※本記事は、実際のご相談・調査・復縁工作の経験を基に、私たちが復縁工作の前に復縁調査を行う理由について解説するコラムです。個別の状況によって必要な調査内容や進め方は異なります。
「早く工作員を接触させてください」というご相談は少なくありません
復縁相談をいただくと、
「住所も勤務先も分かっています。」
「相手の趣味も知っています。」
「調査は必要ないので、早く工作員を接触させてください。」
というお話を伺うことがあります。
一日でも早く状況を変えたい。
そのお気持ちは、とてもよく分かります。
しかし、私たちがお伝えしていることがあります。
復縁工作は、接触することから始まるものではありません。
相手を知ることから始まります。
接触は復縁工作のスタート地点ではありますが、それだけで復縁につながるものではありません。
だからこそ私たちは、接触する前に復縁調査を行います。
接触が目的なら、調査は必要ありません
極端な話をすれば、
対象者がよく利用する駅で待っていれば、偶然を装って話しかけることはできるかもしれません。
飲食店で隣の席になれば会話が始まることもあるでしょう。
趣味の場所で知り合うこともできるかもしれません。
つまり、
「接触するだけ」であれば、調査を省くことも不可能ではありません。
しかし、それで復縁につながるでしょうか。
ここで考えなければならないのは、
接触した後に何をするのか。
ということです。
私たちの目的は接触することではありません。
復縁することです。
そのためには、対象者のことを理解し、その人に合った方法を考える必要があります。
調査をしないということは、想像で復縁工作を進めるということです
『孫子』には、有名な言葉があります。
彼を知り、己を知れば百戦殆うからず。
相手を知り、自分を知っていれば、大きく負けることはないという意味です。
反対に言えば、
相手を知らないまま戦えば、勝敗は運に左右されやすくなります。
これは復縁工作にも当てはまります。
調査を行わずに復縁工作を始めるということは、
対象者の現状を十分に確認しないまま、
「きっとこうだろう。」
「たぶんこうなっているだろう。」
という想像を基に計画を立てることになります。
想像が当たれば問題ないかもしれません。
しかし、現実は想像通りに進むとは限りません。
想定外① 生活環境は変わっています
依頼者様が知っている対象者は、
交際していた頃の対象者です。
しかし、別れてから時間が経てば、
勤務時間が変わることもあります。
生活リズムが変わることもあります。
休日の過ごし方が変わることもあります。
通うお店や趣味が変わることもあるでしょう。
その変化を知らなければ、
接触方法も、接触場所も、工作員の設定も、最初からズレてしまう可能性があります。
接触できるかどうかだけではなく、その後も自然な関係を築ける環境なのかまで考えなければなりません。
想定外② 人間関係は変わっています
人間関係も同じです。
新しい友人ができているかもしれません。
職場の環境が変わっているかもしれません。
新しい恋人がいる可能性もあります。
家族との関係が以前とは違うこともあります。
人間関係が変われば、対象者が影響を受ける相手や考え方も変わります。
以前の情報だけを基準に工作を進めれば、会話の内容や関係の築き方までズレてしまうことがあります。
想定外③ 依頼者様が知らない対象者になっていることがあります
ここはとても重要です。
依頼者様は対象者のことをよく知っています。
しかし、それは、
「別れる前の対象者」です。
私たちが復縁工作で確認するのは、
「今の対象者」です。
別れをきっかけに考え方が変わる人もいます。
価値観が変わる人もいます。
交友関係が変わる人もいます。
仕事に打ち込むようになる人もいます。
依頼者様が知っている対象者と、現在の対象者が同じとは限りません。
復縁したいのは過去の対象者ではなく、今の対象者です。
だからこそ、現在の対象者を知る必要があります。
想定外④ 工作員の設定が合わなくなります
復縁工作では、
誰でも接触すれば良い訳ではありません。
- 同性が自然なのか。
- 年齢は近い方が良いのか。
- どのような立場なら違和感がないのか。
- どんな話題なら自然に会話が続くのか。
それらは対象者によって変わります。
調査を行わずに工作員を決めれば、
その設定自体が成立しない可能性もあります。
工作員は誰でも良い訳ではありません。
対象者に合った設定だからこそ、自然な関係を築くことができるのです。
→ 工作員とは
一番大切なのは、接触した後です
実は、一番大きな問題は接触前ではありません。
- 接触後です。
- 対象者と知り合うことができました。
- 連絡先も交換できました。
では、その先はどうするのでしょうか。
- 何を確認するのか。
- どんな話をするのか。
- 対象者の何を理解するのか。
- どのような変化を作るのか。
調査をしていなければ、その判断材料がありません。
だからこそ、
接触できたとしても、その先が続かなくなります。
接触できたことが成功ではありません。
接触した後に何ができるかが、復縁工作では最も重要になります。
想定外が起きるのではありません
「調査をしないと想定外が起きます。」
そう思われるかもしれません。
しかし、私たちの考え方は少し違います。
調査をしなければ想定外が起きるのではありません。
想定していないのだから、起きることのほとんどが想定外になるのです。
- だから計画が変わる。
- だから方針がブレる。
だから復縁工作の進め方も、その場その場で修正することになります。
復縁工作は、その場の思いつきで進めるものではありません。
相手を理解した上で組み立てていくものです。
調査も復縁工作の一部です
復縁調査は、
尾行をすることでも、
住所を確認することでも、
接触場所を探すことでもありません。
対象者を理解し、
現在の状況を確認し、
どのような方法が最も適しているのかを判断するための工程です。
その判断があるからこそ、
復縁工作の方向性が決まります。
調査は、工作の前段階ではありません。
復縁工作を成功へ近付けるための最初の工程なのです。
→ 復縁工作とは
筆者より
復縁工作というと、「工作員が対象者へ接触すること」が最も重要だと思われる方は少なくありません。
しかし、私たちはそう考えていません。
接触は、あくまでも復縁という結果を目指すための一つの手段です。
本当に大切なのは、
誰に、いつ、どのような形で接触し、その後どのような関係を築いていくのか。
その答えを見つけるために復縁調査があります。
復縁工作は、接触から始まるものではありません。
相手を知ることから始まるもの。
それが、私たちジースタイルが考える復縁工作です。
復縁屋ジースタイル
復縁を考える時に大切なのは、焦って行動することではありません。
現在の状況や対象者との関係を整理し、本当に必要な進め方を考えることが、復縁への第一歩になると私たちは考えています。
運営情報
この記事を書いた人

執筆・監修責任者:Eri Miyamoto
東京都公安委員会届出(第30190279号)の探偵社「復縁屋ジースタイル」を運営。年間相談件数5,000件以上、累計相談件数30,000件を超える復縁工作・別れさせ工作のご相談に対応してきた株式会社ジースタイルが、実際の相談・調査・工作で得た知見をもとに本記事を作成しています。
※ 安全面および業務上の配慮から、写真は後ろ姿で掲載しています。
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