「対象者を確認します。」
復縁屋のホームページでは、このような説明を見かけることがあります。
しかし、本当に重要なのはその後です。
対象者を確認した後、どのように対象者と関係を築き、何を確認し、依頼者様の改善へ反映し、どのように復縁へ繋げていくのか。
この部分まで具体的に説明している復縁屋は多くありません。
私たちも復縁工作についてご説明する際に、「対象者を確認します」という言葉を使います。
しかし、それは復縁工作の入口に過ぎません。
対象者を確認しただけで復縁できるわけではありませんし、本音を聞き出しただけで関係が修復するわけでもありません。
大切なのは、その情報をどのように分析し、どのように復縁へ繋げていくかです。
今回は、私たちが実際の現場でどのような考え方で対象者を確認し、その後どのように復縁工作を進めているのかをご紹介します。
→ 復縁屋とは
→ 復縁工作とは
→ 人の気持ちはコントロールできないのに復縁に進む理由とは
対象者を確認することが目的ではありません
復縁工作では、対象者を確認することから始まります。
しかし、対象者を確認すること自体が目的ではありません。
病院で健康診断を受けたとしても、検査を受けただけで病気が治るわけではありません。
検査結果を分析し、その人に合った治療方法を考えるから治療へ進めます。
復縁工作も同じです。
対象者を確認しただけでは何も変わりません。
対象者が現在どのような状況にあり、依頼者様をどのように見ているのかを確認し、その情報を基に復縁へ向けた進め方を考えていきます。
そのため私たちは、「調査をしたから復縁できます」と考えることはありません。
対象者を理解した後、どのような進め方なら対象者が自然に依頼者様を見直せるのか。
そこからが復縁工作の本当のスタートになります。
依頼者様が考える別れの理由と、対象者の本音が違うことがあります
私たちは面談で、依頼者様から別れた理由を詳しく伺います。
その内容は、復縁工作を進めるうえでとても重要な情報です。
しかし、そのお話だけで復縁工作の方向を決めることはありません。
なぜなら、実際の現場では、依頼者様が考えている別れの理由と、対象者本人が考えている別れの理由が違うことが少なくないからです。
以前ご相談いただいた案件では、依頼者様はこう話されていました。
「主人は私のことを本当に愛してくれていました。でも元奥様が色々なことを吹き込んで、主人は私との関係を整理しようと考えるようになったんです。」
依頼者様は、ご主人の気持ちは変わっておらず、元奥様の影響によって別れを選んだと考えていました。
もし、そのお話だけを信じて復縁工作を進めていたら、「元奥様との関係」が問題だと判断していたかもしれません。
しかし、対象者へ自然な形で接触し、関係を築きながら話を聞いていくと、まったく違う本音が見えてきました。
対象者が話していたのは、
「束縛が強くて精神的に疲れてしまった。」
「お金に対する考え方がどうしても合わなかった。」
「このまま一緒に生活していく将来が想像できなかった。」
という内容でした。
もちろん、元奥様からの話がまったく影響していなかったわけではありません。
しかし、それは別れを決意する最後のきっかけの一つでしかありませんでした。
対象者の中では、その前から価値観の違いや生活への不安が積み重なっていたのです。
つまり、依頼者様が考えていた別れの理由と、対象者本人が別れを決断した理由は違っていました。
もし依頼者様のお話だけを基に進めていたら、本当に改善しなければならない部分に気付けなかったでしょう。
だからこそ、私たちは対象者を確認します。
依頼者様のお話を疑うためではありません。
対象者本人が何を考え、何を理由に別れを決断したのかを理解しなければ、復縁へ向けた正しい進め方を組み立てることができないからです。
対象者の本音が分かると、復縁工作の方向が決まります
対象者の本音が分かったからといって、すぐに復縁へ向けた働きかけを行うわけではありません。
次に私たちが考えるのは、その本音を基に「どのような進め方が適切なのか」ということです。
例えば、対象者が依頼者様に対して怒りを抱えているのであれば、その怒りが残ったまま再会しても、関係が改善する可能性は高くありません。
警戒心が強くなっているのであれば、無理に接触すれば逆効果になることもあります。
反対に、「嫌いになったわけではないけれど、一緒にいる将来が想像できなかった」という状態であれば、依頼者様が変わったことを対象者自身が確認できる環境を整えることが重要になります。
つまり、同じ「別れ」という結果でも、
怒りから別れた人。
疲れて距離を置いた人。
将来への不安で別れた人。
好きな気持ちは残っているけれど別れを選んだ人。
それぞれで復縁工作の進め方はまったく違います。
私たちは対象者の本音を知るためだけに確認するのではありません。
その人に合わせた復縁への進め方を考えるために、対象者を理解していきます。
工作員は対象者との信頼関係を築きながら本音を確認します
対象者の本音が分かったからといって、すぐに復縁へ進めるわけではありません。
実際の復縁工作では、対象者との関係を築きながら、本当にその考え方なのかを確認し続けます。
人の考えは、一度話を聞いただけで全て分かるものではありません。
最初は建前を話す人もいます。
時間が経ってから本音を話し始める人もいます。
会話を重ねるうちに、自分でも気付いていなかった本当の気持ちを話す人もいます。
そのため、工作員は対象者と自然な関係を築きながら、現在の考え方や価値観を少しずつ確認していきます。
これは事情を聞き出すためではありません。
対象者が現在どのような気持ちでいるのかを正しく理解し、その後の復縁工作を組み立てるためです。
その過程では、面談時に依頼者様から伺っていた内容と違うことが分かる場合もあります。
また、最初に対象者から聞いていた話と、その後に話す内容が変わることもあります。
だからこそ、私たちは一度聞いただけで判断しません。
対象者との関係が深まるにつれて見えてくる本音を確認しながら、復縁工作の方向を調整していきます。
対象者から得た情報は依頼者様の改善にも反映します
対象者の本音が分かったとしても、それだけでは復縁には繋がりません。
その情報を、依頼者様が変わるために活かすことが重要になります。
例えば、
「束縛が苦しかった。」
という話があれば、依頼者様には束縛していたつもりがなくても、対象者にはそう受け取られていた理由を一緒に考えます。
「金銭感覚が合わなかった。」
という話があれば、お金の使い方だけではなく、価値観や将来設計についても整理します。
「何を伝えても変わらなかった。」
という話であれば、依頼者様には「変わること」とは何かを一緒に考えていただきます。
ここで重要なのは、対象者に合わせるためだけに改善することではありません。
対象者が別れを決断した理由を理解し、その理由が本当に改善されなければ、対象者がもう一度関係を考える理由は生まれないからです。
私たちは対象者の本音を依頼者様へ伝えるだけではありません。
その情報を基に担当者が分析を行い、復縁へ向けて何を変える必要があるのかを一緒に整理していきます。
改善しただけでは復縁には進みません
ここで、多くの方が勘違いされるポイントがあります。
「改善したのだから、もう復縁できるのではないか。」
そう考える方は少なくありません。
しかし、実際の現場ではそう簡単には進みません。
依頼者様が変わったとしても、その変化を対象者が知らなければ、対象者の中では何も変わっていないからです。
例えば、
束縛しなくなった。
感情的にならなくなった。
相手の話を聞けるようになった。
お金の価値観を見直した。
これらは復縁に必要な変化です。
しかし、その変化は依頼者様の中で起きているだけです。
対象者が知らなければ、
「以前と同じ人。」
という印象のままです。
その状態で再会したとしても、対象者は過去の印象を基準に依頼者様を見ています。
だから私たちは、「改善してください」で終わることはありません。
改善したことを、対象者が自然に感じ取れる状況を作ることが必要になります。
復縁屋は対象者が復縁を考えられる状況を作ります
依頼者様が改善した。
対象者も「前とは変わった」と感じている。
再会もできた。
ここまで進んだとしても、それだけで復縁には至りません。
対象者は一度、「別れる」という決断をしています。
依頼者様が変わったことを認めたとしても、その決断が自然に変わるわけではありません。
「前とは違う。」
と思ったことと、
「もう一度付き合おう。」
と思うことは別だからです。
だからこそ復縁工作では、対象者が「以前とは違う未来があるかもしれない」と考えられる状況を作っていきます。
そのきっかけを作ることも、復縁工作の重要な役割です。
復縁を勧めるのではなく、復縁を考えられるきっかけを作ります
ここで誤解していただきたくないことがあります。
私たちは対象者に、
「復縁した方がいいですよ。」
「もう一度付き合ってあげてください。」
と説得することはありません。
復縁するかどうかを決めるのは、対象者自身だからです。
しかし、対象者が依頼者様の変化を認め、
「前とは違う。」
「以前より落ち着いた。」
「同じことは繰り返さないかもしれない。」
と感じているのであれば、その変化を基に、以前とは違う未来を考えられるような会話をすることがあります。
例えば、
「付き合っていた頃に悩んでいた部分が改善されているなら、以前とは違う関係を築けるかもしれませんね。」
と伝えることで、対象者が依頼者様との今後を改めて考えるきっかけが生まれることがあります。
また、対象者が復縁について迷っているのであれば、
「もう一度会ってから考えてもいいと思いますよ。」
「今すぐ答えを出さなくてもいいのではありませんか。」
といった会話を通して、再会や対話の機会を作ることもあります。
これは、対象者に復縁という答えを押し付けているわけではありません。
依頼者様の変化を判断材料の一つとして、対象者が自分自身で今後の関係を考えられるように後押ししているのです。
対象者が一度出した「別れる」という結論だけを前提にするのではなく、現在の依頼者様を見たうえで、改めて答えを出せる状況を作ることも復縁工作の役割になります。
復縁への後押しは対象者によって変わります
復縁への後押しにも、決まった方法があるわけではありません。
対象者が依頼者様を現在どのように見ているのかによって、必要な働きかけは変わります。
依頼者様への好意が残り、再会後の印象も良かった対象者であれば、以前の問題が改善されたことを踏まえて、これからの関係を想像できるような会話をすることがあります。
「以前とは違う関係を築けるかもしれない。」
「もう一度付き合っても、同じことにはならないかもしれない。」
対象者の中にそのような考えが生まれ始めた時は、復縁という選択肢を具体的に意識できるよう後押しします。
一方で、
「前とは変わったと思うけれど、復縁までは考えられない。」
という対象者もいます。
その場合は、すぐに答えを求めるのではなく、再会する理由や次に会う機会を作り、依頼者様について考える時間を増やすことがあります。
一度の再会では分からなかった変化も、何度か会うことで実感できる場合があります。
依頼者様と過ごした時間を思い返したり、以前とは違う接し方に気付いたりすることで、対象者の中に依頼者様を意識する時間が生まれます。
ただし、過去の出来事に対する不安や警戒が強く残っている場合は、無理に復縁を意識させません。
まずは安心して話せる関係を作る。
友人として接する時間を設ける。
依頼者様が同じ問題を繰り返さないことを、時間を掛けて感じてもらう。
対象者の状態によっては、このような工程を優先します。
対象者が前向きだから復縁を勧める。
対象者が迷っているから強く押す。
そのような単純な進め方ではありません。
対象者の反応を確認しながら、今は復縁を意識してもらう段階なのか、再会を重ねる段階なのか、まだ安心を積み重ねる段階なのかを判断します。
同じ復縁工作でも、対象者の気持ちや置かれている状況によって、復縁への後押しは変わります。
復縁を決めるのは対象者自身です
復縁工作で、人の気持ちをコントロールすることはできません。
どれだけ工作員が対象者と信頼関係を築いても、どれだけ依頼者様が努力して改善しても、最後に復縁するかどうかを決めるのは対象者自身です。
だからといって、対象者の判断を待つだけではありません。
対象者が現在どのような状況にあるのか。
依頼者様の何が変われば、もう一度関係を考えられるのか。
変化を認めた後も、何を理由に復縁をためらっているのか。
そこを確認しながら、対象者が依頼者様との今後を考えられるきっかけを作ります。
気持ちを強制的に変えるのではなく、対象者から見た依頼者様の見え方を変える。
見え方が変わることで、過去と同じ関係になるとは限らないと考えられるようになる。
その結果として、
「もう一度会ってみよう。」
「以前とは違うかもしれない。」
「もう一度付き合うことも考えてみよう。」
と、対象者自身が考え始めることがあります。
私たちが行うのは、対象者に答えを押し付けることではありません。
対象者が、過去の依頼者様だけではなく、現在の依頼者様を見たうえで答えを出せるように後押しすることです。
まとめ|対象者を理解した後、復縁へどう繋げるかが重要です
対象者が何を理由に別れを決断したのか。
現在、依頼者様をどのように見ているのか。
どのような変化があれば、もう一度関係を考えられるのか。
復縁工作では、これらを確認したうえで、依頼者様に必要な改善を進めます。
しかし、依頼者様が改善しただけでは復縁には至りません。
対象者がその変化を自然に感じ取り、
「前とは違う。」
「同じ問題は繰り返さないかもしれない。」
と認識した後に、依頼者様との未来を考えられるきっかけを作る必要があります。
復縁屋へ依頼する意味は、対象者を調査することでも、本音を聞き出すことでも、依頼者様に改善を求めることだけでもありません。
対象者の本音を理解する。
その内容を依頼者様の改善へ反映する。
対象者が依頼者様の変化を感じられる状況を作る。
そして、以前とは違う関係を築ける可能性に気付き、対象者自身が復縁を考えられるよう後押しする。
その一連の工程に、復縁屋が関わる意味があります。
復縁するかどうかを決めるのは対象者です。
だからこそ私たちは、対象者へ復縁を押し付けるのではなく、対象者が現在の依頼者様を見たうえで、もう一度関係を考えられる状況を作ることを大切にしています。
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復縁を考える時に大切なのは、焦って行動することではありません。
現在の状況や対象者との関係を整理し、本当に必要な進め方を考えることが、復縁への第一歩になると私たちは考えています。
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この記事を書いた人

執筆・監修責任者:Eri Miyamoto
東京都公安委員会届出(第30190279号)の探偵社「復縁屋ジースタイル」を運営。年間相談件数5,000件以上、累計相談件数30,000件を超える復縁工作・別れさせ工作のご相談に対応してきた株式会社ジースタイルが、実際の相談・調査・工作で得た知見をもとに本記事を作成しています。
※ 安全面および業務上の配慮から、写真は後ろ姿で掲載しています。
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