旦那が家を出て行った。
離婚届が送られてきた。
そして裁判所から、離婚調停の通知が届いた。
ここまで進んでしまうと、
「もう復縁は無理なのではないか」
と考える方は少なくありません。
ただ実際には、
離婚届や離婚調停まで進んでいるから復縁できないのではなく、
“なぜそこまで相手が離婚を決意したのか”
を整理できていないまま動いてしまうことで、さらに関係が悪化していくケースも少なくありません。
今回のご相談者様も、
最初は、
「旦那は本当はまだ自分を愛している」
「元カノの存在が原因で離婚に向かっている」
という認識を強く持っていました。
しかし調査を進めていくと、
実際には旦那様側は、
「何を話しても伝わらない」
「疑われ続ける」
「話し合いが喧嘩になる」
「このままの結婚生活を続けた先が見えてしまった」
という苦しさを抱えながら、一人で生活することで少しずつ精神的な落ち着きを取り戻している状態でもありました。
そして今回の復縁工作では、
単に対象者へ接触した訳ではありません。
なぜ旦那様が離婚を決意したのか。
なぜ依頼者様は相手を疑うしかなかったのか。
相手にどう見られていたのか。
何が苦しくさせていたのか。
を整理しながら、
対象者側の見え方だけでなく、
依頼者様自身の受け取り方や考え方も少しずつ変えていく形で進めていきました。
その結果、
「離婚するしかない」
という状態から、
「もう一度夫婦として生活を見直してみる」
という状態まで関係が変化し、同居生活を再開する形で復縁へ進むことになりました。
本記事では、
離婚調停中という状態から、
どのように対象者側の見え方が変わっていったのか。
そして依頼者様自身が、
どのように“以前と同じではない状態”へ変わっていったのかを、実際の稼働の流れと共に整理していきます。
→ 復縁屋とは
→ 復縁工作とは
→ 復縁工作の進め方
→ 復縁工作の方法
→ 復縁工作の成功事例集
※本事例は実際のご相談を基に構成していますが、状況や相手の心理により結果を保証するものではありません。
内容は人物が特定されないよう一部修正しています。
ご相談内容
ご相談者様は、30代後半の女性でした。
ご相談内容は、家を出て行ったご主人との復縁でした。
ご主人とは、交際期間約半年で結婚。
婚姻期間は約一年でした。
交際当初は関係も悪くなかったものの、結婚後はご主人の行動を巡って口論になることが増えていったとのことでした。
特に、ご相談者様はご主人の浮気を強く疑うようになり、
- 帰宅時間
- 携帯電話
- 交友関係
- 休日の行動
などを確認することが増えていきました。
ご主人側は浮気を否定していたものの、ご相談者様は納得できず、問い詰めることを繰り返していたとのことでした。
その結果、夫婦喧嘩は次第に激しくなり、近隣住民が通報する形で警察が来たこともあったとのことでした。
ただ、ご相談者様自身は、
「喧嘩は多かったけど、旦那はまだ私を愛していると思う」
「本当に気持ちがなくなった訳ではない」
「元カノが関わってきてからおかしくなった」
と考えており、ご主人の気持ちが離れた原因は、周囲の影響によるものだと受け止めていました。
しかし実際には、ご主人は自宅へ帰らなくなり、その後、離婚届が郵送で送られてきました。
ご相談者様は、その段階でも、
「時間が経てば戻ってくる」
「感情的になっているだけ」
という認識が強く、離婚届には応じませんでした。
ところが、その後、裁判所から離婚調停に関する通知が届き、ご主人が本格的に離婚へ向けて動いていることが分かったことで、初めて状況の深刻さを感じたとのことでした。
ご相談者様は、
「離婚したくない」
「やり直したい」
「でも本人とまともに話せない」
という状態で、弊社へ復縁工作のご相談に来られました。
この段階で重要だったのは、ご相談者様が「まだ愛情は残っているはず」と考えていることではなく、ご主人側がなぜ家を出るところまで気持ちを固めたのか、そして現在、ご相談者様との関係をどのように受け止めているのかを確認することでした。
調査前の情報整理と、ご相談者様が考えていた「確認方法」
ご相談時、ご主人の情報自体はある程度揃っていました。
- 勤務先
- 会社名
- 顔写真
- 通勤時間帯
- 普段の移動ルート
- 別居後に住んでいる場所
などについて、ご相談者様は把握されていました。
また、ご主人は会社を経営していたため、ご相談者様としては、
「会社で張り込めばすぐに分かる」
「通勤時間も分かっている」
「写真もあるから確認できるはず」
という認識を持たれていました。
そのため、最初の打ち合わせ段階では、
「まず会社から張り込んでほしい」
というご要望が強くありました。
ただ、ここで重要だったのは、
「勤務先が分かっているかどうか」ではありませんでした。
問題は、ご主人が家を出てから既に二か月が経過していたことでした。
別居直後であれば、
これまで通りの通勤や生活パターンを維持しているケースもあります。
しかし、別居期間が長くなるほど、
- 出勤時間を変える
- 会社へ行く頻度を変える
- 周囲に見られない動きを取る
- 生活動線そのものが変わる
といったケースも少なくありません。
特に今回は、
夫婦間トラブルが警察沙汰にまで発展していたこともあり、ご主人側がご相談者様との接触を避ける意識を強めている可能性がありました。
そのため弊社としては、
「現在住んでいる場所から生活動線を確認した方が、今の状態は把握しやすい」
というご提案を行いました。
ただ、ご相談者様としては、
「会社へ行けば絶対に分かる」
「仕事は休めないはず」
「会社を見れば十分」
という認識が強く、まずはそのご希望に沿う形で勤務先周辺から確認を進めることになりました。
この段階では、
ご相談者様の中に、
「以前まで見えていた旦那様の生活」
を前提に考えている部分が強く残っていました。
しかし実際には、
別居から二か月が経過している以上、生活リズムや行動範囲そのものが既に変化している可能性も考える必要がありました。
復縁工作では、
「以前の対象者を知っていること」と、
「現在の対象者の状態を把握できていること」は別になります。
そのため、最初の情報整理の段階から、
“今どう動いているか”
を確認し直す必要がありました。
事前調査|張り込み位置と現場状況の確認
最初の調査では、
すぐに対象者確認を行うのではなく、まず現場状況の確認から行いました。
今回のケースでは、
- 勤務先
- 現在の居住地
- おおよその生活時間帯
について事前情報があったため、まずは実際に現場へ入り、
- どこで確認を行うべきか
- どこなら不自然さが出にくいか
- どの程度の人数が必要になるか
を整理することになりました。
ご相談者様からは、
「会社なら見つけやすいはず」
というお話を伺っていましたが、実際に現場確認を行うと、勤務先周辺は比較的張り込み位置を確保しやすく、対象者確認自体は進めやすい環境であることが分かりました。
一方で、現在住んでいるとされる自宅周辺については状況が異なっていました。
住宅街の中でも人通りが限定される場所であり、外部の人間が長時間滞在すると目立ちやすい環境だったのです。
さらに周辺には小学校もあり、時間帯によっては通学路になる可能性も確認できました。
そのため、
- 長時間同じ場所へ留まる
- 不自然な停車を続ける
- 頻繁に位置を変える
といった動きは、近隣住民から不審に見られるリスクがありました。
特に今回は、
夫婦間トラブルが警察対応にまで発展していた経緯があったため、ご主人側だけではなく、周辺住民からの通報リスクも考慮する必要がありました。
そのため、通常であれば二人体制で行う確認についても、今回は三人体制で進める判断を行いました。
これは単純に人数を増やしたという意味ではなく、
- 確認位置の分散
- 不自然さを避ける交代対応
- 周辺確認
- 対象者確認時の追尾対応
などを無理なく行うための調整でした。
復縁調査では、
対象者を確認することだけでなく、
「確認していること自体を不自然に見せないこと」
も非常に重要になります。
特に今回のように、
対象者側の警戒が高まっている可能性があるケースでは、調査そのものが対象者へ違和感を与えないよう、現場環境から整理していく必要がありました。



