「警察を呼ばれました。」
H様からご相談いただいた際、最初に伺ったのがこの言葉でした。
別れた元恋人からLINEをブロックされ、電話も拒否され、直接会うことも拒まれている。
それでもH様は、
「直接会えば話せる。」
「ちゃんと説明すれば分かってもらえる。」
と考えて対象者様の自宅へ向かいました。
しかし、対象者様からはすでに「来ないでほしい」と伝えられていました。
結果として警察を呼ばれ、二人の関係は完全に断たれた状態になっていました。
警察介入まであったと聞けば、
「もう復縁は無理なのではないか。」
と考える方もいると思います。
しかし、担当者が最初に確認しようとしたのは、警察を呼ばれたという結果ではありません。
なぜ、3年間交際した相手から警察を呼ばれるほど拒絶される状態になったのか。
今回の復縁工作は、その原因を確認するところから始まりました。
警察介入後に復縁屋へ相談いただいた時の状況
依頼者様
- H様
- 男性
- 30代
- 地域非公開
- 会社員
対象者様
- 女性
- 30代
- 会社員
- 感情を溜め込みやすい性格
- 衝突を避ける傾向
交際状況
- 交際期間:約3年
- 同棲歴:なし
- 婚約歴:なし
- 別れてから:約2ヶ月
- LINEブロック
- 電話拒否
- 面会拒否
- 警察介入あり
H様は、最後の喧嘩をきっかけに対象者様との関係が悪化し、そのまま別れることになったと考えていました。
しかし対象者様からは、
「もう話すことはない。」
「言っても分からない。」
「来ないでほしい。」
と伝えられていました。
それでもH様は、
「直接会えば分かってもらえる。」
と考えて自宅へ向かいます。
そこで対象者様が警察へ通報し、H様は警察からも接触を控えるよう伝えられる状況になっていました。
今回の復縁工作の契約内容と成功条件
- 契約期間:4ヶ月
- 着手金:130万円(税抜)
- 成功報酬:30%(税抜)
- 成功条件:依頼者様・対象者様の双方から復縁したことを確認
- 結果:契約期間内に復縁成功
※料金や契約期間は、対象者の生活状況、接触難易度、必要な人員、地域、進行内容によって異なります。本事例と同じ料金・期間・稼働回数を保証するものではありません。
警察介入からの復縁工作で最初に確認したこと
今回の案件で担当者が最も重視したのは、
警察介入を問題の始まりとして考えなかったことです。
警察を呼ばれた。
だから警戒を解こう。
LINEをブロックされた。
だからブロックを解除してもらおう。
会ってもらえない。
だから再会させよう。
このように目の前で起きていることだけを一つずつ解消しても、復縁にはつながりません。
担当者が考えたのは、
「なぜ対象者様は、警察を呼ばなければならないほどH様との接触を拒絶したのか。」
ということでした。
警察介入は原因ではなく、それまでの関係の中で積み重なった問題が表面化した結果である可能性があります。
その原因が分からない状態で再会だけを作れば、対象者様に再び恐怖を与える可能性もあります。
そのため、すぐにH様から謝罪させることも、再会させることも選びませんでした。
→ 担当者とは
復縁屋がすぐに謝罪・再会を進めなかった理由
H様は、
「会えれば謝れる。」
「ちゃんと話せば誤解も解ける。」
と考えていました。
しかし担当者は、この考え方自体に違和感を持ちました。
対象者様はすでに、
「言っても分からない。」
と伝えています。
それにもかかわらずH様は、
「会って話せば分かってもらえる。」
と考えていました。
対象者様が「話しても分からない」と言っているのに、H様は「話せば分かる」と考えている。
この時点で、二人の認識は大きくずれています。
そのため担当者は、H様が何を謝るべきなのかを考える前に、対象者様が何を「分かってもらえなかった」と感じていたのかを確認する必要があると判断しました。
謝罪文を送ることも、手紙を書くことも採用していません。
対象者様が何に疲れていたのか分からないまま謝罪しても、再び、
「やっぱり何も分かっていない。」
と思わせる可能性があったからです。
復縁調査で対象者様の生活状況を確認しました
まず行ったのは、対象者様の現在の生活状況を確認することでした。
警察介入後の案件である以上、不自然な接触によって対象者様の警戒をさらに強めることは避けなければなりません。
調査を進める中で、対象者様が図書館を利用して勉強していることが確認できました。
そこで担当者は、女性工作員を選定します。
ただ図書館にいるから接触場所に選んだ訳ではありません。
対象者様と同じように勉強している人物であれば、その場だけの接触ではなく、
「同じ目的に向かって勉強している人」
という自然な関係を作れると考えたためです。
→ 復縁工作は接触から始まるものではありません|私たちが復縁調査を重視する理由
復縁工作で図書館を接触場所に選んだ理由
対象者様が図書館で勉強している最中、休憩のような形で自動販売機へ飲み物を買いに来るタイミングがありました。
比較的利用者の少ない図書館だったため、そのタイミングで女性工作員が接触します。
女性工作員も対象者様と同じ分野について勉強している形を取り、分からない部分について質問することから最初の会話を作りました。
いきなりプライベートへ踏み込むことはしていません。
勉強について話し、
分からないところを聞き、
お互いに同じ目的に向かっている者同士として会話を重ねる。
その関係から少しずつ距離を縮めていきました。
今回の目的は、工作員が対象者様と仲良くなることではありません。
対象者様が警戒せず、自分の考えを話せる関係を作ること。
そのため担当者からも、H様の話題を工作員側から出さないよう指示していました。
→ 復縁屋の接触方法と関係構築とは|接触して終わらず復縁へつなげる考え方
復縁工作では対象者様からH様の話が出るまで待ちました
関係構築が進むにつれて、対象者様から過去の交際についての話が出るようになります。
そこで初めて、担当者が確認したかった問題が具体的に見えてきました。
対象者様が感じていたのは、
「H様がまったく話を聞かない。」
という単純な問題ではありませんでした。
対象者様が何かを伝える。
H様も返事をする。
しかし、対象者様が伝えたいこととは違う論点から返事が返ってくる。
対象者様が、
「私が言っているのはそこじゃない。」
と説明しても、また別の話になってしまう。
そして最終的にはH様から、
「話を聞かないのはそっちじゃないか。」
と言われる。
H様には、話を聞いていないつもりはありませんでした。
むしろ本人は、きちんと話し合っているつもりだったのです。
しかし対象者様からすれば、
「何を言っても、自分が伝えたいことが伝わらない。」
という会話が繰り返されていました。
対象者様の本音から警察介入に至った原因が判明しました
対象者様からは、
「何年も我慢していた。」
という話も出ました。
担当者は、この言葉を重要視しました。
H様は最後の喧嘩が原因で別れたと考えていました。
しかし対象者様にとって、最後の喧嘩は原因そのものではありません。
交際中から、
「何を言っても伝わらない。」
「話し合っても疲れる。」
という経験が積み重なっていました。
その結果、
「もう話しても意味がない。」
というところまで諦めていたのです。
だから別れた後にも、
「もう話すことはない。」
「言っても分からない。」
「来ないでほしい。」
と伝えました。
それでもH様は自宅へ来ました。
H様からすれば、
「直接会って話し合いたかった。」
という行動です。
しかし対象者様からすれば、
交際中から何度伝えても分かってもらえず、最後に伝えた「来ないで」という言葉まで届かなかったことになります。
対象者様は、
「本当に何を考えているのか分からなくなって怖かった。」
という趣旨の話をしていました。
そこで警察へ連絡しています。
担当者は、この話を確認したことで、警察介入を単独の出来事として考えなくなりました。
交際中から続いていた、
「私の言葉がこの人には伝わらない。」
という認識の延長線上に警察介入があったのです。
復縁屋は対象者様の「会いたくない」の理由を分析しました
ここで、復縁の進め方を決める上で重要な情報が確認できました。
対象者様は女性工作員に、
「話ができるなら、ちゃんと話をして解決するのが一番いい。」
という趣旨の話をしていたのです。
対象者様は、話し合うことそのものを嫌っていた訳ではありません。
H様と話しても会話が成立しない。
何を伝えても違う話になる。
だから、
「話しても疲れるだけ。」
「話す意味がない。」
と考えていました。
担当者はここを区別しました。
「二度と話したくない。」
のと、
「話しても通じないから話したくない。」
のでは、同じ面会拒否でも意味が異なります。
後者であれば、H様自身が会話の仕方を変え、それを対象者様が確認できれば、もう一度話すことを選ぶ可能性があります。
ここで初めて、担当者は再会へつながる道筋が見え始めたと判断しました。
復縁に向けて依頼者様のコミュニケーションを改善しました
対象者様から確認できた内容は、そのままH様にも伝えました。
H様自身には悪気がありません。
そのため最初は、
「自分は話を聞いていた。」
という認識がありました。
しかし、
話を聞いていることと、
相手が伝えたいことを理解することは同じではありません。
担当者はH様に、
- 相手の話から論点をずらさない
- 反論する前に、相手が何を伝えたいのか確認する
- 自分の説明を始める前に相手の話を最後まで聞く
- 「そんなつもりではなかった」で相手の受け止め方を否定しない
といったことを伝えながら、コミュニケーションの改善を進めました。
必要だったのは、
「何を言えば許してもらえるか。」
を覚えることではありません。
相手が何を伝えようとしているのかを理解してから、自分の話をすること。
そこをH様自身に身につけてもらう必要がありました。
復縁工作によって対象者様の「話しても意味がない」という認識を変えていきました
対象者様と女性工作員との会話でも、人間関係について話す機会がありました。
女性工作員から、
「喧嘩になると、どうしてもお互いに『自分は、自分は』ってなっちゃうよね。」
という話をしました。
そして、
「自分が伝えたいことを言う前に、まず相手の話を全部聞いて、言いたいことを吐き出してもらってから落ち着いて話せば、ちゃんと会話になることもあるよ。」
という話をしています。
これはH様との復縁を勧めるための言葉ではありません。
対象者様が抱えている「話し合っても意味がない」という考えに対して、別の会話の方法もあることを伝えるためのものでした。
すると対象者様から、
「それなら一度試してみてもいいのかな。」
という反応が出るようになります。
ここで担当者は、すぐにH様から連絡させることはしませんでした。
対象者様がそう話したからといって、H様に対する警戒がすべてなくなった訳ではないからです。
もう一つ、対象者様自身がH様を見直せる材料が必要だと考えました。
再会工作でも対象者様に話し合いを強制しませんでした
対象者様と女性工作員がカフェでお茶をしている時に、H様と男性工作員が同じカフェへ入る形で偶然の再会を作りました。
H様から対象者様へ伝えてもらったのは、復縁の話ではありません。
警察からも接触を控えるよう言われている中で、本当に偶然、連れと入った店に対象者様がいたこと。
すでに注文してしまったため、飲み終えたらすぐに出ること。
そして、
「不快な思いをさせたらごめん。」
ということだけを伝えてもらいました。
以前のH様であれば、
「せっかく会えたんだから話したい。」
「少しだけでも聞いてほしい。」
と、自分が話したいことを優先していたかもしれません。
しかし今回は、対象者様の意思を優先して自分から離れようとしました。
女性工作員が、
「もしかして、この人が前に話していた人?」
と対象者様へ確認します。
そして実際のH様を見た上で、
「普通に話はできそうだね。」
という会話につなげました。
ただし、その日は二人を話し合わせていません。
対象者様は女性工作員と一緒に来ています。
そこでH様を会話に入れてしまえば、対象者様にとっては予定していなかった話し合いを強いられることになります。
担当者が作りたかったのは、
「話さなければならない状況」ではなく、「自分から話してみてもいいと思える状況」でした。
そのため、再会できたからといってその場で工作を進めることはしませんでした。
LINEブロック解除は復縁工作の目的ではなく変化の結果でした
カフェでの出来事の後、女性工作員は対象者様に、
「全然話が分からない人という感じではなかったし、この前話した方法をLINEで試してみてもいいんじゃない?」
という趣旨の話をしました。
そこで対象者様自身がLINEのブロックを解除します。
この案件で、LINEブロック解除を成功とは考えていません。
工作員がブロック解除を説得した訳でもありません。
対象者様の中で、
「何を言っても通じない人。」
だったH様が、
「今なら一度話してみてもいいかもしれない人。」
へと見え始めた。
その結果として、LINEのブロックが解除されました。
→ 対象者とは
→ なぜ復縁屋は、依頼者ではなく対象者の目線で話を聞くのか
復縁へ進む前にLINEで二人の会話が成立するか確認しました
LINEのブロックが解除された後、H様にはそれまで改善してきたコミュニケーションを実践していただきました。
ここでも復縁を急がせてはいません。
対象者様が話したことに対して、別の論点から自分の意見を返さない。
自分を正当化する前に、対象者様が何を伝えようとしているのかを確認する。
対象者様の話が終わるまで、自分の説明を始めない。
H様が以前とは違う会話を続けたことで、対象者様も、
「今までとは違って、ちゃんと話ができる。」
と感じるようになります。
担当者が確認したかったのも、この部分でした。
カフェで一度違う姿を見せただけでは、H様が本当に変わったとは判断できません。
対象者様が実際にH様と会話をして、それでも以前とは違うと感じられるか。
そこまで確認できて初めて、二人だけで会う段階へ進めると判断しました。
対象者様が受け入れてから二人だけの再会へ進みました
LINEでのやり取りを重ねた後、対象者様もH様と直接会うことを受け入れました。
ここからは工作員を交えず、二人で話す機会を作っていきます。
交際中に対象者様が何を感じていたのか。
なぜ話すことを諦めたのか。
なぜ自宅へ来られた時に怖いと感じたのか。
H様は、自分の意見を先に説明するのではなく、対象者様の話を聞きました。
対象者様も、以前のように、
「どうせ言っても分からない。」
という状態ではなく、自分の考えを伝えられるようになっていました。
この時点で初めて、担当者も、
二人の間で話し合いが成立する関係へ変わってきた
と判断しています。
→ 再会工作とは
依頼者様・対象者様の双方から復縁を確認して成功となりました
その後も二人は連絡と話し合いを重ねました。
以前のように、どちらかが自分の主張を伝えようとして会話が噛み合わなくなるのではなく、相手が何を言おうとしているのかを確認しながら話せる関係へ変わっていきました。
そして二人は、改めて交際することを決めます。
今回の契約では、再会したことやLINEのブロックが解除されたことを成功条件にはしていません。
依頼者様であるH様から復縁したことを確認し、対象者様からも二人が復縁したことを確認しました。
双方から交際再開の事実を確認できたことで、契約時に定めた成功条件を満たしたと判断し、本件は復縁成功となりました。
→ 復縁をどう定義しているかで、その復縁屋の実力が分かります
復縁屋担当者の総括|警察介入という結果ではなく原因を見誤らなかった成功事例
今回の案件で最も重要だった判断は、
警察を呼ばれたことを原因として扱わなかったことです。
警察介入という結果だけを見れば、
「警戒を解かなければならない。」
「まず謝罪しなければならない。」
「LINEブロックを解除してもらわなければならない。」
と考えてしまうかもしれません。
しかし、それでは対象者様がなぜ警察を呼んだのかが置き去りになります。
今回確認できたのは、交際中から続いていた、
「何を言っても伝わらない。」
「話しても違う話になる。」
「もう話しても意味がない。」
という対象者様の諦めでした。
その状態で「来ないで」という最後の意思まで受け入れてもらえなかったことで、
「本当に何を考えているのか分からない。」
という恐怖につながり、警察介入に至っています。
だからこそ、謝罪を急がせませんでした。
LINEも送らせませんでした。
自宅へ再び行かせることもしませんでした。
工作員から復縁を勧めることもしませんでした。
カフェで偶然再会した時でさえ、その場で二人を話し合わせませんでした。
必要だったのは、対象者様を説得することではありません。
H様自身が、
相手が何を伝えようとしているのかを理解してから、自分の話をする人へ変わること。
そして対象者様自身が、
「今なら話してみてもいいかもしれない。」
と判断できる状態になることでした。
同じように警察介入がある案件でも、今回と同じ方法を使えば復縁できる訳ではありません。
警察を呼んだ理由も、拒絶に至った経緯も、対象者様が抱えている感情も案件ごとに異なります。
今回、図書館で女性工作員を接触させたことや、カフェで偶然の再会を作ったことだけを真似しても意味はありません。
それらはすべて、調査と関係構築によって確認した情報をもとに、その時点で必要だと判断した工程に過ぎません。
今回の復縁成功につながったのは、「警察を呼ばれた相手と復縁する方法」があったからではありません。
対象者様がなぜ警察を呼ばなければならないほどH様を拒絶するようになったのかを確認し、その原因が、交際中から積み重なった「何を言っても伝わらない」という認識にあると判断できたこと。
そして、その原因をH様にも理解していただき、実際に会話の仕方を変えた上で、対象者様自身が「今なら話してみてもいい」と判断できるところまで待ったこと。
警察介入という結果ではなく、そこに至った原因を見誤らなかったことが、今回の復縁成功につながった判断でした。
→ 復縁屋は対象者を確認した後、どのように復縁へ繋げているのか
→ 無料相談はこちら
本事例は、復縁屋として復縁工作を行い、
元パートナーとの復縁に成功したケースの一つです。
本当に復縁したい方へ
同じような状況で悩んでいる方へ
復縁や別れさせの成功事例を読んでも、
「自分の場合も同じように進むのか」
「今の状況で相談していいのか」
と感じる方は少なくありません。
実際のご相談では、成功事例として紹介できるケースだけでなく、
相談の段階で状況を整理し、今動くべきかどうかを確認するケースもあります。
復縁屋ジースタイル
この記事を書いた人

執筆・監修責任者:Eri Miyamoto
東京都公安委員会届出(第30190279号)の探偵社「復縁屋ジースタイル」を運営。年間相談件数5,000件以上、累計相談件数30,000件を超える復縁工作・別れさせ工作のご相談に対応してきた株式会社ジースタイルが、実際の相談・調査・工作で得た知見をもとに本記事を作成しています。
※ 安全面および業務上の配慮から、写真は後ろ姿で掲載しています。
→ 代表者挨拶はこちら

