別れさせ屋に依頼すると違法になるという不安を抱える必要はありません。別れさせ屋に依頼する事は合法であり、別れさせ屋に依頼＝違法＝逮捕という事にはなりません。別れさせ屋に依頼すると違法になるかもしれない…という不安を抱えている方に、別れさせ屋に依頼する事は何故違法ではないか？を別れさせ屋が解説させて頂きます。
別れさせ屋に依頼すると違法になるというネットの記事もありますし、別れさせ屋に依頼して逮捕された事件もあります。過去に別れさせ屋に依頼して事件化されたものもあるので、別れさせ屋に依頼すると違法性を感じる方もいらっしゃるようですが、誤解しないで頂きたいのは、別れさせ屋に依頼する事が違法ではなく、別れさせ屋に依頼して違法な調査や工作を行ったので事件化された事をご理解頂く記事になります。
別れさせ屋に依頼して事件になったケース
別れさせ屋に依頼して事件になったケースが過去にあります。事件になったケースで一番大きな事件が別れさせ屋の工作員が対象者を殺害してしまった事件になります。別れさせ屋の工作員が対象者にハニートラップを仕掛けて関係を作り、別れさせ屋である事がバレてしまった事や、金銭トラブルを抱えていた事などが原因で、別れさせ屋の工作員が対象者を殺害してしまった事件になります。
他にも、別れさせ屋が未成年の依頼者を脅迫して脅迫未遂で逮捕された事件、別れさせ屋の代表取締役が依頼者に強制性交や3000万円の恐喝未遂で逮捕された事件、別れさせ屋のアルバイトが対象者自宅に不法侵入して逮捕された事件など、別れさせ屋に依頼したから事件になったケースがあります。
別れさせ屋に依頼しても違法にならない理由
別れさせ屋に依頼した際に、どんな罪名になるか？を考えて頂きたいのですが、例えば、対象者を別れさせる為に嘘を吐いたり、別れる為に嘘を吐いたとして、詐欺罪に該当するのではないか？という不安を感じる方もいらっしゃるようです。
しかし、別れさせ屋に依頼して別れさせても、別れても、対象者を騙す事はないので詐欺罪には該当しません。例えば、対象者から金銭を騙し取るような手口を別れさせ屋が使って別れさせたり、別れたりすれば詐欺罪に該当しますが、別れさせ屋は別れさせる事や別れる事をサポートするので、対象者からお金を騙し取る訳ではないので詐欺罪の適応は有りません。
別れさせ屋に浮気をさせて肉体関係を持たせれば売春斡旋になる？
別れさせ屋に依頼する際に、対象者に浮気をさせて、肉体関係を結ばせれば売春斡旋になる可能性があります。工作員にお金を支払い、仕事として肉体関係を持たせれば援助交際と変わらないので、それを指示した依頼者様も違法行為に加担したとして刑法に抵触する可能性があります。その為、別れさせ屋から工作員に肉体関係を持たせる方法を提案されたら要注意です。
別れさせ屋が別れさせる事を強要すれば違法になる？
別れさせ屋が、対象者に脅迫して別れさせようとした場合、強要罪が適用されます。例えば、「別れなければ○○万円支払え！！」といった金品を強要すれば恐喝罪が適用されます。金品を要求しなくても、「別れろ！！」と対象者の自由を侵害する行為で別れさせた場合であっても脅迫罪、強要罪が適用され、依頼者様も共犯者となるので、違法行為に加担した、になります。
工作員がプロフィールを偽る事は詐欺にはなりません
工作員がプロフィールを偽って対象者に接触しても、対象者から財産を奪う訳ではないので詐欺罪に該当する事は有りません。
別れさせ屋への依頼は違法ではありません。
別れさせ屋に依頼する事自体は違法行為に該当しません。単純な商取引になり、別れさせ屋と依頼者様で契約を締結しただけの関係になります。しかし、別れさせ屋に依頼する際に、違法な方法と分かっていながら契約を交わした場合、依頼者様も違法行為への共犯者となるので、刑法に抵触します。
例えば、別れさせ屋から、「別れさせる為に対象者を殺害しましょう。」という方法を提案された時に、依頼者様も殺害が犯罪だと分かっていながら契約を交わし、本当に別れさせ屋が対象者を殺害した時は、依頼者様も共犯者となります。しかし、別れさせ屋は基本的には違法行為に手を染めず、合法な手段で別れの悩みを解消させる方法を提案してくれるので、別れさせ屋に依頼しても違法になる事は有りません。
違法行為をした別れさせ屋については、警視庁のホームページに営業停止の処分を受けた探偵社が掲載されていますので、そちらを参考にして下さい。
裁判所が別れさせ屋への依頼は合法だと認めています。
別れさせ屋への依頼が違法なのか？を争う裁判が、2018年に大阪地裁で行われました。裁判所が下した判決は、「別れさせ工作は公序良俗に該当するものではない。」という判断でした。裁判所が別れさせ屋への依頼は違法ではないという判断を下したにも関わらず、 ネットには別れさせ屋に依頼すると違法になるというデマが掲載しているブログも多数あります。
日本は法治国家であり、裁判所の判断が法律の解釈になるので、裁判所が別れさせ工作は違法ではないという判断を下した以上、司法は別れさせ屋への依頼は違法ではない事を認めています。もちろん、別れさせ屋に依頼した際に、別れさせ屋が違法行為を裁判所が容認したものではありません。殺害計画を立てていたり、管理売春などの計画を別れさせ屋と依頼者様が立てていれば、違法行為に該当します。
違法な方法を提案する別れさせ屋もあります
別れさせ屋に依頼する事は違法ではなくても、違法行為を別れさせ屋が認められている訳ではありません。別れさせ屋業界は、とてもダークなイメージを持っている方も多いので、犯罪行為に加担するのかも…というイメージを別れさせ屋に持っている方も少なからずいらっしゃいます。
しかし、別れさせ屋は公安委員会からの認可を得て運営している探偵会社になります。反社会勢力や前科・前歴を持っていれば公安委員会からの認可を得られないので、一般の別れさせ屋が違法な工作方法を提案する事はありません。残念ながら一部悪質な別れさせ屋の中には、違法な方法を提案する別れさせ屋もあるので、法律を知らないで別れさせ屋に依頼して違法行為を実行されてしまった…という事もあります。
別れさせ屋への依頼は合法ですが、違法な方法を認められている訳ではないので、別れさせ屋に依頼する時は、違法な方法を提案する別れさせ屋にご注意下さい。
普通の別れさせ屋は違法な方法を提案しません
普通に運営している別れさせ屋は、違法な工作方法を提案し、実行に移せば、公安委員会の認可が取り消しになる事を理解しているので、違法な工作方法を提案する事はありません。違法な工作方法を提案して実行に移せば事件に繋がる事を別れさせ屋も理解しています。そして、違法な工作方法を提案しても別れの悩みを解消出来ない事も本来の別れさせ屋は理解しています。
別れさせ屋は、反社会勢力の様な一般の社会人とは異なる人物ではありません。法律に反する事をして前科・前歴が付くような事になれば、一般社会に溶け込む事が出来ない事を理解していますし、一般社会人と同じなので法律を順守するのは当然であると指導されています。年に一度、公安委員会の指導もあり、法律に関する指導を全従業員に求められるので、別れさせ屋がそもそも違法行為をしない事を前提で運営されていますので、別れさせ屋に依頼しても違法になるという不安を持つ必要はありません。
そもそも、違法行為をする別れさせ屋は、別れさせ屋ではなく、犯罪集団になります。犯罪集団に公安委員会という警察が認可を与える事はありません。別れさせ屋に依頼する時は、探偵業の認可を得て運営しているのか？を確認し、探偵業の認可を得ている別れさせ屋であれば違法な方法を提案する事は本来なら有り得ないのです。
