復縁屋や別れさせ屋のサイトを見ると、
「心理誘導のプロ」という言葉をよく見かけると思います。
私たちの仕事は、対象者の心理や人間関係に関わる仕事なので、
人間の心理を理解することがとても大切なのは確かです。
実際、対象者と接触しているときは常に気を張っています。
相手の反応や言葉のニュアンスを見ながら関係を作っていくので、
現場が終わると張りつめていたものが一気にほどけて、どっと疲れが出ることもあります。
人と接すること自体、とてもエネルギーを使うことです。
ましてそれが仕事としての接触であれば、普通の人間関係とは違う緊張感があります。
普段からそういう仕事をしているからこそ、
この業界の説明を見ていて、少し疑問に思うことがあります。
それは、
「依頼者の心理をちゃんと考えているのかな?」
という点です。
対象者の心理については、実際に現場に入ってみないと分からないことも多いので、
外から見て判断することは難しいと思います。
ただ、依頼者の方の心理については、
相談を受けていると疑問に感じるケースがあります。
例えば、回数制の業者に依頼して、
セカンドオピニオンとして弊社に相談される方の話を聞くと、
「最小ロッドで済むように頑張ります」
という説明を受けたというケースをよく聞きます。
ただ実際には、その最小ロッドで結果が出ず、
途中で不安になって相談に来られる方も少なくありません。
復縁や別れさせの案件は、
相手の性格や人間関係、生活環境によって進み方が大きく変わります。
実際に動いてみないと分からない部分が多い仕事なんです。
だからこそ、
「最小で済むように頑張ります」
という言葉は、依頼者の方に期待を持たせてしまう言葉でもあるのではないかと感じることがあります。
心理誘導の仕事をしているのであれば、
対象者に気を配るのと同じように、依頼者の心理にも配慮した説明が必要なのではないかと思うことがあります。
依頼者の方がその言葉を聞いたときに、
「きっと少ない回数で解決できるかもしれない」
と期待してしまうことは、想像できることだと思うんです。
そしてもう一つ疑問に思うのは、
対象者の状況が分からない段階で「最小ロッド」を前提にした説明ができるのだろうか、という点です。
回数制の仕組みであれば、
むしろ
「どのくらい回数がかかる可能性があるのか」
という最大ロッドの説明も含めて話をすることが、
依頼者にとっては分かりやすい説明になるのではないかと思うことがあります。
実際に相談を受けていると、
「最初に聞いていた話と違う」と感じている方がいるのも事実です。

この記事を書いた人:三瀬
株式会社ジースタイルで別れさせ工作・復縁工作の現場業務を担当する女性工作員。現場での経験をもとに、復縁屋・別れさせ屋業界についてのコラムを執筆しています。
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