復縁工作をご検討中の方から、
「復縁工作は何回くらい稼働しますか?」
「契約期間中は何をしているのですか?」
「工作員が一度接触すれば復縁できるものではないのですか?」
というご質問をいただくことがあります。
確かに、契約を検討する立場であれば、何回くらい動くのかが気になるのは当然です。
しかし、復縁工作は「〇回動けば成功する」というものではありません。
一回ごとの稼働で、
何を確認し、
何が分かり、
その結果を受けて次に何をするのか。
その積み重ねによって進め方は変わります。
今回ご紹介するのは、離婚調停まで進んでいたご主人と、最終的に同居生活を再開するまでに至った実際の復縁工作です。
契約期間は約4か月半。
その間に行った稼働は合計20回でした。
ただし、その20回は対象者へ20回接触した訳ではありません。
現在の生活状況を確認する調査。
自然に接触できる環境作り。
対象者との関係構築。
- 離婚を決意した本当の理由の確認。
- 依頼者様側の改善。
- 再会後の後押し。
それぞれの段階で必要なことを確認しながら進めた結果、20回という稼働回数になりました。
本記事では、
実際に何を確認し、
何を判断し、
どのような流れで同居再開へ進んだのかを、実録としてご紹介します。
今回の復縁工作の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 依頼者様 | 30代後半・女性 |
| 対象者 | ご主人 |
| 交際期間 | 約半年 |
| 婚姻期間 | 約1年 |
| 相談時 | 別居・離婚届送付・離婚調停中 |
| 契約期間 | 約4か月半 |
| 稼働回数 | 20回 |
| 着手金 | 140万円 |
| 成功報酬 | 30% |
| 成功結果 | 同居再開・夫婦関係修復へ |
全20回の稼働で何をしたのか
今回の20回は、次のような工程で進みました。
| 段階 | 稼働 |
|---|---|
| 生活状況確認 | 1〜5回 |
| 接触環境構築 | 6〜9回 |
| 接触・関係構築 | 10〜14回 |
| 心理確認・働きかけ | 15〜19回 |
| 再会後の後押し | 20回 |
この一覧だけを見ると、
「20回も接触した」
と思われるかもしれません。
しかし実際には違います。
- 対象者の現在を確認するための調査。
- 依頼者様の認識との違いを整理する時間。
- 自然に接触できる環境作り。
- 依頼者様との電話相談や面談。
これらもすべて稼働です。
復縁工作とは、対象者へ会い続ける仕事ではありません。
復縁へ必要な状況を、一つずつ整えていく仕事なのです。
ご相談時の状況
ご相談に来られたのは30代後半の女性でした。
対象者はご主人です。
お二人は約半年の交際を経て結婚しました。
婚姻期間は約1年。
結婚当初は大きな問題もなく生活していましたが、徐々に口論が増えていきました。
きっかけとなったのは、依頼者様がご主人の浮気を疑うようになったことでした。
- 帰宅時間。
- 携帯電話。
- 休日の行動。
- 交友関係。
少しでも気になることがあると確認するようになり、ご主人は何度説明しても信じてもらえない状況が続いていました。
ご主人は、
「何を話しても疑われる。」
「説明しても信じてもらえない。」
「最後は必ず喧嘩になる。」
と感じるようになり、家を出ました。
その後、離婚届が送られてきます。
しかし依頼者様は、
「今は感情的になっているだけ。」
「時間が経てば戻ってくる。」
「元交際相手が原因ではないか。」
と考え、離婚届には応じませんでした。
ところが、その後、裁判所から離婚調停の通知が届きます。
ここで初めて、ご主人が本気で離婚へ向かっていることを実感されたそうです。
そこで、
「離婚したくない。」
「もう一度やり直したい。」
「でも本人とはまともに話ができない。」
という状態でご相談いただきました。
→ 復縁相談とは
→ 復縁相談事例はこちら
担当者が最初に考えたこと
ご相談時、依頼者様は一貫して、
「元交際相手が離婚原因です。」
と話していました。
もし元交際相手との関係さえ切れれば、ご主人は戻ってくる。
そのように考えていたのです。
しかし担当者が最初に考えたのは、元交際相手ではありませんでした。
まず確認しなければならないのは、
- ご主人は現在どのような生活をしているのか
- 離婚意思はどこまで固まっているのか
- 結婚生活をどう受け止めているのか
- 本当に第三者が原因なのか
- 依頼者様が知らない変化は起きていないか
という点でした。
復縁工作では、依頼者様が考える原因を前提に進めることはできません。
現在の対象者を確認しなければ、本当に必要な工作方法は決められないからです。
そこで担当者は、
まず現在の生活状況を確認する調査から始める方針を立てました。
→ 担当者とは
勤務先で確認できませんでした
ご主人は会社を経営していました。
依頼者様からは、
- 勤務先。
- 通勤時間。
- 写真。
- 生活パターン。
- 別居後の住所。
など詳しい情報をご提供いただいていました。
依頼者様は、
「会社へ行けば必ず会えます。」
と話されていました。
そのため、
勤務先から張り込んでください。
というご希望がありました。
担当者としては、
別居から約2か月が経過していることから、
生活パターンが変わっている可能性も考えていました。
しかし、
依頼者様の認識と現在にどれくらい違いがあるのかを確認する必要もあったため、
まずはご希望通り勤務先周辺から確認を始めました。
調査員は、
依頼者様から伺った時間よりも早く現地へ入りました。
会社へ出入りする人物を確認しました。
しかし、
写真と照合しても、
対象者本人を確認することはできませんでした。
調査結果を報告すると、
依頼者様から最初に出た言葉は、
「見落としたんじゃないですか?」
でした。
依頼者様にとっては、
会社へ行けば必ず会える。
それが前提になっていました。
そのため、
対象者を確認できなかったという結果よりも、
調査員が見落とした可能性を疑われたのです。
翌日も確認しました。
しかし、この日も対象者は現れませんでした。
ここで担当者は、
同居当時と現在では、
生活パターンが大きく変わっている可能性が高い
と判断しました。
→ 復縁調査とは
現在の生活を確認すると、依頼者様の認識との違いが見え始めました
勤務先の確認と並行して、
別の調査員が現在の居住先周辺も確認していました。
すると、
対象者が自宅から出てきて、
近所のコンビニへ向かう姿を確認しました。
購入していたのは、
- 弁当。
- カップラーメン。
- 飲み物。
一人暮らしを思わせる買い物でした。
その後も生活状況を確認すると、
勤務先へ向かう様子はありません。
昼頃に食事を買い、
そのまま自宅へ戻る日もありました。
担当者は、
「現在は自宅を中心に仕事をしている可能性があります。」
と報告しました。
しかし依頼者様は、
「主人はリモートワークなんてしたことありません。」
と答えました。
ここで担当者が感じたのは、
依頼者様が見ている対象者は、
一緒に暮らしていた頃のご主人であること。
一方、
実際に調査で確認しているのは、
別居後の現在のご主人です。
依頼者様が知っている対象者と、
現在生活している対象者には、
すでに大きな違いが生まれていました。
そして、この認識のズレこそが、
今回の復縁工作で最初に整理しなければならない課題でもありました。
調査結果から、本当の離婚原因が見えてきました
生活状況の確認を続ける中で、対象者が夜になると一人で飲食店へ通っていることが分かりました。
店内では店主と長時間会話をしており、比較的リラックスした様子で過ごしていました。
また別の日には、食事をしながらタブレットで離婚調停について調べている様子も確認できました。
この頃には、担当者の中で一つの判断が固まっていました。
それは、
「元交際相手が原因で離婚を考えている案件ではない。」
ということです。
調査では、
元交際相手と接触している様子は確認できませんでした。
それよりも目立っていたのは、
一人で生活することに慣れ始め、
離婚後の生活を現実的に考えている姿でした。
依頼者様は、
「時間が経てば戻ってきます。」
と考えていました。
しかし対象者は、
すでに離婚後を見据えて生活を始めていました。
担当者は、
復縁工作で変えなければならないのは、
元交際相手との関係ではなく、
対象者が感じている夫婦生活そのものだと判断しました。
→ 分析担当とは
「改善します」という言葉だけでは再会させられませんでした
依頼当初、依頼者様は、
「改善します。」
「言われたことは全部やります。」
と何度も話されていました。
しかし実際に打ち合わせを進めると、
別の課題が見えてきました。
調査結果が自分の考えと違うと、
「調査員が見落としたのではないか。」
という発想になる。
対象者の現在より、
自分が知っている過去を信じてしまう。
指摘を受けると、
「結局、全部私が悪いんですね。」
と受け取ってしまう。
担当者は、
依頼者様を責めていた訳ではありません。
対象者から見えていた現実を整理し、
「なぜそう受け取られていたのか。」
を一緒に考えていただこうとしていました。
しかし依頼者様は、
話を聞くたびに、
「私だけが悪いと言われている。」
と感じてしまっていたのです。
その日の電話相談は約4時間続きました。
誰が悪いかを決めるためではありません。
対象者は何が苦しかったのか。
なぜ説明しても伝わらないと感じたのか。
依頼者様の言葉が、
対象者にはどう届いていたのか。
それを一つずつ整理する時間になりました。
再会を急がなかった理由
依頼者様は、
「一日でも早く会いたい。」
というお気持ちでした。
しかし担当者は、
このまま再会しても復縁には繋がらないと考えていました。
もしこの段階で会えば、
- 対象者の話を最後まで聞けない。
- 途中で否定してしまう。
- 不安から問い詰めてしまう。
- 離婚したくない気持ちだけを伝えてしまう。
その可能性が高かったからです。
仮に工作員が対象者の見え方を変えられたとしても、
実際に再会した依頼者様が以前と同じ対応をしてしまえば、
対象者の離婚意思はさらに強くなる可能性があります。
そのため、
対象者への工作と並行して、
依頼者様との電話相談や面談も継続しました。
担当者からお伝えしたのは、
- 最後まで話を聞くこと
- 事実と不安を分けること
- 確認と決めつけを分けること
- 相手の立場から考えること
- 思い通りにならない時ほど冷静になること
でした。
最初は、
担当者から正解を教えてもらおうとしていた依頼者様でしたが、
次第に、
「この言い方では相手は嫌ですよね。」
「前の私なら、また同じことをしていました。」
と、
対象者の立場から考えられるようになっていきました。
そしてある日、
「今会っても、また嫌われる気がします。」
「焦るより、自分が変わる方が先ですね。」
という言葉が出るようになりました。
担当者は、
依頼者様が本当の意味で変わり始めたと感じました。
対象者を見つけても、すぐには接触しませんでした
生活状況を確認する中で、
対象者が高い頻度で通う飲食店が見えてきました。
店主とも親しく、
一人でも落ち着いて過ごせる場所になっているようでした。
ここで、
「対象者を見つけたから接触しましょう。」
とは考えませんでした。
今回必要だったのは、
一度だけ話をすることではありません。
離婚理由や本音を話せる関係を作ることです。
そのため担当者は、
対象者が来店していない時間帯に、
工作員を先に店へ通わせる方針を立てました。
接触できるから接触するのではありません。
接触後も自然に会い続けられる環境を作ることを優先しました。
→ 復縁工作は接触から始まるものではありません|私たちが復縁調査を重視する理由
→ 復縁屋はどうやって対象者に接触するの?|接触方法よりも大切なことがあります
店主との関係作りから始めました
工作員は、
普通のお客様として店へ通い始めました。
- 店内の雰囲気。
- 常連客との距離感。
- 店主の性格。
- 混雑する時間帯。
- 対象者が座る席。
- 自然に会話が始まる流れ。
これらを確認しながら、
まずは、
「最近よく来るお客さん。」
という存在になることを目指しました。
対象者へ話し掛けるよりも、
店主との信頼関係を作る方が先でした。
なぜなら、
店主から紹介されれば、
対象者にとっても違和感がありません。
逆に、
突然知らない人から話し掛けられれば、
その場で会話ができても、
継続した関係には繋がりません。
工作員が作ろうとしていたのは、
一度きりの接触ではなく、
何度でも自然に会える関係だったのです。
→ 復縁屋の接触方法と関係構築とは|接触して終わらず復縁へつなげる考え方
→ 復縁屋は接触すれば復縁できる仕事ではありません|本当に大切なのは接触した後です
店主を通じて自然な紹介が行われました
工作員が店へ馴染み始めた頃、
対象者が来店しました。
工作員は、
最初から積極的には話し掛けません。
店主との会話を続けていると、
店主が、
「この人も最近よく来るんですよ。」
と自然に紹介してくれました。
そこから、
- 仕事。
- 食事。
- 近所の話。
- 店の話。
日常の雑談が始まりました。
初日は、
夫婦関係の話など一切しませんでした。
二回目も仕事の話。
店の話。
世間話。
工作員は、
早く離婚理由を聞きたい気持ちを抑え、
対象者が話したい内容を優先しました。
対象者が、
「この人なら普通に話せる。」
と思えることが、
何より重要だったからです。
その後、
別の工作員も加わり、
店主を含めて複数人で食事をする流れになりました。
こうして、
自然な人間関係が少しずつ出来上がっていきました。
→ 工作員とは
対象者の方から連絡先交換を提案してきました
数回顔を合わせるようになると、
対象者から、
「今度ご飯でも行きませんか。」
という話が出ました。
その流れで、
自然に連絡先を交換することになります。
しかし、
交換したからといって、
頻繁に連絡することはありませんでした。
最初は、
「昨日はありがとうございました。」
程度のやり取りだけです。
急に距離を縮めれば、
「なぜこんなに近付いてくるのだろう。」
という違和感が生まれてしまいます。
対象者自身が、
「また会いたい。」
と思える距離感を保ちながら、
関係を継続していきました。
その結果、
対象者の方から、
「この前見掛けたけど声を掛けようか迷いました。」
という言葉が出るようになりました。
工作員も、
「自分も見掛けましたが、馴れ馴れしいと思われるのが嫌で声を掛けませんでした。」
と返します。
このやり取りをきっかけに、
「今後は見掛けたら普通に声を掛けてもいい。」
という関係が自然に出来上がりました。
こうして、
対象者自身が、
工作員との関係を続けようと考え始めたのです。
→ LINE交換はスタートであってゴールではありません|復縁屋がその後を重視する理由
ご主人が離婚理由を自分の言葉で話し始めました
店での食事や会話を重ねるうちに、ご主人から少しずつ仕事以外の話も出るようになりました。
最初は、
「最近は一人で食事することが多いですね。」
「仕事も色々ありますよ。」
という何気ない会話でした。
工作員は無理に夫婦の話へ持っていくことはしません。
対象者が話したい内容を優先し、否定せず最後まで聞くことを続けました。
すると、ご主人の方から少しずつ本音が出始めます。
「何を話しても疑われる。」
「説明しても信じてもらえない。」
「普通に会話したいだけなのに責められる。」
「最後は必ず喧嘩になる。」
そして静かに、
「このまま結婚生活を続けたら、自分が壊れると思いました。」
と話されました。
担当者が調査で感じていた違和感は、ここで確信へ変わりました。
離婚したい理由は元交際相手ではありません。
- 疑われ続ける生活。
- 説明しても伝わらない生活。
- 安心して家へ帰れない夫婦関係。
それが、ご主人を離婚まで決意させていた本当の理由でした。
「嫌だった妻」だけではなくなっていきました
ご主人は、
依頼者様への不満を話す一方で、
結婚生活そのものを否定している訳ではありませんでした。
そこで工作員は、
依頼者様を擁護するような話は一切しませんでした。
代わりに、
「そこまで苦しかったのに、どうして結婚しようと思ったんですか?」
と質問しました。
ご主人は少し考えた後、
笑いながら、
「付き合っていた頃は可愛かったんですよ。」
「本当に好きだったんです。」
と答えました。
この瞬間、
ご主人の中で、
「嫌だった妻」
だけだった記憶に、
「好きだった女性」
という記憶が戻り始めました。
復縁工作とは、
依頼者様を良く見せる仕事ではありません。
対象者自身が、
過去を思い出し、
現在だけではなく、
結婚まで決意した理由も思い出せる状態を作ることが大切なのです。
ご主人自身も「自分に原因があった」と考え始めました
その後も工作員は、
恋愛について自然な会話を続けました。
- 男性から見える女性。
- 女性から見える男性。
- 付き合ってから変わる人。
- 不安になりやすい人。
そんな話をしていると、
ご主人は、
「女性って付き合うと変わりますよね。」
と話しました。
そこで工作員は、
「でも、どうして変わるんでしょうね。」
と返しました。
答えを押し付けることはしません。
すると、ご主人自身が考え始めます。
しばらくして、
「俺にも悪いところはあったと思います。」
という言葉が出ました。
接触当初は、
依頼者様だけが悪い。
という考え方でした。
しかし今は、
自分にも原因があった。
という視点が生まれ始めていました。
工作員が考え方を変えたのではありません。
ご主人自身が、
別の角度から夫婦関係を見直し始めたのです。
→ 心理誘導とは
→ 復縁屋はなぜ心理誘導を行えるのか?正確な情報が答えを教えてくれる理由
→ 復縁屋は会ったことがない相手に心理誘導できるのでしょうか?
一緒にいて良かった時間も思い出していました
別の日、
工作員が、
「本当に嫌な相手だったら、結婚なんてしないですよね。」
と話すと、
ご主人は少し笑って、
「確かに、一緒にいると楽でしたね。」
と答えました。
「格好をつけなくてよかった。」
「家では自然体でいられました。」
その言葉を聞いた担当者は、
対象者の心理が大きく変化していることを感じました。
最初は、
苦しかった記憶しかありませんでした。
しかし今は、
苦しかった記憶だけではなく、
幸せだった時間も思い出せる状態になっていました。
復縁工作では、
対象者へ「復縁してください」とお願いすることはありません。
対象者自身が、
今までとは違う見え方で考えられる状態を作ることが重要なのです。
ご主人から突然電話が掛かってきました
ある日、
依頼者様から担当者へ一本の電話が入りました。
「主人から電話が来ました。」
依頼者様は慌てていました。
まだ折り返していません。
以前の依頼者様なら、
すぐに電話を掛け直し、
「どうして?」
「戻ってきて。」
「離婚したくない。」
と感情的になっていたかもしれません。
しかし今回は違いました。
まず担当者へ相談されたのです。
担当者は、
- まず相手の話を聞くこと
- 途中で遮らないこと
- 離婚の話が出ても否定しないこと
- 会いたい気持ちを押し付けないこと
を確認しました。
その後、
依頼者様は落ち着いて折り返しました。
ご主人の用件は、
「離婚について一度話がしたい。」
という内容でした。
再会できることは決まりました。
しかし、
再会できたから復縁ではありません。
ここからが本当の勝負でした。
再会で最初に出た言葉は「離婚届を受理してほしい」でした
再会当日。
ご主人が最初に話したのは、
「離婚届を受理してほしい。」
という言葉でした。
依頼者様は、
事前の打ち合わせ通り、
感情的にはなりませんでした。
最後まで話を聞きました。
以前なら、
途中で否定し、
喧嘩になっていたかもしれません。
しかし今回は違います。
ご主人の話を最後まで聞いたことで、
会話そのものが成立しました。
そして話の途中、
ご主人から、
「じゃあ、どうすればいいんだろう。」
という言葉が出ました。
担当者は、
この報告を聞いた時、
ご主人の中で、
「離婚しかない。」
という考え方から、
「他の選択肢もあるかもしれない。」
へ変わり始めたことを確信しました。
依頼者様も、
「以前とは違う自分。」
を落ち着いて伝えることができました。
その日の結論は、
「もう少し考えてみよう。」
でした。
復縁は決まっていません。
しかし、
離婚しかないという状態ではなくなっていたのです。
→ 再会工作とは
最後の工作で提示したのは「復縁」ではありませんでした
再会後、
工作員は再びご主人と会いました。
ご主人は、
「妻は変わっていました。」
「話をちゃんと聞いてくれました。」
「以前とは違いました。」
と話しました。
しかし同時に、
「それでも迷っています。」
とも話していました。
ここで工作員は、
「復縁した方がいいですよ。」
とは言いませんでした。
代わりに、
「そこまで迷っているなら、一度同居を戻してから判断する方法もあるのではありませんか。」
と伝えました。
離婚する。
復縁する。
この二択ではありません。
もう一度生活して、
その上で判断する。
第三の選択肢を提示したのです。
ご主人は、
「その考え方はありませんでした。」
と話しました。
数日後、
依頼者様へ一本の連絡が入ります。
「もう一度一緒に暮らしてみよう。」
その言葉によって、
今回設定していた成功条件、
「同居再開」
が達成されました。
→ 復縁をどう定義しているかで、その復縁屋の実力が分かります
同居再開後も復縁工作は終わりではありませんでした
同居を再開した後も、
ご主人の不安がすぐになくなった訳ではありません。
工作員と再び食事をした際、
ご主人は、
「以前とは違います。」
「ちゃんと話を聞いてくれるようになりました。」
と話しました。
しかし同時に、
「また元に戻るのではないか。」
という不安も口にしていました。
その内容は依頼者様にも伝えました。
担当者からは、
「今が一番大切です。」
「元へ戻らないことが、ご主人にとって何より安心になります。」
とお伝えしました。
復縁工作は、
復縁した瞬間がゴールではありません。
実際に夫婦として生活を続けるのは、
依頼者様と対象者です。
工作員や担当者が作れるのは、
もう一度向き合える環境までです。
その後の関係を築いていくのは、
お二人自身になります。
なぜ20回の稼働が必要だったのか
今回の案件では20回の稼働を行いました。
しかし、
最初から20回必要だと決まっていた訳ではありません。
- 勤務先では確認できなかった。
- 生活パターンが変わっていた。
- 離婚意思が想像以上に固まっていた。
- 接触できる環境を整える必要があった。
- 本音を話せる関係を作る必要があった。
- 依頼者様にも改善が必要だった。
- 再会後にも迷いを整理する必要があった。
一つ確認するたびに、
次の方針を決めていった結果、
20回という稼働になりました。
担当者より
復縁工作についてご相談いただくと、
「何回動けば復縁できますか?」
というご質問をいただくことがあります。
お気持ちはよく分かります。
しかし、復縁工作は回数を消化する仕事ではありません。
今回も、対象者を見つけたからすぐ接触した訳ではありません。
接触できたから夫婦の話を聞いた訳でもありません。
対象者が仕事の話をしたい日は仕事の話を聞きました。
悩みを話したい日は、その話を聞きました。
その時、その対象者に必要なことを積み重ねた結果が20回だったのです。
もし最初から、
「20回で復縁させます。」
という計画を立てていたら、
対象者の気持ちではなく、
回数に合わせた復縁工作になっていたでしょう。
復縁工作で大切なのは、
何回動くかではありません。
一回ごとの稼働で、
何を確認し、
何を判断し、
その結果を受けて次に何をするのか。
その積み重ねが、
今回の同居再開という結果につながりました。
今回の実録を通じて、
復縁工作とは「対象者へ何度も接触する仕事」ではなく、
状況を確認しながら、その時に必要な判断を積み重ねていく仕事であることを知っていただければ幸いです。
本事例は、復縁屋として復縁工作を行い、
元パートナーとの復縁に成功したケースの一つです。
本当に復縁したい方へ
同じような状況で悩んでいる方へ
復縁や別れさせの成功事例を読んでも、
「自分の場合も同じように進むのか」
「今の状況で相談していいのか」
と感じる方は少なくありません。
実際のご相談では、成功事例として紹介できるケースだけでなく、
相談の段階で状況を整理し、今動くべきかどうかを確認するケースもあります。
復縁屋ジースタイル
この記事を書いた人

執筆・監修責任者:Eri Miyamoto
東京都公安委員会届出(第30190279号)の探偵社「復縁屋ジースタイル」を運営。年間相談件数5,000件以上、累計相談件数30,000件を超える復縁工作・別れさせ工作のご相談に対応してきた株式会社ジースタイルが、実際の相談・調査・工作で得た知見をもとに本記事を作成しています。
※ 安全面および業務上の配慮から、写真は後ろ姿で掲載しています。
→ 代表者挨拶はこちら

