離婚した元夫や元妻との関係について、
「離婚してから復縁したくなりました。」
「元妻ともう一度やり直したいです。」
「元夫とは子供のことで連絡を取っていますが、夫婦として戻ることはできますか?」
といった復縁相談をいただくことがあります。
恋人同士の別れとは異なり、離婚の場合には、
- 婚姻生活
- 財産
- 子供
- 親族
- 生活環境
- 離婚条件
など、二人の恋愛感情以外の問題が関係していることがあります。
そのため、
「まだ連絡が取れるから復縁できる。」
「子供のことで会えるから関係は悪くない。」
と単純に判断することはできません。
離婚後の復縁でも重要なのは、
なぜ相手が婚姻関係を終わらせるという判断をしたのかを理解することです。
この記事では、元夫・元妻との復縁相談で確認することについて解説します。
離婚後でも復縁相談はできます
離婚が成立しているからといって、復縁相談ができないわけではありません。
離婚後も、
- 連絡を取っている。
- 子供のことで会っている。
- 友人のような関係になっている。
- まったく連絡していない。
- 新しい恋人がいる。
など、状況はさまざまです。
そのため、
「離婚している」という事実だけでは現在の関係を判断できません。
まず、婚姻中に何があったのか、どのような経緯で離婚したのかを整理します。
恋人同士の別れよりも離婚までの経緯を詳しく確認します
離婚は、別れたいと思ったその日に成立するものではないケースが多くあります。
その前に、
- 夫婦喧嘩が続いていた。
- 家庭内別居になっていた。
- 離婚について何度も話し合った。
- 別居期間があった。
- 親族を交えて話し合った。
- 弁護士へ相談していた。
という経緯がある場合があります。
つまり、依頼者様にとっては、
「離婚してから初めて失った大きさに気付いた。」
という状態でも、
対象者は長い時間を掛けて離婚を決断していた可能性があります。
そのため、離婚届を提出した日の出来事だけを見るのではなく、それ以前の夫婦関係を確認します。
「離婚原因」を一言で終わらせないでください
離婚理由について、
「性格の不一致です。」
「夫婦喧嘩が増えたからです。」
「浮気が原因です。」
「レスだったからです。」
と説明されることがあります。
しかし、それだけでは状況を理解できない場合があります。
例えば「性格の不一致」の中にも、
- 金銭感覚。
- 家事や育児の分担。
- 仕事への考え方。
- 親族との関係。
- 夫婦間のコミュニケーション。
- 異性関係。
- 性生活。
- 将来設計。
など、さまざまな問題があります。
離婚原因の名称ではなく、実際に夫婦の間で何が起きていたのかを確認することが重要です。
相手が何度も伝えていたことを振り返ってください
離婚後の復縁相談では、
「もっと早く気付けば良かった。」
という話を伺うことがあります。
例えば、
- 家事を手伝ってほしいと言われていた。
- 家族との時間を増やしてほしいと言われていた。
- 怒鳴らないでほしいと言われていた。
- お金の使い方を変えてほしいと言われていた。
- 仕事ばかり優先しないでほしいと言われていた。
しかし、その時は大きな問題だと思わなかった。
離婚されて初めて、
相手が何度も伝えていたことの意味に気付いた。
というケースです。
復縁を考えるのであれば、離婚という結果だけではなく、その前に相手が何を訴えていたのかを振り返ります。
離婚した後に反省しただけでは相手の不安は消えません
離婚後、
「自分が悪かったと分かりました。」
「もう同じことはしません。」
「今度こそ家族を大切にします。」
と伝えたくなると思います。
しかし、対象者からすれば、
- 婚姻中にも改善を求めていた。
- その時には変わらなかった。
- 離婚を決断するほど辛い思いをした。
という経緯があるかもしれません。
その場合、
「今度は変わる。」
という言葉だけでは、
「また同じことになるのではないか。」
という不安は消えません。
復縁には、反省を伝えること以上に、実際に何が変わったのかが必要になります。
子供のことで連絡できることと夫婦関係が戻ることは別です
子供がいる場合、離婚後も元配偶者と連絡を取ることがあります。
- 面会交流。
- 学校行事。
- 養育費。
- 子供の体調。
- 進学。
などについて連絡が必要になります。
この状態から、
「普通にLINEできています。」
「定期的に会えています。」
と相談されることがあります。
しかし、その連絡が、
子供の親同士として成立しているのか、男女として関係が改善しているのか
は分けて考える必要があります。
子供のために丁寧に対応していることを、復縁したい気持ちの表れだと決めつけないことが重要です。
子供を復縁の理由として使わないでください
「子供のためにも夫婦に戻った方がいい。」
と元配偶者へ伝える方もいます。
もちろん、子供の存在は家族について考えるうえで重要です。
しかし、
子供がいるから復縁するべき。
子供がかわいそうだから戻ってほしい。
という説得だけでは、婚姻中にあった問題が解決したことにはなりません。
また、対象者からすれば、
自分の意思ではなく、子供を理由に復縁を迫られている
と感じる可能性もあります。
子供を復縁のための説得材料として使うのではなく、まず元夫婦の関係に何があったのかを考える必要があります。
面会交流を復縁の場にしないでください
子供との面会の際に元配偶者とも会えるケースがあります。
その機会を使って、
- 毎回復縁を求める。
- プレゼントを渡す。
- 家族でまた暮らしたいと話す。
ということを続ければ、対象者が面会そのものに負担を感じる可能性があります。
面会交流は、子供と親の関係を維持するためのものです。
復縁を迫るために子供との面会を利用しないことが大切です。
現在残っている接点を壊さないように考える必要があります。
離婚後も体の関係がある場合があります
離婚後も、
- 時々会う。
- 泊まる。
- 体の関係がある。
というケースもあります。
そのため、
「ほとんど夫婦と変わらないので、もう一度籍を入れればいいだけだと思います。」
と考える方もいます。
しかし、対象者が再婚や復縁を拒んでいるのであれば、その理由を確認する必要があります。
体の関係を持てることと、
再び夫婦として生活を共有したいと思うことは別です。
対象者にとって、
現在の距離だから付き合える。
婚姻関係に戻ると同じ問題が起きる。
という考えがある可能性もあります。
離婚後に友人関係になっているケースもあります
離婚後、
- 以前より普通に話せるようになった。
- たまに食事へ行く。
- 悩み相談もする。
というケースがあります。
婚姻中の衝突がなくなったことで、関係が穏やかになることはあります。
しかし、それを、
「離婚して離れたことで気持ちが戻った。」
とすぐに解釈しないことが重要です。
一緒に生活しないから関係が良い。
夫婦として責任を負わないから話せる。
という場合もあります。
友人として良い関係になった理由と、夫婦として戻れるかは別に考えます。
新しい恋人がいる場合はさらに状況を確認します
元夫や元妻に新しい恋人がいるケースもあります。
その場合、
「新しい相手と別れれば自分と再婚してくれる。」
とは考えられません。
新しい恋人の存在と、
二人が離婚した原因は別だからです。
仮に現在の恋愛関係が終了しても、
婚姻中の問題が何も解決されていなければ、元配偶者が再婚を選ぶ理由にはなりません。
→ 元恋人に新しい恋人がいても復縁相談できる?
→ 復縁するために別れさせが必要だと考えている方へ
離婚原因が不倫だった場合も単純ではありません
夫や妻の不倫が原因で離婚したケースもあります。
この場合、
「不倫相手さえいなくなれば戻ってくる。」
と考える方がいます。
しかし、不倫が夫婦関係悪化の原因だったのか。
すでに悪化していた夫婦関係の中で不倫が起きたのか。
によって考え方は変わります。
不倫関係を終わらせることと、夫婦関係を再構築することは同じではありません。
復縁を考えるのであれば、
不倫以前の夫婦関係にも問題がなかったかを確認します。
財産や養育費のやり取りを恋愛感情と混同しないでください
離婚後も、
- 養育費。
- 財産分与。
- 住宅。
- 共有財産。
- 各種契約。
などのやり取りが続くことがあります。
相手が丁寧に対応してくれると、
「まだ自分を大切に思っている。」
と感じるかもしれません。
しかし、それは離婚後に必要な手続きを誠実に行っているだけという可能性もあります。
事務的な関係と感情的な関係を分けて考えることが重要です。
親族との関係も影響することがあります
結婚は二人だけの関係ではなく、双方の家族との関係が生まれているケースがあります。
離婚原因に、
- 義父母との関係。
- 家族からの干渉。
- 親族間のトラブル。
が含まれている場合、二人だけが復縁したいと思っても問題が残ります。
また、離婚時に親族同士が強く対立しているケースもあります。
そのため、必要に応じて、
元夫婦だけではなく、その周囲で何が起きていたのか
も確認します。
「再婚すれば以前に戻れる」と考えないでください
離婚後の復縁で目指すのは、
以前の夫婦関係をそのまま取り戻すことではありません。
以前の関係に問題があったから、離婚という結果になっています。
同じ二人が、
- 同じ考え方。
- 同じ生活。
- 同じ役割分担。
- 同じコミュニケーション。
へ戻れば、同じ問題を繰り返す可能性があります。
必要なのは、
以前の夫婦に戻ることではなく、新しい関係を作ることです。
復縁を求める前に「何が変わったのか」を考えてください
離婚してから半年。
一年。
二年。
時間が経っているからといって、それだけで復縁できる状態になるわけではありません。
依頼者様自身が、
- 婚姻中の問題をどう理解したのか。
- 何を変えたのか。
- 生活はどう変わったのか。
- 相手に対する考え方はどう変わったのか。
を考える必要があります。
そして、その変化が、
依頼者様の自己評価だけではなく、相手から見ても意味のある変化なのか
が重要です。
→ 復縁のために必要な自己改善とは
→ 復縁のための自分磨きとは
離婚後すぐに復縁を迫ることにも注意してください
離婚が成立した直後、
「やっぱりやり直したい。」
と伝える方もいます。
しかし、相手が長期間悩んだ末に離婚を選んだのであれば、離婚直後に復縁を迫ることで、
「何も理解していない。」
と思われる可能性があります。
特に、
離婚を拒み続けていた。
何度も引き止めた。
離婚届を出す直前まで説得していた。
という場合には、相手はまず距離を求めている可能性があります。
離婚が成立したから再スタートではなく、それまでの経緯を踏まえる必要があります。
何年も経っている場合は現在の相手を改めて見る必要があります
離婚から数年経っている場合、
元配偶者の生活は大きく変わっている可能性があります。
- 新しい恋人。
- 再婚。
- 仕事。
- 住居。
- 価値観。
- 人間関係。
などが変化しているかもしれません。
依頼者様自身も、離婚当時とは変わっているはずです。
そのため、
昔の夫や妻を取り戻すという考え方ではなく、現在の相手ともう一度関係を作れるのか
を考える必要があります。
→ 別れてから時間が経っていても復縁屋に相談できる?
→ 復縁調査とは
離婚後だから復縁工作が必要になるわけではありません
離婚している。
だから自分では復縁できない。
だから復縁工作。
というものではありません。
- 子供を通じて自然な関係が残っている。
- 定期的に連絡を取れる。
- 友人関係になっている。
という場合には、依頼者様自身で関係を改善できる可能性があります。
反対に、
- 完全に音信不通。
- 強い拒絶がある。
- 現在の生活が分からない。
という場合には、別の確認が必要になります。
まず、
現在の関係で第三者が介入する意味があるのか
を考えます。
復縁工作でも相手に再婚を説得するわけではありません
復縁工作について、
「工作員から、もう一度夫婦に戻った方がいいと説得してもらえますか?」
と考える方もいます。
しかし、
「元夫と再婚した方がいい。」
「元妻とやり直した方がいい。」
と第三者が直接説得したからといって、離婚に至った問題が解決するわけではありません。
必要なのは、
- 対象者が離婚をどのように考えているのか。
- 元配偶者を現在どう見ているのか。
- 何が変われば見方が変わる可能性があるのか。
を理解することです。
子供がいる場合ほど「夫婦」と「親」を分けて考えます
離婚後も親としての関係は続く場合があります。
そのため、
父親として評価されている。
母親として信頼されている。
ということと、
夫として戻りたい。
妻として戻りたい。
と思われていることは別です。
復縁したいのであれば、
良い親であることだけではなく、もう一度パートナーとして関係を築けるのか
を考える必要があります。
子供のために関係を維持してくれている相手の行動を、恋愛感情として過大評価しないことも大切です。
離婚後の復縁では「戻る」より「作り直す」と考えてください
元夫・元妻との復縁相談でも、
最初に確認するのは、
- なぜ離婚したのか。
- 相手は何を訴えていたのか。
- 離婚までにどのような経緯があったのか。
- 離婚後どのような関係なのか。
- 現在何が変わっているのか。
ということです。
離婚前の関係に戻るだけでは、同じ問題が再び起こる可能性があります。
だからこそ、
「元の夫婦に戻りたい」ではなく、「現在の二人で新しい関係を作れるのか」という視点が必要です。
離婚後も復縁相談はできます。
ただし、婚姻歴があるから可能性が高いとも、離婚したから手遅れとも判断しません。
現在の二人の関係から、何が必要なのかを整理していきます。
→ 元恋人とは会えるけど復縁を断られる場合も相談できる?
→ 元恋人と音信不通でも復縁屋に相談できる?
→ 元恋人に新しい恋人がいても復縁相談できる?
→ 別れてから時間が経っていても復縁屋に相談できる?
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→ 復縁相談とは
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→ 相談から契約までの流れ
復縁屋ジースタイル
この記事を書いた人

執筆・監修責任者:Eri Miyamoto
東京都公安委員会届出(第30190279号)の探偵社「復縁屋ジースタイル」を運営。年間相談件数5,000件以上、累計相談件数30,000件を超える復縁工作・別れさせ工作のご相談に対応してきた株式会社ジースタイルが、実際の相談・調査・工作で得た知見をもとに本記事を作成しています。
※ 安全面および業務上の配慮から、写真は後ろ姿で掲載しています。
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