復縁工作について調べていると、
- 完全オーダーメイド
- 一人ひとりに合わせた復縁プラン
- 対象者に応じた心理誘導
- 状況に合わせた工作方法
といった説明を見かけることがあります。
しかし、「オーダーメイド」とホームページに書いてあるだけでは、本当に依頼者様や対象者様に合わせた復縁工作が行われるのかは分かりません。
対象者様の生活状況を調査していない。
対象者様の性格も確認していない。
工作員が接触した時に、対象者様がどのような反応を示すかも分からない。
それにもかかわらず、相談段階から、
「調査は何回必要です」
「この方法で工作員を接触させます」
「この回数で心理誘導を行います」
「このプランなら復縁できます」
と、方法や回数まで決まっているのであれば、本当に対象者様に合わせたプランといえるのでしょうか。
それはオーダーメイドではなく、あらかじめ用意された商品に依頼内容を当てはめているだけかもしれません。
復縁工作におけるオーダーメイドプランとは、最初から完成した計画を提示することではありません。
調査や接触によって得られた情報をもとに、対象者様の生活、性格、価値観、反応に合わせて計画を更新していくことです。
→ 復縁工作とは
復縁工作のオーダーメイドプランとは?
復縁工作のオーダーメイドプランとは、依頼者様と対象者様の状況に合わせて、調査方法、接触方法、工作員の選定、関係構築の進め方などを設計するプランです。
ただし、相談内容を聞いた段階で立派な計画書を作れば、オーダーメイドになるわけではありません。
相談時に復縁屋が把握しているのは、基本的に依頼者様から伺った情報です。
依頼者様が嘘をついているという意味ではありません。
人は誰でも、自分の立場や経験を通して相手を見ています。
依頼者様から見た対象者様と、友人に見せる姿、職場で見せる姿、初対面の相手に見せる姿が、すべて同じとは限りません。
また、交際中に知っていた生活と、別れた後の生活が変わっていることもあります。
そのため、本当のオーダーメイドプランは、最初に作った計画をそのまま実行することではありません。
新しい情報が得られるたびに、その情報を反映して計画を修正できる仕組みが必要です。
依頼者様より対象者様を知らない復縁屋が、最初から断定できるのでしょうか?
相談段階では、復縁屋よりも依頼者様の方が対象者様について詳しく知っているのが一般的です。
依頼者様は実際に対象者様と交際し、会話を重ね、さまざまな時間を共有しています。
一方、相談を受けたばかりの復縁屋は、対象者様に会ったこともなければ、現在の行動を確認したこともありません。
その段階で復縁屋ができることは、依頼者様から伺った情報を整理し、
- 現時点で考えられる可能性
- 不足している情報
- 調査しなければ分からないこと
- 復縁を妨げている可能性がある問題
を仮説として提示することです。
まだ確認していないことまで、分かっているかのように断定することではありません。
対象者様を知らない段階で、
「この接触方法が最適です」
「工作員はこの人物で大丈夫です」
「10回あれば心理誘導できます」
と説明された場合は、なぜそう判断できるのかを確認する必要があります。
「経験があるから分かります」
「プロなので任せてください」
という言葉だけでは、対象者様に合わせて考えた根拠にはなりません。
→ 依頼者から聞く対象者の情報は、テレビで見るタレントの情報と変わりません
復縁工作には共通する流れがあっても、具体的な方法は案件ごとに異なります
復縁工作には、ある程度共通する大枠があります。
- 依頼者様から状況を伺う
- 別れに至った経緯を整理する
- 対象者様の現在の状況を調査する
- 自然な接触方法を検討する
- 工作員が対象者様と関係を構築する
- 対象者様の本音や別れの原因を確認する
- 依頼者様の改善と並行して関係修復を進める
- 連絡や再会のきっかけをつくる
しかし、大枠が共通していることと、すべての案件で同じ方法を使えることは別の話です。
例えば、同じ「音信不通から復縁したい」という相談でも、状況は異なります。
- 対象者様の住所が分かる
- 最寄り駅しか分からない
- 勤務先が分からない
- 新しい恋人がいる
- LINEはブロックされているが、強く拒絶されているわけではない
- ストーカー行為を疑われ、明確に接触を拒否されている
- 共通の知人がいる
- 対象者様との接点がまったく残っていない
同じ相談分類に入る案件でも、必要な調査や復縁工作の進め方は変わります。
状況が違うのに同じ回数、同じ工作員、同じ接触方法を提案するのであれば、対象者様に合わせているのではなく、用意されたプランに対象者様を当てはめていることになります。
オーダーメイドプランを設計するために確認すること
対象者様に合わせた復縁工作を設計するには、依頼者様の希望だけではなく、現在の関係や対象者様の状況を確認しなければなりません。
別れに至った本当の原因
別れの際に言われた言葉が、そのまま本当の原因とは限りません。
「気持ちが冷めた」
「価値観が合わない」
「一人になりたい」
という言葉だけでは、なぜ気持ちが冷めたのか、どのような価値観が合わなかったのかまでは分かりません。
対象者様が説明することに疲れ、当たり障りのない理由だけを伝えて別れた可能性もあります。
依頼者様が考えている原因と、対象者様が感じている原因が異なれば、必要な改善や復縁方法も変わります。
別れた後の関係
- 別れた後も連絡が取れるのか。
- LINEをブロックされているのか。
- 会うことはできるのか。
- 共通の知人がいるのか。
- 荷物や金銭などのつながりが残っているのか。
- 対象者様が依頼者様を嫌っているのか、それとも相手にすると面倒だと感じて距離を置いているだけなのか。
現在の関係性によって、連絡や再会を提案できる時期は変わります。
対象者様の現在の生活
自然に工作員を接触させるには、対象者様の現在の生活を確認する必要があります。
交際中は電車通勤だった方が、現在は車で移動しているかもしれません。
以前は頻繁に外食していた方が、現在は自炊をして自宅と職場を往復しているだけかもしれません。
以前から続けていると思っていた趣味を、すでにやめている可能性もあります。
過去の情報だけで接触方法を決めれば、対象者様が現れない場所で何度も待つことになりかねません。
対象者様の性格と人との距離の取り方
対象者様が、初対面の人と気軽に話せるタイプとは限りません。
警戒心が強い方もいれば、人当たりは良くても本音を話さない方もいます。
恋愛について自分から相談する方もいれば、親しくなっても恋愛の話を避ける方もいます。
対象者様の性格によって、
- 接触させる工作員
- 最初に話す内容
- 連絡先を交換するまでの距離感
- 会う頻度
- 関係構築に掛ける時間
は変わります。
依頼者様に必要な改善
復縁工作は、対象者様だけに働きかければ成立するものではありません。
対象者様の気持ちが変わり、依頼者様と再会しても、別れの原因が何も変わっていなければ、復縁を考える理由がありません。
依頼者様が対象者様の言葉を決めつけて受け取っていなかったか。
自分の気持ちを優先し、対象者様の負担を見落としていなかったか。
復縁したいという言葉だけで、対象者様に再び関係を築く価値を感じてもらえる状態になっているか。
対象者様への工作と依頼者様の改善は、別々のものではありません。
復縁に向けて連動させる必要があります。
→ 依頼者様の役割と自己改善について
→ 自己改善について詳しく知りたい
復縁調査は、オーダーメイドプランを具体化するために行います
復縁調査は、対象者様を尾行すること自体が目的ではありません。
対象者様の現在の生活を確認し、自然な接触方法や、その後の関係構築を考えるために行います。
例えば、相談時には飲食店での接触を想定していても、調査したところ対象者様がほとんど外食しないことがあります。
電車内や駅周辺での接触を検討していたものの、実際には車で通勤していることもあります。
一人の時に接触する予定だった対象者様が、休日は常に友人と行動しているケースもあります。
このような時に、最初の計画に固執しても意味がありません。
- 対象者様の友人から接触する
- 趣味や関心に合わせて接点をつくる
- 男性工作員から女性工作員へ変更する
- 単独ではなく複数の工作員を配置する
- 接触を急がず、別の行動パターンを調べる
など、調査結果に応じて方法を考え直す必要があります。
想定した方法を実行することが目的ではありません。
対象者様と自然な関係を築き、復縁に必要な情報を得ることが目的です。
→ 復縁調査とは
工作員が接触した後もプランは変化します
調査で対象者様の行動を確認できても、工作員が接触した時にどのような反応を示すかまでは確定できません。
初対面の工作員とすぐに意気投合することもあれば、何度か顔を合わせなければ警戒が解けないこともあります。
連絡先を交換できたからといって、すぐに恋愛の話を聞けるわけでもありません。
人当たりが良くても、表面的な会話しか受け入れない方もいます。
対象者様の反応を確認しながら、
- 会う頻度
- 連絡の取り方
- 工作員との距離感
- 話題の選び方
- 恋愛の話を切り出す時期
を調整する必要があります。
接触後も計画を変更できなければ、対象者様の反応に合わせた復縁工作にはなりません。
対象者様の本音を聞いて初めて分かることがあります
依頼者様が対象者様から聞いた別れの理由と、対象者様が第三者に話す本音が異なることがあります。
これは珍しいことではありません。
交際相手には言いづらかったことでも、利害関係のない第三者になら話せることがあります。
また、別れた直後には感情的だった対象者様が、時間が経ってから当時の不満を整理できることもあります。
工作員との関係を築くことで、
- 何が本当に嫌だったのか
- 依頼者様を現在どのように見ているのか
- 復縁を拒む理由は何か
- 新しい恋人との関係はどうなっているのか
- どのような変化があれば見方が変わるのか
が少しずつ分かってきます。
この段階で、相談時に考えていた復縁方法が間違っていたと判明する場合もあります。
大切なのは、最初の説明を正しいことにするために対象者様の本音を無視することではありません。
確認できた本音を受け入れ、依頼者様の改善や今後の進め方に反映することです。
心理誘導は、決められた言葉を伝えることではありません
復縁工作における心理誘導とは、人の気持ちを自由に操作することではありません。
対象者様に決められた言葉を伝えれば、予定どおり復縁したくなるものでもありません。
人には、それぞれの考え方や感情があります。
工作員ができるのは、対象者様の話を聞き、別の見方や考え方に気付く材料を提供することです。
例えば、対象者様が依頼者様を一方的に悪く捉えている時に、無理に擁護すれば工作員まで警戒されます。
最初は対象者様の気持ちを理解し、なぜそのように感じたのかを聞かなければなりません。
その関係ができてから初めて、
「その見方だけで決めてしまっていいのか」
「相手にも説明できなかった事情があったのではないか」
「以前と現在では何か変わっているのではないか」
と、別の見方を考えるきっかけをつくれます。
どの言葉をどのタイミングで受け入れられるかは、対象者様によって異なります。
そのため、心理誘導にも固定された回数や台本を当てはめることはできません。
調査前から回数が決まっているプランは、本当にオーダーメイドなのでしょうか?
対象者様を調査する前に、
「調査は3回です」
「接触は2回です」
「心理誘導は5回です」
と決められている場合は、その回数を決めた根拠を確認する必要があります。
対象者様を発見するまでに何回必要かは、調査してみなければ分かりません。
自然な接触場所が見つかるまでの期間も、工作員との関係構築に必要な回数も、対象者様の本音を聞けるまでの時間も事前には確定できません。
それでも最初から回数が決まっているのであれば、対象者様に必要な回数を提示しているのではなく、販売する商品の回数を提示している可能性があります。
回数が先に決まると、判断基準も変わります。
「復縁に必要な行動は何か」ではなく、
「残りの回数で何をするか」
「契約した回数をどう消化するか」
という進め方になりやすいためです。
対象者様との関係構築の途中で回数がなくなれば、続きを行うには追加契約が必要になります。
調査で対象者様が現れなくても一回。
接触できなくても一回。
関係が築けていなくても、契約回数を消化すればプランは終了します。
それでは、対象者様の反応に合わせたオーダーメイドではなく、契約した回数に進行を合わせることになります。
契約形態の名称だけでオーダーメイドかどうかは判断できません
回数契約だから、すべてオーダーメイドではないと一律に断定するものではありません。
反対に、期間契約と書いてあれば、必ず対象者様に合わせてもらえるわけでもありません。
確認しなければならないのは、契約形態の名称ではなく、実際の仕組みです。
- 提案された回数には、どのような根拠があるのか
- 調査結果が想定と違った場合に方法を変更できるのか
- 対象者様の反応によって工作員や進め方を変えられるのか
- 関係構築の途中で契約回数が終わった場合はどうなるのか
- 追加契約が必要になる条件は説明されているのか
こうした点を具体的に説明できなければ、「完全オーダーメイド」という言葉だけでは判断できません。
ジースタイルが期間契約を採用する理由
ジースタイルでは、復縁工作を決められた回数だけ実施する回数契約ではなく、期間契約でお受けしています。
対象者様について十分な情報がない契約前の段階では、必要な調査回数や工作回数を正確に決められないためです。
契約期間が同じ案件であっても、実際に行う内容は異なります。
調査に時間を掛けて接触場所を探す案件もあります。
早い段階で接触できても、関係構築に時間が掛かる案件もあります。
一人の工作員で進める案件もあれば、複数の工作員を使った方が自然な案件もあります。
対象者様への働きかけより、依頼者様の改善を優先し、一時的に進行を抑えた方がよい場合もあります。
期間契約とは、期間中に同じ作業を繰り返す契約ではありません。
調査や接触によって得られた情報をもとに、その時点で必要な人員と方法を判断するための契約です。
残り回数を基準に進めるのではなく、対象者様との関係や心理変化を基準に進め方を考えます。
オーダーメイドプランでも成功を保証できるわけではありません
対象者様に合わせてプランを設計すれば、必ず復縁できるというものではありません。
どれだけ情報を集め、方法を考えても、対象者様には対象者様の意思があります。
人の気持ちを完全に予測することも、自由に操作することもできません。
新しい恋人との結婚が決まることもあれば、転職や転居によって生活環境が変わることもあります。
依頼者様が必要な改善に取り組めず、再会を提案できる状態にならない可能性もあります。
オーダーメイドプランとは、成功を保証する言葉ではありません。
現実に合わない方法を続けず、状況の変化に合わせて、より適切な方法を考えるための仕組みです。
復縁工作のオーダーメイドとは、計画を変更できることです
復縁工作では、最初に立てた計画どおりに進むことが優れているわけではありません。
調査によって、依頼者様から聞いていた状況と異なる事実が判明することがあります。
工作員が接触した結果、想定していた性格や反応と違うこともあります。
対象者様の本音を聞き、依頼者様が考えていた別れの原因が間違っていたと分かることもあります。
その時に必要なのは、最初の計画が正しかったように見せることではありません。
判明した現実を受け入れ、接触方法、工作員、関係構築、依頼者様の改善、再会の時期を見直すことです。
復縁屋の都合に対象者様を合わせるのではありません。
対象者様の生活、性格、価値観、反応に復縁工作を合わせることが、オーダーメイドプランです。
まとめ|用意された商品ではなく、対象者様に合わせて方法を考えます
復縁工作のオーダーメイドプランとは、相談内容を聞いて、その場で完成した計画を提示することではありません。
相談時に立てられるのは、現在分かっている情報をもとにした仮説です。
復縁調査で現在の生活を確認する。
対象者様に合った工作員と接触方法を考える。
接触後の反応を確認する。
関係を築きながら本音を聞く。
判明した別れの原因を、依頼者様の改善や復縁方法に反映する。
この過程で得られた情報に合わせて、当初の計画を更新していく必要があります。
「完全オーダーメイド」という言葉だけで復縁屋を選ばず、
- 何を根拠に方法を決めているのか
- 調査結果によって方法を変更できるのか
- 対象者様の反応を進行に反映できるのか
- 説明と契約内容が一致しているのか
を確認してください。
ジースタイルでは、対象者様を確認していない段階で、分からないことまで分かっているように断定することはありません。
相談時点で判断できることと、調査や接触を行わなければ分からないことを分けてご説明します。
用意された方法に依頼内容を当てはめるのではなく、依頼者様と対象者様の状況を確認しながら、復縁に必要な方法を設計します。
復縁屋ジースタイル
この記事を書いた人

執筆・監修責任者:Eri Miyamoto
東京都公安委員会届出(第30190279号)の探偵社「復縁屋ジースタイル」を運営。年間相談件数5,000件以上、累計相談件数30,000件を超える復縁工作・別れさせ工作のご相談に対応してきた株式会社ジースタイルが、実際の相談・調査・工作で得た知見をもとに本記事を作成しています。
※ 安全面および業務上の配慮から、写真は後ろ姿で掲載しています。
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