復縁工作について、
「担当者が全部決めるんですよね?」
「工作員は担当者の指示通りに動くんですよね?」
というご質問をいただくことがあります。
もちろん、復縁屋の担当者は案件全体を確認し、復縁工作をどのように進めるのかを考えます。
そして、その方針や次の稼働で目指すことを工作員へ共有します。
しかし、担当者が、
「今日はここまで進める。」
と決めたからといって、工作員が対象者様の反応を無視して、その目標を達成しなければならないわけではありません。
対象者様は一人ひとり違います。
同じ対象者様でも、その日の状況や気分は違います。
一人でいると想定していた対象者様が友人と一緒にいるかもしれません。
話しかけやすい状況だと考えていても、仕事で疲れて会話をしたくない様子かもしれません。
反対に、短時間の接触を想定していたのに、対象者様から積極的に会話を続けてくださることもあります。
こうした現場の状況を、担当者が事前にすべて予測することはできません。
そのためジースタイルでは、
担当者が案件全体から方針を考え、工作員が目の前の対象者様を見ながら、その方針をどう実行するのかを判断します。
担当者が考える。
工作員が現場で対象者様を確認する。
現場で得られた情報を担当者へ戻す。
担当者が次の方針を考える。
復縁工作は、この繰り返しによって進めていきます。
担当者は案件全体から復縁工作の方針を考えます
復縁屋の担当者は、工作員へ、
「今日はこの場所へ行ってください。」
「対象者様へ接触してください。」
と指示を出すだけの役割ではありません。
依頼者様から伺った情報。
復縁調査で確認した内容。
これまでの接触結果。
対象者様の反応。
依頼者様の現在の状況。
こうした情報を整理しながら、案件全体を見て次に何が必要なのかを考えます。
その上で、
「次の稼働では何を目指すのか。」
を工作員と共有します。
例えば、初めて対象者様へ接触するのであれば、
「まずは自然に知り合うことを優先する。」
「会話が続けば次につながる関係を作る。」
「自然な流れがあれば連絡先の交換も検討する。」
といった目標を考えます。
しかし、
担当者が決めることができるのは方針や目標であって、対象者様がどのような反応をするかまで決めることはできません。
「今日はLINE交換まで進めたい。」
と考えていても、対象者様が警戒していれば無理に連絡先を聞くべきではありません。
反対に、
「今日は自然に知り合えれば十分。」
と考えていたとしても、対象者様から積極的に会話を続けてくださるのであれば、もう少し関係を進められる場合もあります。
担当者は案件全体から方針を考えます。
しかし、その方針を実際の対象者様に対してどのように実行するのかは、現場の状況を確認する必要があります。
工作員は目の前の対象者様を見て現場で判断します
担当者が見ているのは、案件全体です。
一方、工作員が見ているのは、
その時、目の前にいる対象者様です。
工作員は対象者様と接しながら、
- 表情
- 話し方
- 距離感
- 警戒心
- 会話への反応
- どの話題に興味を示すのか
- 自分から質問を返してくれるのか
- 会話を続けたい様子があるのか
- 会話を終わらせたい様子があるのか
などを確認します。
また、対象者様だけを見るわけではありません。
友人や知人と一緒ではないか。
誰かを待っていないか。
急いでいる様子はないか。
その場所で会話を続けることが不自然ではないか。
こうした周囲の状況も含めて判断します。
例えば、担当者から、
「自然な流れであればLINE交換まで進めたい。」
という目標が共有されていたとします。
しかし、実際に接触してみると、
対象者様が仕事で疲れている。
友人との待ち合わせがある。
会話には応じてくれるものの、早く帰りたそうにしている。
という状況かもしれません。
そこで、
「今日はLINE交換が目標だから。」
という理由だけで連絡先を聞けば、
「距離を縮めるのが早いな。」
「なぜこんなに連絡先を聞きたがるんだろう。」
と違和感を与える可能性があります。
その場合、工作員は、
「今日はここまでにしておこう。」
と判断します。
反対に、自然に知り合うだけの予定だったとしても、対象者様から積極的に質問をされ、会話が続いているのであれば、
「この流れなら、もう少し距離を縮めても不自然ではない。」
と判断する場合があります。
現場では、進める判断もあれば、止める判断もあります。
工作員は担当者から共有された目標を機械的に達成するのではなく、
「今、この対象者様に対してどこまで進めることが自然なのか。」
を見ながら判断します。
現場判断で予定を変えることは方針を無視することではありません
工作員が現場で判断すると聞くと、
「工作員が担当者の指示を無視して勝手に動くのではないですか?」
と思われる方もいるかもしれません。
しかし、
現場判断と、担当者の方針を無視することは違います。
例えば、案件全体の方針として、
「対象者様と自然な関係を築く。」
という目的があったとします。
そして、その日の目標として、
「可能であればLINE交換まで進める。」
と設定していたとします。
実際に接触した対象者様が警戒しているにもかかわらず、
「担当者からLINE交換まで進めるように言われているから。」
と連絡先の交換を強行したとします。
LINEを交換できれば、その日の目標だけを見れば達成です。
しかし、対象者様から、
「何でこんなに距離を縮めようとしてくるんだろう。」
と思われてしまえば、
「対象者様と自然な関係を築く」という案件全体の方針からは離れてしまいます。
その場合、LINE交換を見送ることは担当者の方針を無視することではありません。
むしろ、
案件全体の方針を守るために、その日の具体的な行動を変更しているのです。
反対に、対象者様が積極的に会話を続け、自然に連絡先を交換できる流れになっているのに、
「今日は知り合うところまでという指示だったから。」
という理由だけで会話を終わらせる必要もありません。
復縁工作では、
その日の指示を守ることより、復縁という目的から外れないことを優先します。
担当者が考えた方針を無視するのではなく、実際の対象者様に合わせて方針を実行する。
それが工作員の現場判断です。
→ 復縁工作の工作員に必要な工作能力とは?発想力と現場対応力を解説
工作員の現場判断を担当者が次の方針へ反映します
工作員が現場で判断して終わりではありません。
対象者様と接した結果を担当者へ報告します。
その際に伝えるのは、
「LINE交換ができた。」
「30分話した。」
「食事へ行った。」
といった結果だけではありません。
例えば、
「想定していたより初対面の人とも自然に話す方でした。」
「仕事についてはよく話しますが、恋愛の話題になると反応が変わりました。」
「こちらから質問するより、対象者様から質問されることが多かったです。」
「会話は続きましたが、距離を縮めることには慎重な印象でした。」
といった、現場でなければ分からない対象者様の反応も報告します。
担当者は、その情報を案件全体へ戻します。
当初考えていた対象者様の人物像と違いはないか。
これまで考えていた方法を続けていいのか。
次は何を目標にするべきか。
もう少し関係構築を優先するべきか。
方法を変更する必要はないか。
現場で新しく分かったことを加えて、次の方針を考えます。
つまり、
- 担当者が方針を考える
- 工作員が現場で対象者様を見る
- 対象者様の反応に合わせて判断する
- 現場で分かったことを担当者へ戻す
- 担当者が次の方針を考える
という流れです。
最初に決めた方法を最後まで守るために現場報告があるのではありません。
現場で分かったことを、次の判断へつなげるために報告があります。
→ 復縁工作の途中で方法を変更するのは、計画不足ではありません
復縁工作は、
担当者が指示を出し、工作員がその指示通りに作業を消化していくものではありません。
担当者は、案件全体を見て方針を考えます。
工作員は、目の前にいる対象者様を見て、その方針をどう実行するのかを判断します。
そして、現場で分かったことを担当者へ戻し、次の方針を考えます。
担当者が案件全体を見ることと、工作員が現場を見ること。
この二つの判断をつなぐことで、対象者様に合わせて復縁工作を進めます。
予定通りに進めることが目的なのではありません。
その日の目標を達成することだけが目的でもありません。
対象者様の反応を確認しながら、復縁という目的から外れない判断を積み重ねていくことが大切です。
復縁を考える時に大切なのは、
焦って行動することではありません。
現在の状況や対象者との関係を整理し、本当に必要な進め方を考えることが、復縁への第一歩になると私たちは考えています。
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この記事を書いた人

執筆・監修責任者:Eri Miyamoto
東京都公安委員会届出(第30190279号)の探偵社「復縁屋ジースタイル」を運営。年間相談件数5,000件以上、累計相談件数30,000件を超える復縁工作・別れさせ工作のご相談に対応してきた株式会社ジースタイルが、実際の相談・調査・工作で得た知見をもとに本記事を作成しています。
※ 安全面および業務上の配慮から、写真は後ろ姿で掲載しています。
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