「喧嘩別れした元彼が怒っていて、連絡しても返事がありません」
「元彼女と感情的な口論になり、そのまま別れてしまいました」
「謝りたいのですが、話を聞いてもらえません」
喧嘩別れからの復縁相談では、このようなお話を伺うことがあります。
喧嘩別れした対象者様に対して復縁工作を行う場合、工作員を接触させれば復縁できるわけではありません。
対象者様が何に怒っているのか。
なぜ依頼者様と話したくないと思っているのか。
別れを冷静に決断したのか、それとも突発的な怒りによって別れてしまったのか。
こうした違いによって、検討する工作方法は変わります。
今回は、突発的な怒りによって喧嘩別れした対象者様に対して、怒りを整理し、仲直りを検討できる状態につなげる復縁工作方法を解説します。
突発的な怒りによる喧嘩別れで、この工作方法を検討する理由
喧嘩別れといっても、別れに至った事情はさまざまです。
長年の不満が積み重なって別れたケースもあれば、些細なことから口論になり、感情的になって別れてしまったケースもあります。
今回紹介する方法は、後者のような突発的な怒りによる喧嘩別れを想定しています。
例えば、口論の最中に、
「もう別れる!」
「だったら別れればいいだろ!」
と、お互いに感情的な言葉をぶつけてしまったケースです。
こうした場合、対象者様の中に依頼者様への怒りが残っていることで、謝罪や連絡を受け入れにくくなっている可能性があります。
そのため、依頼者様から何度も謝罪させるよりも、まず対象者様が喧嘩をどのように受け止めているのかを理解する必要があります。
そこで、第三者である工作員が、対象者様の怒りや不満を整理する役割を担う方法を検討します。
ただし、実施するかどうかは、対象者様の意思や接触に対する反応を確認したうえで判断します。
工作員は対象者様が何に怒っているのかを具体的に確認する
対象者様が、
「元彼が悪い」
「元彼女がひどいことを言った」
と話していたとしても、その言葉だけでは怒りの原因を十分に理解できません。
同じ言葉を言われたとしても、何に傷つき、何を許せないと感じるかは人によって異なります。
例えば、
「元彼にバカにされた」
という話があったとします。
その場合、どのような言葉を言われたのかだけでなく、なぜその言葉をバカにされたと感じたのか、そのときどのような気持ちになったのかを理解する必要があります。
工作員が確認するのは、単に喧嘩の出来事だけではありません。
対象者様が、その出来事をどのように受け止めたのか。
ここが重要になります。
対象者様が安心して話せる関係が成立している場合には、感情を否定せず、本人の言葉で説明できるように会話を進めます。
ただし、話したくない内容を無理に聞き出したり、工作員の立場を偽って信頼を得たりすることは適切ではありません。
工作員が対象者様の怒りに共感し、感情を整理する方法
対象者様が依頼者様に対して強い怒りを抱いている場合、最初から依頼者様を擁護しても、話を受け入れてもらえないことがあります。
例えば、
「でも、元彼にも事情があったんじゃない?」
「あなたにも悪いところがあったんじゃない?」
と伝えても、対象者様は自分の気持ちを理解してもらえていないと感じるかもしれません。
そのため、まずは対象者様が何に怒っているのかを理解し、その感情を受け止めることが重要になります。
「そんなことを言われたら嫌な気持ちになるよね」
「そのとき、どう思ったの?」
といった会話を通じて、対象者様が自分の感情を言葉にできるようにします。
ここで重要なのは、対象者様の怒りを否定しないことです。
自分の感情を理解してもらえたと感じることで、それまで話していなかった不満も話せる場合があります。
また、第三者が本人以上に強い怒りを示したとき、対象者様が、
「いや、そこまで怒ることでもないんだけど」
「相手にも事情はあったと思う」
と、自分の怒りを見直す反応を示す場合もあります。
これは、他人の反応を見たことで、自分の感情を客観的に捉えるきっかけが生まれたと考えられます。
ただし、強い同調や怒りの表現が、かえって対象者様の怒りを増幅させる場合もあります。
そのため、工作員が感情を誇張して特定の反応を引き出すことを、決まった手順として行うものではありません。
対象者様の反応を理解し、本人が無理なく喧嘩を振り返れる状態にあるかを判断することが重要です。
対象者様自身が「自分にも悪いところがあった」と考え始めたら
突発的な喧嘩別れでは、感情的になったことで、双方が言わなくてもいいことを言ってしまう場合があります。
しかし、別れた直後は、自分が言ったことよりも、相手に言われたことの方が強く印象に残る場合があります。
そのため、
「相手が悪い」
「自分は傷つけられた」
という認識になっていることがあります。
この状態で工作員が「あなたにも悪いところがあった」と指摘しても、対象者様が反発する可能性があります。
重要なのは、対象者様自身が当時の言動を振り返ることです。
「あのとき、自分も言い過ぎたと思う」
「相手にも言い分はあったと思う」
「お互いに感情的になっていた」
こうした言葉が自発的に出てきた場合には、喧嘩の捉え方が変化している可能性があります。
それまで相手だけが悪いと思っていた出来事を、二人の間で起きた問題として振り返れるようになるからです。
ただし、対象者様がそのような言葉を発しただけで、依頼者様への怒りが解消されたと判断するわけではありません。
また、事実として一方的な加害があった場合に、双方に非があったという認識へ誘導することは適切ではありません。
実際に双方に非があったと確認できる場合に限り、喧嘩をお互いの問題として振り返ることに意味があります。
復縁を勧めるのではなく、仲直りという選択肢を考える
対象者様が喧嘩を振り返り、自分にも悪いところがあったと考え始めた場合、次に検討するのは、いきなり復縁を勧めることではありません。
まず、仲直りについてどう考えているのかを確認します。
例えば、対象者様が、
「お互いに悪いところはあったと思う」
と話している場合です。
そのような場合には、喧嘩をしたまま気まずい関係が続いていることについて、どう感じているのかを確認します。
「お互いに悪かったのなら、仲直りという選択肢もあるよね」
「自分から先に謝ることは、負けを認めることではないよね」
といった考え方について、対象者様がどう受け止めるかが重要になります。
ここで目指すのは、対象者様に復縁を決断させることではありません。
喧嘩をした相手と、もう一度落ち着いて話せる関係になりたいと思うかどうかを確認することです。
仲直りしたいという意思が確認できれば、連絡再開について検討する余地が生まれます。
対象者様が自分から連絡しづらい場合の工作方法
対象者様が仲直りについて前向きに考えていたとしても、自分から依頼者様に連絡することには抵抗がある場合があります。
例えば、
「仲直りしてもいいけど、自分から連絡するのは嫌だ」
「今さら何と送ればいいか分からない」
という場合です。
ここで重要なのは、対象者様が仲直りを望んでいないのか、それとも仲直りしたい気持ちはあるものの、連絡することに抵抗があるのかを区別することです。
自分から連絡する意思がある場合には、対象者様自身の判断を尊重します。
一方、自分から連絡することには抵抗があっても、依頼者様からの連絡なら受け入れられるという場合には、その意思を確認したうえで、依頼者様からの連絡を検討します。
また、双方が再会を望んでいる場合には、直接会って話す機会を設けることも選択肢になります。
ただし、仲直りに前向きな発言があったことだけを理由に、連絡や再会を進めるわけではありません。
連絡を受けることや再会することについて、対象者様の意思を確認する必要があります。
そして、連絡を再開できたとしても、それだけで復縁が成立するわけではありません。
仲直りした後に、再び交際関係を築きたいと双方が考えるかどうかは、別の問題です。
→ 具体的な復縁工作方法
→ 心理誘導とは
この工作方法を使わない喧嘩別れ
今回紹介した方法は、突発的な怒りによって喧嘩別れしたケースを想定しています。
そのため、すべての喧嘩別れに適用するわけではありません。
例えば、長年の不満が積み重なって別れた場合には、怒りが収まっても、不満の原因が残っている可能性があります。
浮気や裏切りによって信用を失った場合には、怒りを整理することよりも、信用を失った原因に向き合う必要があります。
暴力や恐怖を伴う別れの場合には、関係修復よりも安全確保や対象者様の意思を優先する必要があります。
また、対象者様が冷静に別れを決断している場合には、突発的な怒りを前提とした方法は適していません。
明確な接触拒否がある場合にも、その意思を尊重し、無理に接触を試みることはありません。
復縁工作では、方法を実施すること自体が目的ではありません。
対象者様の状況を理解し、その方法が適切かどうかを判断することが重要です。
喧嘩別れからの復縁工作では、怒りの先にある認識を確認する
突発的な怒りによる喧嘩別れでは、対象者様が依頼者様に対して怒りを抱いていることがあります。
その場合、依頼者様から謝罪を繰り返すのではなく、まず対象者様が何に怒っているのかを理解する必要があります。
工作員が対象者様の感情を受け止め、喧嘩を振り返る機会をつくることで、本人が自分の言動について考え始める場合があります。
その結果、双方に非があったと認識し、仲直りについて考えられるようになる可能性があります。
ただし、怒りが収まることと、復縁したいと思うことは同じではありません。
対象者様が仲直りを望んでいるのか、連絡を再開したいと思っているのか、再び交際関係を築きたいと考えているのか。
それぞれを区別して判断する必要があります。
復縁工作で重要なのは、工作員を接触させることではなく、対象者様の状況に応じて、何を確認し、どのような方法を選択するかです。
喧嘩別れの原因や対象者様の心理状態によって、必要な工作方法は異なります。
関連する考え方については、復縁工作の方法でも解説しています。
復縁を考える時に大切なのは、
焦って行動することではありません。
現在の状況や対象者との関係を整理し、本当に必要な進め方を考えることが、復縁への第一歩になると私たちは考えています。
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この記事を書いた人

執筆・監修責任者:Eri Miyamoto
東京都公安委員会届出(第30190279号)の探偵社「復縁屋ジースタイル」を運営。年間相談件数5,000件以上、累計相談件数30,000件を超える復縁工作・別れさせ工作のご相談に対応してきた株式会社ジースタイルが、実際の相談・調査・工作で得た知見をもとに本記事を作成しています。
※ 安全面および業務上の配慮から、写真は後ろ姿で掲載しています。
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