15回目の稼働|連絡先交換と女性対象者の本音に近い発言が出ました
次の稼働では、
再度、男性工作員が女性対象者と接触することに成功しました。
喫煙所で自然に会話を始めると、
女性対象者の方から、
「この前、彼女さん見ましたよ」
という話が出ました。
前回までの稼働で、
女性工作員の存在が女性対象者の中に残っていたことが分かります。
男性工作員はそこで、
女性工作員への不満を軽く話し、
女性対象者もそれに乗る形で会話が進みました。
二人で笑いながら、
女性工作員の悪口を言えるような空気になったことで、
女性対象者は、
「自分は分かってあげられる側」
という立場を取りやすくなっていました。
その流れの中で、
男性工作員は、
「別れたいから、誰かいい女性を紹介してほしい」
という話を出しました。
すると女性対象者も、
「あれじゃあ可哀想だよね」
という反応を見せ、
男性工作員の恋愛事情にさらに踏み込む形になります。
ここで、
連絡先交換へ進むことに成功しました。
ただ、
この接触で重要だったのは、
連絡先交換そのものではありません。
会話の中で、
女性対象者から、
彼氏の存在についても話が出たことです。
男性工作員が、
「そんなに言えるなら、よっぽどいい彼氏なんだろうね」
と持ち上げると、
女性対象者は煙草をもう一本吸いながら、
少し得意げに話し始めました。
「元々は本命がいたんですよ」
「そこから私が奪った感じです」
という内容でした。
この発言によって、
依頼者様との関係と、
女性対象者との関係が被っていた可能性は、
かなり高くなりました。
同時に、
女性対象者が、
対象者男性との関係を、
「選ばれた」
というより、
「奪った」
という感覚で受け取っていることも見えてきました。
これは今後の工作において、
非常に重要な情報でした。
女性対象者にとって、
対象者男性は、
安心して向き合う恋人というより、
自分が勝ち取った相手
という意味を持っている可能性があったためです。
奪ったことで満足している心理も見え始めました
この時の会話では、
女性対象者の中にある心理も少しずつ見えてきました。
女性対象者は、
対象者男性について、
「良い人ではある」
という話をしていました。
ただ、
その言い方には、
強い恋愛感情というより、
「他の女性と付き合っていたから欲しくなった」
という感覚も見えていました。
つまり、
対象者男性そのものに強く惹かれているというより、
依頼者様という本命がいた状態から、
自分が奪ったことに意味を感じていた可能性があります。
会話の中でも、
「最初は彼女いるって聞いてたんですけど」
「でも、こっちに来たんですよね」
というように、
自分が選ばれたことを確認するような言い方がありました。
この発言から見えてきたのは、
対象者男性との関係を、
安定した恋人関係として見ているというより、
「勝った」
「奪えた」
「自分の方が上だった」
という受け取り方です。
その一方で、
実際に交際が始まった後については、
少し温度が下がっているようにも感じられました。
男性工作員が、
「それなら今、結構大事にされてるんじゃないですか」
と話を振ると、
女性対象者は少し笑いながら、
「まあ、良い人ではありますけどね」
と返しました。
この反応から、
対象者男性への気持ちが完全に冷めているとは言えません。
ただ、
奪うまでの高揚感と、
交際後の現実との間に、
温度差が出始めている可能性はありました。
別れさせ工作では、
こうした小さな言い方の違いを見落とすことはできません。
不満をはっきり口にしていなくても、
- 話し方。
- 表情。
- 言葉の選び方。
- 笑い方。
- 相手をどう表現するか。
そこに、
今の関係をどう受け取っているかが出ることがあります。
今回の会話からは、
女性対象者が対象者男性を、
「大切にしたい相手」
として見ているだけではなく、
「奪った相手」
として見ている可能性が見えてきました。
そしてその感覚が薄れ始めた時、
関係を続ける理由も弱くなる可能性がありました。



