「名前も分かりません。」
「毎朝、同じ駅で見かけるだけです。」
「よく行くお店にいる人ですが、話したこともありません。」
出会い工作では、一目惚れした相手や普段見かける気になる相手など、対象者様についてほとんど情報を持っていない方からご相談をいただくことがあります。
その際に、
「名前も知らないのに出会い工作を依頼できますか?」
と質問されることがあります。
結論からお伝えすると、対象者様の情報が少ないことだけを理由に出会い工作ができないとは限りません。
ただし、対象者様について何も分からないまま工作を始めるわけでもありません。
出会い工作を進めるために必要な情報が足りなければ、まずは調査を行い、対象者様について知るところから始めます。
出会い工作は対象者様の情報が少なくても相談できます
出会い工作を検討する段階で、対象者様について詳しく知っている方ばかりではありません。
例えば、
- 顔しか分からない
- 名前が分からない
- いつも見かける場所しか分からない
- 勤務先らしき場所しか分からない
- 毎朝同じ時間に見かける程度
というケースもあります。
特に一目惚れの場合、対象者様とまだ話したことがなければ、詳しい情報を知らないのは不思議なことではありません。
出会い工作は、特定の対象者様との交際を希望する方からご依頼いただくものですが、相談する時点で対象者様の名前・住所・勤務先などを全て把握している必要があるわけではありません。
現在分かっている情報を確認し、そこから対象者様を確認できるのか、どのような調査が必要になるのかを考えます。
出会い工作では相談時に分かっている対象者様の情報を確認します
対象者様の情報が少ない場合には、まず依頼者様が現在把握していることを確認します。
例えば、
- どこで対象者様を見かけるのか
- 何曜日に見かけることが多いのか
- 何時頃に見かけるのか
- どの方向から来るのか
- 依頼者様と面識があるのか
- 過去に話したことがあるのか
- 名前や勤務先を知っているのか
- SNSなどで見つけた情報があるのか
などです。
これは、依頼者様が対象者様についてどれだけ詳しいかを確認するためだけではありません。
現在ある情報から、どこを起点に調査できるのかを考えるためです。
「これしか分かりません。」
と思っている情報でも、対象者様を確認するための手掛かりになることがあります。
対象者様を特定できていない出会い工作では特定調査から始めます
一目惚れした相手の場合、
「毎朝8時頃に○○駅で見かけます。」
「毎週金曜日に○○というお店へ来ています。」
といった情報しかないことがあります。
このようなケースでは、まず依頼者様が希望している対象者様本人を確認する必要があります。
誰を対象として出会い工作を進めるのかが分からなければ、その後の調査や工作方法を考えることもできません。
そのため、対象者様を特定できていない場合には、依頼者様からいただいた情報を手掛かりに対象者様を確認する調査から始めます。
ここで重要なのは、単純に対象者様の名前を調べることが目的ではないという点です。
出会い工作を進める対象者様を正確に確認し、その後の調査や工作につなげることが目的です。
出会い工作に必要な対象者様の情報は調査で集めます
対象者様を確認できた後は、出会い工作をどのように進めるかを考えるために必要な情報を調査します。
案件によって確認する内容は異なりますが、例えば、
- 対象者様の生活動線
- 移動手段
- 行動する時間帯
- よく立ち寄る場所
- 一人になるタイミング
- 趣味や行動傾向
- 周囲の人間関係
- 交際相手の有無
などが工作方法を考える材料になることがあります。
もちろん、全ての案件で同じ情報を調査するわけではありません。
対象者様との自然な接点をどのように作るのかを考えた時に、その案件で必要になる情報を調査によって集めていきます。
出会い工作で情報を集める目的は工作方法を決めるためです
出会い工作では、対象者様について詳しく調べること自体が目的ではありません。
集めた情報は、工作方法を考えるために使います。
例えば、
毎週決まった曜日に一人で飲食店へ行く対象者様。
車で自宅と勤務先を往復している対象者様。
休日はいつも友人と一緒に行動している対象者様。
この3人に、同じ方法で接触することが自然とは限りません。
対象者様の生活環境や行動が違えば、自然に接触できる場所やタイミングも変わります。
だからこそ、
対象者様の情報を集める。
その情報を分析する。
対象者様に合わせた工作方法を考える。
という順序が必要になります。
対象者様について知らないまま先に工作方法を決めるのではなく、工作方法を決めるために必要な情報を調査するのです。
対象者様の情報が少ないほど出会い工作前の調査が重要になります
依頼者様から対象者様について多くの情報をいただいている案件であれば、その情報を確認しながら必要な調査を進めることができます。
一方で、
「顔と見かける場所しか分かりません。」
というケースでは、
対象者様を確認する。
行動を確認する。
生活環境を確認する。
自然に接触できる場所やタイミングを探す。
というように、工作を始める前に確認しなければならないことが増える場合があります。
つまり、
情報が少ないから出会い工作ができないのではありません。
情報が少なければ、出会い工作を始めるために必要な情報を調査で補います。
そのため、依頼者様が持っている対象者様の情報量によって、工作前に必要になる調査の内容も変わります。
対象者様を知らないまま出会い工作の方法を決めることはできません
出会い工作のご相談では、
「女性工作員が話しかけるんですか?」
「SNSから接触するんですか?」
「偶然を装って知り合うんですか?」
と質問されることがあります。
しかし、対象者様について何も分からない段階で、
「この方法で接触します。」
と決めることはできません。
知らない人から話しかけられることを警戒する対象者様かもしれません。
SNSをほとんど利用しない対象者様かもしれません。
一人で行動する機会がほとんどない対象者様かもしれません。
対象者様について分からなければ、どの方法が自然なのかを判断する材料もありません。
そのため出会い工作では、
- 対象者様を知る
- 接触できる環境を確認する
- 工作員を選定する
- 接触方法を考える
という順序で工作を組み立てます。
最初から決められた工作方法に対象者様を当てはめるのではなく、対象者様について得られた情報から方法を考えます。
調査で判明した状況によっては出会い工作をお断りすることがあります
対象者様の情報が少ない場合、調査によって必要な情報を集めれば、必ず出会い工作へ進めるというわけではありません。
調査には、工作方法を考えるための情報を集めるだけではなく、そもそも出会い工作を進めても問題がない状況なのかを確認する役割もあります。
例えば、調査を進めた結果、
- 対象者様が依頼者様との接触を明確に拒否していることが確認された
- 過去に依頼者様からの接触を避けていたことが分かった
- 対象者様が依頼者様に対して強い警戒心や恐怖心を持っていることが確認された
- 出会い工作を進めることで対象者様への負担や危険が大きくなると判断した
- 依頼者様から伺っていた状況と実際の状況に大きな違いがあった
- 法令に抵触するおそれがある方法でなければ依頼者様の希望を実現できないと判断した
といった場合には、出会い工作をお断りすることがあります。
例えば、
「毎朝見かけるだけで、一度も話したことがありません。」
というご相談だったとしても、調査によって、過去に依頼者様が対象者様へ何度も接触しており、対象者様がそれを避けていることが分かれば、話は変わります。
依頼者様からいただいた情報だけでは分からなかった事実が、調査によって判明することもあります。
私たちは、対象者様を見つけたから工作を始めるのではありません。
調査で対象者様について知った上で、出会い工作を進められる状況なのかも判断します。
情報が少ない場合に調査を行うのは、依頼を受けるために都合の良い情報を探すためではありません。
対象者様に合わせた工作方法を考えると同時に、その工作自体を進めるべきなのかを確認するためでもあります。
調査の結果、対象者様との接触を作るべきではないと判断した場合には、工作へ進まないという判断をすることもあります。
依頼者様が持っている情報も出会い工作の調査に役立ちます
依頼者様自身は、
「対象者についてほとんど何も知りません。」
と思っていることがあります。
しかし、お話を伺ってみると、
「毎朝同じ時間に見かける。」
「いつも同じ方向から歩いてくる。」
「週に何度か同じお店を利用している。」
「この車に乗っている。」
「よく一緒にいる人がいる。」
など、調査の手掛かりになる情報を持っていることがあります。
そのため、
「名前も知らないから相談できない。」
「こんな情報しかないから無理だろう。」
と依頼者様自身で判断する必要はありません。
現在分かっていることを伺った上で、その情報から対象者様を確認できるのか、どのような調査が必要になるのかを判断します。
まとめ|対象者様の情報が足りなければ調査から始めます
名前を知らない。
住所を知らない。
勤務先を知らない。
連絡先も知らない。
だからといって、それだけで出会い工作を相談できないとは限りません。
ただし、
「対象者様の情報を知らなくてもいい」という意味ではありません。
出会い工作を進めるために必要な情報が足りなければ、調査によって補います。
対象者様を確認し、必要な情報を集め、その情報をもとに自然な接触方法を考える。
これが、対象者様の情報が少ない場合の出会い工作の進め方です。
情報が揃っているから出会い工作ができるのではなく、出会い工作に必要な情報が足りなければ調査して集める。
対象者様について知ることは、対象者様に合わせた出会い工作を組み立てるための最初の段階になります。
復縁屋ジースタイル
この記事を書いた人

執筆・監修責任者:Eri Miyamoto
東京都公安委員会届出(第30190279号)の探偵社「復縁屋ジースタイル」を運営。年間相談件数5,000件以上、累計相談件数30,000件を超える復縁工作・別れさせ工作のご相談に対応してきた株式会社ジースタイルが、実際の相談・調査・工作で得た知見をもとに本記事を作成しています。
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