復縁工作を依頼している途中で、
「契約期間が終了するので、追加契約が必要です。」
「もう少し工作を続ければ、状況が変わる可能性があります。」
「ここまで進んでいるので、今止めるのはもったいないです。」
と、追加契約を提案されることがあります。
復縁工作では、契約前に対象者様のすべてを把握することはできません。
調査を始めてから新しい事実が判明することもあります。
対象者様との関係構築に想定以上の時間が掛かることもあります。
依頼者様の改善に時間が必要になることもあります。
そのため、最初の契約だけでは復縁まで進まず、追加契約が必要になるケースはあります。
追加契約を提案されたからといって、それだけで不適切な会社とはいえません。
しかし、
- 契約期間が終了するから
- 契約した回数を使い切ったから
- もう少し続ければ成功しそうだから
- ここまで費用を掛けたから
- 今止めるともったいないから
という理由だけで追加契約を決めるべきでもありません。
追加契約を検討する時に確認していただきたいのは、
これまでの契約で何が分かり、現在どこまで進み、復縁までに何が足りないのか。
そして、
追加費用を支払うことで、その足りないものをどのように補うのか。
という点です。
追加契約は、終了した期間や回数を補充するためだけの契約ではありません。
これまでの結果を確認した上で、復縁へ進むために必要な対応を継続したり、変更したりするための契約でなければ、追加費用を支払う根拠を判断できません。
復縁工作で追加契約が必要になるケースはあります
復縁工作は、契約前にすべての工程や必要な期間を確定できる仕事ではありません。
対象者様という一人の人間が関わる以上、実際に調査や工作を始めなければ分からないことがあります。
例えば、
- 依頼者様から聞いていた生活パターンが変わっていた
- 新しい交際相手がいることが判明した
- 対象者様の警戒が想定以上に強かった
- 工作員との関係構築に時間が掛かった
- 別れの原因が依頼者様の認識と違っていた
- 依頼者様の改善に時間が必要になった
- 現在再会させると逆効果になると判断した
といったケースです。
契約後にこうした事情が判明すれば、当初想定していた期間では足りなくなることがあります。
復縁までの準備が整っていないにもかかわらず、
「契約期間が終了するから。」
という理由で対象者様への働きかけや再会を急げば、かえって関係を悪化させる可能性もあります。
そのため、追加契約そのものを問題だとは考えていません。
重要なのは、
なぜ追加契約が必要なのかを、これまでに確認できた事実から説明できることです。
追加契約が必要になることと、追加契約を提案されたから契約するべきということは別です。
なぜ最初の契約では足りなかったのか確認してください
追加契約を提案された時は、まず、
なぜ最初の契約では足りなかったのか
を確認してください。
復縁工作には、実際に始めなければ分からないことがあります。
しかし、
「やってみなければ分からない仕事なので。」
「対象者様の気持ちがあることなので。」
「想定外のことがありました。」
という説明だけで、追加契約が必要になった理由をすべて片付けることはできません。
確認したいのは、
- 契約前には何を把握していたのか
- 何を根拠に最初の契約内容を決めたのか
- 契約後に何が新しく判明したのか
- 当初の想定と何が違ったのか
- その違いによって、なぜ追加対応が必要になったのか
という点です。
例えば、調査を始めて初めて対象者様の生活環境が大きく変わっていることが分かったのであれば、契約前の想定と実際の状況が変わることはあります。
一方で、
- 契約前に確認できる情報を十分に確認していなかった
- 依頼者様の説明だけで工作方法を決めていた
- 対象者様の状況を確認しないまま稼働を重ねていた
- 最初から契約内容では不足すると予測できた
という状況であれば、会社側の最初の見立てについても確認する必要があります。
会社の判断が外れること自体はあります。
問題なのは、
なぜ判断が外れたのかを検証しないまま、次の契約だけを提案することです。
追加契約を考える前に、最初の契約では何を想定し、実際には何が違ったのかを説明してもらう必要があります。
これまでの契約で何が分かったのか確認してください
追加契約を考える時は、これまでに何回稼働したのかだけを見るのではなく、
その稼働によって何が分かったのか
を確認してください。
例えば、
「調査を5回行いました。」
「工作を3回行いました。」
という報告だけでは、追加契約が必要なのかを判断できません。
重要なのは、その結果として、
- 対象者様の現在の状況について何が分かったのか
- 別れの原因について何が分かったのか
- 依頼者様への現在の認識はどうなのか
- 工作員との関係はどこまで進んでいるのか
- 契約前の想定と何が違ったのか
- これまでの働きかけに対象者様がどう反応したのか
が整理されていることです。
複数回の調査や工作を行っていても、
「対象者様のことはまだよく分かりません。」
「別れの原因も契約前と同じ推測のままです。」
「対象者様との関係もほとんど変わっていません。」
という状態であれば、
なぜ同じような対応を追加で続けるのか
を確認する必要があります。
反対に、契約当初には分からなかった対象者様の考え方や現在の状況が分かり、その情報によって次に必要な対応が見えているのであれば、追加契約を検討する根拠になります。
追加契約は、
「最初の契約が終わったから次へ進む。」
というものではありません。
最初の契約を一度総括してから、次の契約が必要なのかを判断するものです。
→ 復縁工作の報告は「何をしたか」だけでは判断できません|稼働を次の判断につなげる理由
復縁までに現在何が足りないのか確認してください
これまでの契約を振り返ったら、次に確認するのは、
なぜ現在まだ復縁まで進んでいないのか
という点です。
例えば、
- 対象者様の警戒が残っている
- 別れの原因となった問題が解消されていない
- 依頼者様に対する見え方が変わっていない
- 工作員との関係が十分に築けていない
- 対象者様の本音を確認できていない
- 再会へ進める状態になっていない
- 依頼者様側の改善が十分ではない
など、案件によって理由は異なります。
ここで重要なのは、
「あと何回工作すればいいのか。」
ではありません。
復縁までに現在何が足りないのか。
を確認することです。
例えば、工作員と対象者様が連絡先を交換できていても、それだけでは復縁までに必要な状態が整ったとはいえません。
対象者様から返信がほとんどなく、次に会う予定もなく、依頼者様について話せる関係にもなっていないのであれば、
「連絡先交換に成功した。」
という過去の結果だけを理由に追加契約を判断することはできません。
一方で、工作員と対象者様との信頼関係が築かれ、対象者様が依頼者様について自分から話すようになっているのであれば、その関係を継続する意味があるかもしれません。
大切なのは、中間工程に成功したかどうかではありません。
現在の状態から復縁までに何が足りないのかを説明できることです。
→ 復縁工作で「成功しました」と言われたら?作業成功と復縁成功の違い
追加契約で何を補うのか確認してください
復縁までに足りないものが分かったら、次に、
追加契約によって、その不足をどう補うのか
を確認します。
例えば、
「対象者様との関係構築が足りません。」
という説明を受けたとします。
それなら、
なぜ現在の関係では足りないのか。
どのような状態まで関係を進める必要があるのか。
そのために追加契約では何をするのか。
どのような反応が得られれば次へ進めると判断するのか。
まで確認する必要があります。
単に、
「あと3回工作します。」
「もう1か月延長します。」
というだけでは、
なぜその回数や期間が必要なのか
が分かりません。
考える順番は、
- 現在足りないもの
- その不足を補うために行うこと
- そこで何を確認するのか
- どのような変化を目指すのか
です。
追加契約とは、失った稼働回数を補充するためだけのものではありません。
終了した契約期間を延長すること自体が目的でもありません。
何を追加するのかではなく、その追加によって復縁までに足りない何を補うのか。
ここが説明されて初めて、追加費用を支払う意味を検討できます。
「もう少しで成功する」だけでは追加契約の根拠になりません
追加契約を提案される際に、
「ここまで順調に進んでいます。」
「もう少しです。」
「あと少しで心理誘導へ進めます。」
「今止めるともったいないです。」
「あと数回あれば成功する可能性があります。」
と説明されることがあります。
しかし、
「もう少し」という言葉だけでは、現在どこまで進んでいて、何が足りないのか分かりません。
確認するべきなのは、
- 何を根拠に順調だと判断しているのか
- 対象者様との関係は現在どの段階なのか
- 復縁までに何が残っているのか
- 追加契約で何を行うのか
- その対応によって何を変えようとしているのか
という点です。
「ここまでお金を掛けたから。」
という理由も、追加契約の根拠にはなりません。
例えば、これまでに100万円を支払っていたとしても、
「ここまで100万円掛けたのだから、あと30万円払わなければもったいない。」
と考えるのではなく、
「今から30万円を支払うことで、現在の状況から何を変えられるのか。」
と考える必要があります。
過去に支払った費用は、これから支払う追加費用の価値を決めてくれません。
これまでの費用や期間を無駄にしたくないという気持ちではなく、
現時点から追加費用を支払うことで、復縁へ必要な何を進められるのか
を基準に判断してください。
追加契約をしない選択肢も含めて確認してください
復縁工作を続ける方法は、追加契約だけとは限りません。
状況によっては、
- 一度契約を終了する
- 工作を休止して状況を見る
- 依頼者様の改善を優先する
- 必要な調査だけを行う
- 別の支援へ切り替える
という判断も考えられます。
追加契約をしないことと、復縁を諦めることは同じではありません。
今は対象者様へ働きかけない方がいいのであれば、契約を追加してまで動く必要がない場合もあります。
反対に、対象者様との関係が重要な段階まで進んでおり、今まで築いた関係を継続する意味があるのであれば、追加契約を検討する理由になります。
そのため、
「追加契約をするか、復縁を諦めるか。」
という二択だけで考えないでください。
会社側にも、
- なぜ継続するのか。
- なぜ休止ではないのか。
- なぜ現在の契約で終了する判断ではないのか。
を確認してください。
現在の状況から複数の選択肢を検討した上で、
追加契約が最も必要な選択肢なのか
を考えることが大切です。
まとめ|追加契約は過去ではなく今後を基準に判断してください
復縁工作で追加契約が必要になるケースはあります。
契約前には分からなかった事実が判明することもありますし、対象者様との関係構築に想定以上の時間が必要になることもあります。
そのため、
追加契約を提案されたこと自体を問題だと考える必要はありません。
しかし、
「契約期間が終了したから。」
「回数を使い切ったから。」
「もう少しで成功するから。」
「ここまで費用を掛けたから。」
という理由だけで追加契約を判断するべきでもありません。
追加契約を検討する時は、
- これまでの契約を総括する
- 現在どこまで進んでいるのか確認する
- 復縁までに何が足りないのか特定する
- 追加契約で何を補うのか確認する
- そのために追加費用を支払う意味があるのか判断する
という順番で考えてください。
見るべきなのは、過去に何回稼働したかでも、これまでにいくら支払ったかでもありません。
これから追加費用を支払うことで、復縁までに足りないものを補えるのか。
という点です。
追加契約で購入するのは、失った回数や期間ではありません。
復縁までに足りないものを補うための、根拠ある対応でなければならないのです。
復縁屋ジースタイル
この記事を書いた人

執筆・監修責任者:Eri Miyamoto
東京都公安委員会届出(第30190279号)の探偵社「復縁屋ジースタイル」を運営。年間相談件数5,000件以上、累計相談件数30,000件を超える復縁工作・別れさせ工作のご相談に対応してきた株式会社ジースタイルが、実際の相談・調査・工作で得た知見をもとに本記事を作成しています。
※ 安全面および業務上の配慮から、写真は後ろ姿で掲載しています。
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