稼働十八回目|対象者側にも、「自分にも原因があったかもしれない」という変化が見え始めました
ここまでの接触によって、
旦那様側には、
「依頼者様への不満を話せる状態」
だけではなく、
「自分の気持ちを整理しながら話せる状態」
も少しずつ出来始めていました。
そのため今回の接触では、
これまでとは少し視点を変え、
工作員側の悩みを聞いてもらう流れを作ることになりました。
そしてこの日は、
工作員の交際相手という形で、女性工作員も同席する流れを取りました。
もちろん、
ここでも依頼者様の話を直接持ち出すことはしていません。
重要だったのは、
「女性側が、なぜ態度を変えるのか」
「なぜ感情的になることがあるのか」
を、対象者自身が別視点から考えられる状態を作ることでした。
そのため会話の中では、
- 不安の感じ方
- 気持ちの伝わり方
- 言葉の受け取り方
- 男性側と女性側の認識の違い
などについて、自然な会話として進めていきました。
また、
工作員側も、
「最初はこんな感じじゃなかった」
「なんで変わったのか分からない」
という悩みを話すことで、旦那様自身が自分の結婚生活と重ねて考えやすい状態を作っていきました。
すると旦那様側にも、
「なんで女性って変わるんですかね」
だけではなく、
「じゃあ、なんでそうなったんだろう」
という視点が少しずつ見え始めていきました。
そしてこの日の会話の中で、
旦那様から、
「自分も悪いけど、あいつはもっと悪い」
という言葉が出ました。
一見すると、
まだ依頼者様への不満が強く残っているようにも見える言葉でした。
ただ、この言葉が出たこと自体が、大きな変化でもありました。
なぜなら、
接触当初の旦那様は、
- 依頼者様への不満
- 結婚生活で感じていた苦しさ
- 自分が疲弊していたこと
を中心に話しており、
「自分にも原因があったかもしれない」
という視点はほとんど見えていなかったからです。
しかしこの頃から、
旦那様自身の中にも、
「全部が相手だけの問題だった訳ではないかもしれない」
という感覚が、少しずつ生まれ始めていました。
復縁工作では、
対象者へ無理に考えを変えさせるのではなく、
“対象者自身が、別の見方もできる状態”
を作っていくことが重要になります。
そして今回のように、
「自分にも非があったかもしれない」
という感覚が対象者側に芽生え始めると、依頼者様への見え方にも少しずつ変化が出始めることがあります。
この頃から、
旦那様側にも、
「依頼者様=嫌な存在」
だけではない見え方が、さらに増え始めていました。


