂くよりも先に、殺人事件を起こした業種がある。という負のイメージを植えつけた情報発信が最初のメディア露出となった業界が別れさせ屋という業界でもあります。

後に、別れさせ屋というドラマも放送されましたが、豪華出演者にも関わらず番組は打ち切りになり、別れさせ屋のイメージは悪いままの状態となり、社会に別れさせ屋の悪いイメージは根強く残っています。ドラマ化される事で別れさせ屋の悪いイメージが変わるかもしれない…という期待もありましたが、ドラマは打ち切りになり、悪いイメージは根強く残ります。

ここ数年の間では、大阪地裁で行われた依頼者が別れさせ屋に対して成功報酬を払わずに別れさせ屋から訴訟を起こされたニュースや、別れさせ屋のアルバイトが対象者の自宅に侵入して窃盗を行ったニュースなど、別れさせ屋のイメージは悪くなる一方となりました。

ナカイの窓に出演していた別れさせ屋が話していた内容は本当?

事件ばかりの別れさせ屋のメディア露出ですが、バラエティ番組に別れさせ屋の工作員が出演していた事もあります。ナカイの窓という番組で元SMAPのリーダーである中居正広さんが司会を務めていた日本テレビの情報番組になります。

出演していた自称女性工作員は顔にマスクを付け、素性が分からない様にして番組に出演していました。女性工作員に元スマップの中居さんが別れさせ屋のサービスについて質問をしながら、別れさせ屋がどんなサービスを提供しているのか?を視聴者に教える番組でもありました。女性工作員が番組で話していた内容は、男性対象者に浮気をさせて別れさせる。という方法で、別れさせ屋を利用した事がない人や、別れさせ屋を知らない人からすれば、浮気をさせて別れさせる方法に関心を示す番組となっていました。

しかし、実際に別れさせ工作で浮気をさせられるか?という一番大切な部分については深く言及されず、浮気をさせるハニートラップをするサービス=別れさせ屋のサービス。と社会に広めてしまった様に見えました。

POINT

テレビ出演をしている別れさせ屋が優良な別れさせ屋とは限りません。

ナカイの窓での女性工作員の発言の嘘

ナカイの窓では浮気をさせるハニートラップの方法について女性工作員が発言していましたが、女性工作員の説明を聞いている同業者は皆、「この業者は成功させた事例がほぼないな…」と感じています。

ハニートラップを提案する業者の成功率の低さ

冒頭で別れさせ屋殺人事件について簡単に説明させて頂きましたが、別れさせ屋殺人事件の犯人を採用していた別れさせ屋の社長が警察の取調べで、ハニートラップの成功率の低さについて後述しますが供述しています。

なぜナカイの窓で成功率が低い方法を発信したのか?

ハニートラップの成功率の低さを知っているはずの別れさせ屋が何故全国放送のナカイの窓で成功率の低い方法を発信したのか?という理由は、単純に成功しなけれど、その方法を発信すれば、テレビなので成功する業者にみせる事が出来るから。になります。

実際に成功しない方法を発信する別れさせ屋の成功率とは?

実際に成功しない方法を発信する別れさせ屋の成功率の低さは業界でも有名で、テレビをご覧頂いて信じてしまった方が依頼し、失敗して弊社にご依頼頂くケースは少なくありません。

テレビ業界でも成功率が低い別れさせ屋として有名な話になります。

テレビ業界の関係者の間でも、ナカイの窓に出演していた別れさせ屋の成功率の低さや悪質さ、詐害紛いの手口を使っている事は有名ですが、グーグルの検索エンジンで「別れさせ屋」と検索すれば上位に表示されるので、知名度を利用して番組出演を許している。という話しを何度も聞かされているのが現状です。

ナカイの窓を別れさせ屋が見た感想

ナカイの窓という番組はとても影響がありましたが、視聴者が喜ぶ番組を作る。というテレビの趣旨通りの印象で、悪質業者であってもテレビは出演させて放送するんだな…という印層を受けました。

アルバイトに対象者宅に侵入させ窃盗をさせる別れさせ屋でもあります。

東京渋谷区の住職が別れさせ屋に依頼し、対象者自宅に侵入させ窃盗をさせた事件で依頼者も逮捕された事件がありましたが、その事件を起こした別れさせ屋が、ナカイの窓に出演していた別れさせ屋でもあります。

別れさせ屋のドラマは現実で大切な事が省かれています。

別れさせ屋のドラマは、2001年に豪華キャストを迎えて話題を集めました。一話毎に出演者が異なり、連続ドラマではなく一話完結のドラマとして放送された番組になります。出演者の顔ぶれを見ると一流有名人の方々が出演している番組で、当時人気のある俳優陣を迎えて話題となったドラマになり、日本テレビ系列で放送されました。

ドラマの流れは、依頼者ではなく別れさせ屋の視点で放送され、視点を変えれば面白いのかもしれませんが、視聴者は少なく、当時予定されていた放送回数を下回り、打ち切りとなるほど視聴率が低かった事が分かります。ドラマでは、別れさせ工作で最も重要視される人間模様の裏側が省かれており、数ヶ月単位で成功させる別れさせ工作を1時間程度の番組で完結させる番組構成に無理があったのかもしれません。

別れさせ屋の仕事をドラマにするなら、一番面白い部分は工作員と対象者、依頼者との人間模様になりますが、一番面白い部分を放送するのではなく、別れさせ屋を知ってもらおうとするかのような番組構成だったので面白い部分が全く描かれておらず、別れさせ屋にしてみれば、視聴率が上がらないのは当然。というドラマでもありました。

ドラマ出演者の名前

村上里佳子、奥菜恵、中村俊介、内藤剛志、隈本吉成、峰竜太、野際陽子、新井賀子、石黒賢、水島かおり、高知東生、今井恵理、西尾まり、藤田朋子、小西美帆、妻夫木聡、酒井敏也、菊池麻衣子、大沢樹生、林隆三、多岐川裕美、水上竜士、保坂尚輝、吹石一恵、トミーズ雅、玉木宏、新山千春、山本耕史、山崎一、阿部サダヲ、矢部美穂、松尾れい子

別れさせ屋が起こした殺人事件や脅迫事件のニュースもあります。

別れさせ屋はどちらかと言えば、バラエティ番組やドラマよりも事件になってワイドショーを騒がせるメディア露出の方が多いのです。最近では、別れさせ屋のアルバイトが対象者宅に侵入し、対象者の自宅からバッグなどを盗み、その別れさせ屋に依頼していた住職がアルバイトスタッフの共犯者として逮捕された事件がありました。

その前にお茶の間を騒がしていたのは、別れさせ屋の依頼者が別れさせ工作が成功したのに成功報酬を払わない事で大阪地裁に別れさせ屋から訴訟を起こされ、大阪地裁から成功報酬の支払い請求を依頼者がされる。といった事件もありました。

一番有名な別れさせ屋の事件といえば、別れさせ屋の工作員が対象者を殺害するという殺人事件を起こして、世間を騒がせたニュースがあります。

それ以外にも、自称別れさせ屋が依頼者に脅迫をして逮捕されたニュースなど、別れさせ屋のイメージは低下の一途を辿ります。

ナカイの窓に出ていた別れさせ屋と、アルバイトスタッフが窃盗を起こした別れさせ屋は同一業者になりますが、テレビやメディア露出のある別れさせ屋が信用出来るか?といえば、メディアの力を借りて信用を得ているだけの別れさせ屋である事が分かると思います。別れさせ屋のイメージを下げているのは、こうしたメディア露出のある別れさせ屋になりますが、アルバイトスタッフが対象者の自宅に侵入した業者は20年以上運営しており、業界では「老舗」の業者でもあります。

事件を起こした別れさせ屋の代表者はどう対応したか?

事件を起こした別れさせ屋の代表者は、社会に対して一切の謝罪も無く、何食わぬ顔をして今も運営しています。その別れさせ屋のHPには、「代表者が直接面談します!!」と記載されており、何かトラブルが起きた時の為に代表者が直接面談する事が必要だとHPには掲載されていますが、事件が起きて世間を賑わせても、代表者はHP上でスタッフが起きた事には全く触れておらず、責任を取る姿勢は全く見えない。という顛末となっています。

別れさせ屋のメディア露出についてのまとめ

メディア露出の多い別れさせ屋が優良業者か?といえば、一概には優良業者とは言えません。メディア露出は広告宣伝費を支払えばメディアで発信してくれるものであり、テレビに出ているから優良業者と判断すると悪質業者に引っ掛ってしまう可能性が十分にあります。

本来、別れさせ屋というサービスは、依頼者様の代わりに別れさせ屋の工作や復縁屋の工作を行うものであって、表に出て何かをする。というよりも裏に回って何かをする為にご依頼を頂くものになります。

裏方であるはずの別れさせ屋がメディア等の露出を増やしているのは、単純に広告として活用しているからであり、依頼者様からの依頼を成功させる為にメディア露出をしているものではありません。依頼者様の案件を成功させる為にメディア露出するのであれば、少なくとも別れさせ工作の方法を全国放送で流して、万が一にも対象者にバレるような事をしようとは考えません。

番組が放送時にも案件を抱えていたはずで、万が一対象者がナカイの窓を見ていた時に不信感を持たれてしまえば進行中の案件は失敗に終わります。進行中の別れさせ工作の依頼がなかったのか、それとも別れさせ工作が対象者にバレて失敗しても良いと思ったのか、どちらにせよメディア露出をした事で、その別れさせ屋がどんな考えを元に運営しているかが分かります。

メディア露出を別れさせ屋がする。という事は、とてもリスクがあるのです。それでもメディア露出が止まらない別れさせ屋があるので、別れさせ屋への依頼を検討している方には参考にして頂ければ幸いです。