別れさせ屋や復縁屋の悪質業者に要注意

別れさせ屋を自称する男性が恐喝未遂事件を起こして逮捕されました。恐喝未遂事件を起こす別れさせ屋に対してとても憤りを覚えますが、それ以上に同業者で恐喝未遂を行った事は非常に残念極まりません。別れさせ屋を自称した畑中杜志亜容疑者が起こした恐喝未遂事件は、2018年2月7日に起こりました。

警察によりますと、恐喝未遂の疑いで逮捕された派遣社員の畑中杜志亜容疑者(26)は7日、福岡市西区で、暴力団の名前を出すなどして19歳の女性から現金20万円を脅し取ろうとした疑いが持たれています。
畑中容疑者は別れさせ屋を自称してインターネットでこの女性と連絡を取り、女性が好意を抱く男性とその交際相手を別れさせるという約束をして現金32万円を受け取っていました。
そのうえで、さらに20万円を要求して脅し取ろうとしたとみられています。
畑中容疑者は「脅したつもりはない」と容疑を否認しています。引用元:ライブドアニュース「 「別れさせ屋」が恐喝未遂の疑い 依頼人に現金要求か 」

別れさせ屋の名称は、お世辞にも良いイメージを持たせるものではありません。【別れ】という言葉はネガティブなイメージが強く、人工的に別れさせる目的で依頼を請けるモノに対して、クリーンなイメージは中々持てません。※参考記事:別れさせ屋や復縁屋への悪いイメージをお持ちの方へ

追記(2024/05/25)

その為、別れさせ屋という名称だけで、反社会勢力かのように捉える方も多く、依頼する事で違法になってしまうのでは?という不安を抱えている方々も少なくありません。そういった業界のイメージを拭うには、誠実に対応する以外にありません。しかし、残念ながら同様の事件が再度起こりました。※参考記事:老舗の別れさせ屋の代表取締役が依頼者を恐喝の容疑で逮捕

恐喝未遂の報道が行われれば、別れさせ屋のイメージは更に悪いモノとなります。しかし、畑中杜志亜容疑者がした行為は、別れさせ屋として違法な行為をしたのではなく、刑法に反する行為で逮捕されたものなので、別れさせ屋=違法、という訳ではありません。違法行為をした別れさせ屋という事になりますが、別れさせ屋には犯罪を平気でする者が集まるという誤解をされる方も少なくありません。※参考記事:法律に反する違法な方法を提案致しません。

個人情報を悪用して恐喝未遂

報道された内容は、「暴力団の名前を出すなどして19歳の女性(依頼人)から現金20万円を脅し取ろうとした疑い。」とあります。この内容は、別れさせ工作を進めていく上で犯罪を犯したのではなく、情報を悪用して依頼人を恐喝した内容なので、別れさせ屋を運営していなければ成立していない犯罪であるとも言えます。しかし、こういった犯罪をしたから別れさせ屋全般が違法行為を行っている訳ではありません。

個人情報の管理は個人情報保護法といった企業が守らなければならない法律になります。個人情報を悪用する別れさせ屋と復縁屋はこういった事件以外にも弊社には沢山のご相談を頂いていますので、事件が起きる前にご相談下さい。※参考記事:個人情報漏洩が不安な方へ。弊社では依頼内容を身内の方にもお伝えしません。

自称別れさせ屋の脅迫未遂事件でおかしな点

この事件で報道された内容には少しおかしな点があります。「別れさせるという約束をして現金32万円を受け取っていました。」という部分があります。本来なら別れさせ屋と復縁屋は探偵業が運営しているので、探偵業法に則って契約書を交わします。※参考記事:契約書に記載する内容で業者を選ぶ際のチェック方法

しかし、この報道の仕方では、事件を起こした自称別れさせ屋は、契約すらしていなかった可能性が考えられます。そもそも、探偵業の契約は、未成年との契約は認められません。親の同意が無ければ契約出来ないので、別れさせ屋と復縁屋は未成年者からのご依頼はお断りしています。親の同意の元であれば、この事件が起こる事もなかったように感じますし、契約書を交わしていないので、契約ではなく約束という言葉が使われている様にも感じられます。

この事件によって、別れさせ屋への風当たりは更に強くなると思いますが、契約書を交わさない様な別れさせ屋や復縁屋とは絶対に契約しない様に心掛けて下さい。

自称別れさせ屋が恐喝未遂で逮捕に関して弊社の見識

「別れさせ屋」と称する男が依頼してきた女性から現金を脅し取ろうとしたとして逮捕されました。
警察によりますと、恐喝未遂の疑いで逮捕された派遣社員の畑中杜志亜容疑者(26)は7日、福岡市西区で、暴力団の名前を出すなどして19歳の女性から現金20万円を脅し取ろうとした疑いが持たれています。
畑中容疑者は別れさせ屋を自称してインターネットでこの女性と連絡を取り、女性が好意を抱く男性とその交際相手を別れさせるという約束をして現金32万円を受け取っていました。
そのうえで、さらに20万円を要求して脅し取ろうとしたとみられています。畑中容疑者は「脅したつもりはない」と容疑を否認しています。(Yahoo!!News参照)

本来依頼者様の味方であるはずの別れさせ屋が、依頼者様を脅迫するなど言語道断です。暴力団の名前を出す別れさせ屋など存在しない。と考えたい事ですが、自称別れさせ屋の畑中容疑者は暴力団の名前を出して脅迫するなど、別れさせ屋以前に社会人として疑問が沸く事件となりました。

常識がある方なら絶対にこの様な事件を起こす事はない。と分かると思いますが、残念ながら、別れさせ屋業界には常識が分からない会社も少なくありません。アルバイトスタッフが対象者の自宅に不法侵入する事件も含めて、常識で考えればおかしい事を平気でしてしまう会社が多い業界でもあります。常識がないまま依頼を請けるので、依頼を成功させる目的で依頼を請けるのではなく、依頼者様からどれだけ財産を奪うか?を考える別れさせ屋が蔓延っています。※参考記事:常識がない方の依頼は当然断ります。

犯罪を犯した自称別れさせ屋は、依頼者様の利益となる目的を叶える為ではなく、自分の利益を求める形となっているのです。当たり前の事が当たり前に出来ない会社が多い中、弊社はこういった事件を教訓にして、シッカリと依頼者様の利益を考える会社を目指して別れさせを成功に導きます。

契約するまでは別れさせ屋に個人情報を与えてはいけません。

名前、電話番号、住所、仕事、会社等、個人を特定する情報を、契約をしてない状態で別れさせ屋に与えれば、別れさせ屋から強請られてしまう情報を与えてしまいます。契約書には探偵業法で定められている、個人情報の取り扱いについて書かれているので、契約後なら個人情報を提出出来ますが、昨今の依頼者様達は、契約書を交わす前から別れさせ屋に個人情報を求められて、別れさせ屋の言いなりになって個人情報を渡した後に脅迫の被害に遭うといった方々が急増中です。

依頼者様の個人情報だけではなく、対象者の個人情報を渡す事も危険な行為になります。悪質業者の中には、依頼者様の個人情報だけではなく、対象者の個人情報も悪用する会社もあるので、個人情報を渡す時は、最低限契約書を交わした後に渡すようにお気を付け下さい。

相談時の段階で個人情報を流してしまい、依頼しなければならない状態を作らされた…といった被害に遭った方もいらっしゃいます。望まない依頼をしなければならなくなる事も考えられますので、契約するまでは別れさせ屋に個人情報を与えない様にご注意下さい。